重要伝統的建造物群保存地区。

通称、重伝建。

文化財保護法に基づくもので、市町村が指定した伝統的建造物群保存地区の内、特に価値が高いものとして、国が選定したものを言います。

令和2年12月時点で、43道府県101市町村の123地区が選定されています。

東日本編に続き、西日本編です。

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<京都府>
1.京都市東山区下河原町 他 (訪問:2016/4/8 他)


7地区が選定されている重伝建の宝庫、京都。

 


観光客で溢れかえる産寧坂や八坂の塔の周辺が重伝建地区として選定されています。

2.京都市東山区祇園新橋 (訪問:2016/4)


祇園社(八坂神社)の門前町として栄え、京都随一の歓楽街となった祇園。

 

その一角の白川沿いが選定されています。

3.京都市北区上賀茂 (訪問:2016/4 他)


上賀茂神社の門前に遺る神職の住居、社家の連なる町並み。

 

明神川のせせらぎが情緒を演出します。

4.与謝郡伊根町伊根浦 (訪問:2013/3)


関東人にとって、京都=海というイメージが薄いものですが、京都府は内陸から日本海側を縦断していて、ここ伊根はそんな北近畿の名所。

 

海にせり出した1階部分に舟が留められている"舟屋"と呼ばれる建築様式が印象的。

<大阪府>
5.大阪府富田林市富田林 (訪問:2019/7)


僧侶によって寺院中心に形成された寺内町。

寺院と重厚な町家建築が調和した町並みを堪能出来ます。

<兵庫県>
6.豊岡市出石 (訪問:2014/11 他)


関西地方を代表する観光地、城下町出石。

 

天空の城、竹田城からも近い城下町。

 

表通りから少し外れた界隈の方が、静かな風情があってお勧め。

<奈良県>
7.橿原市今井町 (訪問:2019/7 他)


橿原神宮の近くの生活感が溢れる町並み。

 

タイムワープしたかのような感覚に陥ります。

 

8.宇陀市松山 (訪問:2019/7)

 

人里離れた地に突如現れる商家町。

 

和紙や吉野葛で隆盛を誇った商家の通りが続きます。


<滋賀県>

9.近江八幡市八幡 (訪問:2018/4)

 

城下に広がる近江商人の町、近江八幡。

 

八幡堀沿いを歩けば、しっとりとした風情に浸れます。

 

10.河原町芹町地区 (訪問:2018/4)

 

彦根城の南にある商人町。

 

かつての賑わいも今は昔、静かな空間に町家が佇んでいます。

 

11.五個荘金堂 (訪問:2018/4)



鯉の泳ぐ水路が風情ある近江商人の町。

豪商の屋敷が往時の繁栄振りを窺わせます。

<岡山県>
12.岡山市倉敷川畔 (訪問:2014/5)


全国有数の観光スポットである倉敷。

 

倉敷川沿いばかりが注目されますが、奥に続く白壁の町並みもお勧め。



13.高梁市吹屋 (訪問:2014/5)


山間に突如現れるベンガラ色の町並み。

 

鉱山やベンガラの産地として栄えた吹屋。それも今は昔、隠れ里の雰囲気漂う中、異空間に迷い込んだかのような風景が広がっています。

重伝建や古い町並みの中では、この吹屋が一番のお気に入り。

<広島県>
14.竹原市竹原地区 (訪問:2012/11)


情緒溢れる安芸の小京都。

ドラマでも描かれたニッカウヰスキーの創業者、竹鶴政孝の生家で、ロケにも使われた「竹鶴酒造」があるのもここ竹原。

<高知県>

15.安芸市土居廓中 (訪問:2017/11)

 

安芸城を中心に築かれた武家町。

 

今も連綿と受け継がれる美しい生垣。

 

16.室戸市吉良川町 (訪問:2017/11)


"土佐備長炭"の積出港として栄えた商家町。

 

壁面の水切り瓦が独特な風景を魅せます。


<佐賀県>
17.西松浦郡有田町有田内山 (訪問:2016/5 他)


有田焼や伊万里焼で有名な佐賀県。

有田町には土蔵造りから洋館風のものまで、様々な建造物が遺されています。また、裏手に入れば、焼き窯やレンガ造りの煙突もあり、焼物の郷の雰囲気を味わえます。

2011年夏、祖母が遺してくれた伊万里焼の壺の蔵元を訪ねて旅をし、5年後の2016年に再訪をした想い出の地。

 

<長崎県>

18.長崎市東山手 (訪問:2017/6)

19.長崎市南山手 (訪問:2017/6)

 

洋館や教会が点在し、異国情緒漂う長崎。

 

かつての外国人居留地であった、東・南山手の2地区が選定されています。

 

 

20.雲仙市国見町(神代小路) (訪問:2017/6)

 

雲仙市の北部の小さな集落。

 

かつての武家町も今では静かな生活の場。

 

石垣の風景が往時を偲ばせます。

<大分県>
21.杵築市北台南台 (訪問:2020/1 他)

 

平成29年11月に重伝建に選定された杵築。

 

北南の高台に武家町が築かれ、その狭間に商家町が形成された、"サンドイッチ型城下町"とも称される唯一無二の風景が広がっています。

<宮崎県>
22.日南市飫肥 (訪問:2018/7 他)


南国ならではの楠の巨木や重厚な石垣が印象的な武家町、飫肥。

 

東日本の城下町とは少し違った雄大さ。

 

<鹿児島県>

23.南九州市知覧 (訪問:2020/3 他)

 

"薩摩の小京都"とも呼ばれる武家屋敷通。

 

その見事な生垣と石垣の通りは、"日本の道100選"にも選定されています。

 

美しい庭園も公開されていています。

24.出水市出水麓 (訪問:2020/3)

 

熊本との県境を守った武家屋敷群。

 

広大な町割が往時のまま残されています。

 

25.薩摩川内市入来麓 (訪問:2020/3)



川に囲まれた城下町は美しい玉石垣の町並み。

26.南さつま市加世田麓 (訪問:2020/3)



石垣と武家門、そして、通りを流れる用水路が風流。

以上、西日本編でした。

全国にある重伝建、やっと半分近くを巡っただけですが、コツコツと。

もちろん、重伝建に選定されていなくとも、素晴らしい町並みは幾らでもあるので、あとうん10年、足腰が丈夫なうちは、いつまでも"日本"を感じる風情ある町並みを巡っていきたい。

 

 

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