昨年11月、二泊三日の四国漫遊。
最終目的地へ向かいます。
土佐くろしお鉄道の終着駅、奈半利駅からバスに揺られて25分程。
土佐湾に面した吉良川町です。
◆吉良川町◆
(国選定重要伝統的建造物群保存地区)
明治〜昭和初期に渡り、備長炭の生産で繁栄した商家町で、旧土佐街道沿いの浜地区には、重厚な蔵造りの建物が軒を連ねています。
細木家住宅(格子のある家)
海沿いならではの、なまこ壁。
そして、土佐ならではの、水切り瓦。
(壁面の庇風の瓦です)
水切り瓦によって雨水が壁面を流れず、耐用年数が10年以上延びるのだとか。
細木家住宅(つしのある家)
"つし2階"と呼ばれる2階部分は屋根の一部として作られていて、天井裏の物置として機能していたそうです。
細木家の間の坂を上がって行きます。
吉良川まちなみ館
(旧長田家住宅・旧松本家住宅)
古民家を活用した情報館兼休憩所。
振り子の時計に神棚、立派なお皿…
往時の生活風景が浮かびます。
備長炭のチャイムが響かせる澄んだ音色…
坂の突き当たりには町の鎮守様。
御田八幡宮
鎌倉時代から続く御田祭は、国指定重要無形民俗文化財。
左右の小道を進むと、丘地区です。
丘地区には、"いしぐろ"と呼ばれる石垣の風景が広がっています。
"台風銀座"とも称される室戸地区。
石垣の塀が台風から家を守っています。
浜地区に戻ります。
池田家住宅(蔵空間茶館)
元炭問屋で、現在は喫茶兼宿として営業中。
見事な水切り瓦。
水切り瓦は富の象徴だったそうです。
(うだつと同じですね)
武井家住宅
明治44年(1911)の建築の元商家。
(米穀商から遠洋漁業までやっていたそうです)
煉瓦の壁が往時の繁栄振りを窺わせます。
松本家住宅
立派な蔵以上に存在感のある門。
角田家住宅(和の宿 かどや)
昭和初期の建築で、現在は宿泊施設として利用されています。
熊懐家住宅(旧吉良川郵便局)
大正時代に建てられ、昭和40年(1965)まで現役の郵便局でした。
〒印の鬼瓦があるのですが、撮り忘れ…
町を去る前に、
漂う焼き立てのパンの香りに誘われて…
土佐湾を望みながらの帽子パン。
外はカリッと、中はホクホク。
ご当地ミニマンホール
四国はホエールウォッチングでも有名。
今回、バスと電車の時間の都合で、滞在時間は正味40分程。
事前リサーチ不足もあり、散策も写真もかなり反省点ありでした…いずれまた、必ず。
時刻は15時前。
奈半利駅から高知駅に戻り、連絡バスで高知空港へと。
土佐の夕暮れを目に焼き付けて…
6年振りの香川・高知漫遊を終えました。



















