3月の鹿児島長期出張漫遊。

 

3日目の休日。

 

天気も良く重伝建日和。

 

<旅の行程>

1日目:薩摩川内→出水→鹿児島

2日目:鹿児島→入来→鹿児島

3日目:加世田→知覧

4日目:蒲生→鹿児島→桜島

5日目:鹿児島→福山→隼人→鹿児島

 

この日向かったのは、昨年12月に重伝建に選定されたばかりの武家町。

 

鹿児島の重伝建3ヶ所目です。

(知覧・出水・入来・加世田)

 

重要伝統的建造物群保存地区(通称:重伝建)

文化財保護法に基づき市町村が指定した伝統的建造物保存地区の内、特に価値が高いものとして国が選定したもので、令和元年12月時点で全国43都道府県100市町村120地区が選定されています。


鹿児島からバスに揺られて1時間。

 

鹿児島の南西部に位置する加世田へ。

 

かつて南薩鉄道の加世田駅だったバスターミナルから徒歩15分程で、お目当ての町並みに到着。

 

◆加世田麓◆

(重要伝統的建造物群保存地区)

 

旧鯵坂家住宅

(国登録有形文化財)

*無料公開

 

明治晩期に建てられた武家屋敷です。

 

見事な鬼瓦に破風屋根付きの式台玄関。

 

 

係の方が不在で内観は断念。

(昼休みだった様子)

 

鹿児島らしい石の庭園。

 

 

ここ加世田麓も島津氏の外城として形成された武家町で、江戸時代の地割りが今も残ります。

 

この麓の特徴は用水路と石橋の風景。

 

益山用水路

 

町を流れる用水路は明和5年(1768)に完成したもので、当時は5kmにも及ぶ長さでした。

 

武家門と水路と石橋が醸し出す風情。

 

 

今も残る武家屋敷通りは1km程度の長さ。

 

美しき生垣の美。

 

 

別府城跡

 

島津氏以前、平安時代にこの地を統治していた別府氏の居城跡。

 

上には昭和20年代まで小学校がありました。

 

 

城址の高台から。

 

 

街道に戻ります。

 

途中の武家門をくくぐと、廃仏毀釈を逃れた仁王像が保存されていました。

 

仁王像

 

六地蔵塔

(鹿児島県指定史跡)

 

島津忠良(日新公)による別府城攻めの戦死者を弔う為に、天文9年(1540)に建てられた石塔で、塔身の部分に地蔵尊が彫られています。

 

 

街道には洋風建築もあります。

 

旧鯵坂医院(雑貨とカフェpoturi)

(国登録有形文化財)

 

南薩地方の産業文化に大きく寄与した鮫島家の末裔の邸宅は、今も現役。


鮫島健志家住宅長屋門

(国登録有形文化財)

*非公開

 

まるで家並みの立派な長屋門。


鮫島博家住宅

(国登録有形文化財)

*非公開

 

見事過ぎるイヌマキ。

 

それにしても、

 

鯵に鮫と、魚な名前。

 

別府城大手口跡

 

水路のある風情が、他の無骨な麓と少し趣が異なる加世田麓でした。


次回、町の鎮守の記事を送ります。

 

続く。

 

 

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