今井町後編です。
戦国時代、城塞的な寺内町として築かれ、江戸時代以降は在郷町として栄えた今井町。
その中心とも言える御堂筋へ。
通りには豪壮な商家建築が連なっています。
中橋家住宅
(国指定重要文化財)
*非公開
典型的な"つし二階"造りの商家建築。
主屋は江戸中期の築造で、米屋を営んでいました。
隣りの通りへ抜ける小径。
今井町は天文年間(1532〜1555)に一向宗本願寺の僧侶、今井兵部豊寿が築いた寺内町。
その本拠となった御坊が御堂筋にあります。
称念寺
江戸時代まで、今井氏が代々、武士と僧侶を兼ねて寺内町を運営してきました。
重文の御本堂は現在修復工事中。
御本堂
(国指定重要文化財)
その先に現れる城塞の如き町家。
豊田家住宅
(国指定重要文化財)
*非公開
寛文2年(1662)築造の豪壮建築。
元は材木商で、大名貸しを行い藩の蔵元も勤めた豪商、牧村家の所有でした。
壁にはその名残りの"木"をかたどった装飾。
御堂筋の半分、通りの先のカイヅカイブキの木まで、ほぼ豊田家の本家・分家の敷地。
紙七豊田家住宅
*非公開
今も豊田家の末裔の方が居住しています。
豊田家本家本宅
*見学料¥300(記念館入館料込み)
黒く重厚な"つし二階"町家。
豊田家は"紙半"の屋号で肥料問屋を営み、財を成しました。
当時、紙六・紙七・紙佐の分家が連なっていたそうです。
本宅内は玄関・土間部分のみ見学可。
正面には黒田家の資料館があります。
*入館料¥300(黒田家本家本宅見学料込み)
紙半豊田家記念館
陶器収集が趣味だったそうで、古伊万里等、高価な物が展示されています。
他にも、金の蒔絵や螺鈿を贅沢に使った調度品や狩野派の掛け軸等…お宝の数々。
博物館並みの展示内容でした。
パンフレットより。
*展示物の撮影は禁止
係の方から色々なお話を伺い、充実したひと時を過ごして、散策再開。
御堂筋を振り返る。
そして、通りの端に到着。
今西家住宅
(国指定重要文化財)
*見学可(要事前連絡・有料)
慶安3年(1650)築造、城郭の様な豪壮建築。
今西家は町の惣年寄筆頭を勤めていた名家。
今西家の向かいの小径を進みます。
春日神社
北西の八幡神社に対し、南西を護ります。
旧常福寺観音堂
(橿原市指定文化財)
神仏習合寺時代のまま佇んでいます。
帰りに御堂筋の老舗醤油蔵で醤油を購入。
恒岡醤油醸造本店
あっと言う間の2時間。
江戸から令和の世へ戻ります。
次回は町家見学もしっかりしたい。
ご当地マンホール
今井町の風景柄。
続く。
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