東京日本橋にある鍼灸治療室クリスタ、院長のかとうようこです。
ひょんなことから始まった血液の話。
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今日は、免疫の中でも抗体づくりのプロフェッショナル、B細胞についてお話しします。
B細胞ってどこにいる?
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骨髄にいる未熟なB細胞(=B前駆細胞)が成長して、
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リンパ節や脾臓などで成熟し、
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血液やリンパ液に乗って体内をパトロールしています。
Y字アンテナと抗原キャッチ
成熟したB細胞は、細胞の表面にY字型のアンテナ(抗原レセプター)を持っています。
このアンテナの形が、体内に入ってきた異物(抗原)とピッタリ合うと…
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その抗原を取り込んで分解!
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そのかけらを、T細胞に「これが敵だよ~」と見せる(=抗原提示)!
まるでマクロファージのような役割もしてるんです。
ヘルパーT細胞の司令が届くと…
抗原を提示されたヘルパーT細胞が「よし戦うぞ」とサイトカインを放出すると、B細胞が動き出します!
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自分を分裂増殖
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一部は「記憶細胞(メモリーB細胞)」になって、同じ敵が来たときのために待機
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残りは「形質細胞」へと変身します
形質細胞になると何が起きる?
はい、ここからが本領発揮。
形質細胞になったB細胞は、もはやY字アンテナ(抗体)製造マシンです。
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自分がつかまえた抗原と同じ形の抗体を、血液や体液に向けて大量に発射!
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この抗体が、抗原にくっついて無力化したり、マクロファージが食べやすくしたりしてくれます。
この協力プレー、本当に見事ですね。
抗体にはいろんな種類がある
抗体(=免疫グロブリン)には、いくつかのタイプがあります:
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IgG:最も一般的、感染症に広く対応
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IgA:粘膜(鼻・喉・腸など)を守る
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IgM:最初に出てくる緊急対応型
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IgD:正体がちょっと謎な研究中の存在
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IgE:アレルギー反応の主犯格(花粉症とかね…)
このIgEが出てくると話がアレルギー方面に進むので、ここでは割愛します。
B細胞=抗体の製造・記憶・分析、ぜんぶ担当
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名前の由来は“Bursa of Fabricius(ファブリキウス嚢)”
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骨髄で育ち、リンパ組織で活動
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敵を見つける→提示→抗体づくりのコンボ
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メモリー細胞として記憶も残す
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抗体を作って無力化 or 食べやすく加工=チーム免疫の要!
次に風邪を引いたときは、
「いま私のB細胞が、せっせと抗体打ち出してるんだな…」
なんて思ってみると、より自分のカラダが愛おしくなる...かもです!
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