東京日本橋にある鍼灸治療室クリスタ、院長のかとうようこです。
患者さんとの会話から始まった血液の話、続きます。
今日はテーマは「赤血球」。
かるーっく読み流してくださいね。
赤血球って何してるの?
赤血球のいちばんの仕事は、酸素を全身に届けること。
これ、みんなよく知ってますよね!
肺で取り込んだ酸素を、手先・足先の細胞までちゃんと運んでくれます。
それだけじゃなくて、二酸化炭素を回収して肺まで運ぶことや、からだの中のバランスを保つ(たとえば酸性やアルカリ性のバランス)ことにも一役買ってます。
赤血球のかたちには意味がある
赤血球は、ぺたんこなドーナツみたいな形をしています。
これ、ただの見た目じゃなくて理由があります。
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酸素を受け渡ししやすくするため
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すごく細い血管にもスイスイ通れるように
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水分をうまくコントロールするため
つまり、形からしてシゴデキなんです。
赤血球はちょっと変わった細胞
実は、赤血球って「核(遺伝情報を持つ部分)」がない細胞。
これは、酸素を運ぶスペースを増やすために、あえて手放してるんですね。
そのかわり、もう増えたり分裂したりはできません。
(脱核については映画はたらく細胞でも取り上げられてました!)
骨の中(骨髄)で作られて、約120日働いたら、静かに役目を終えます。
毎日どれくらい働いてる?
わたしたちのからだの中には、ざっくり20兆個くらいの赤血球がいます。
しかもそのうちの約1%が毎日新しく入れ替わっているんですよ。
酸素を配るって、ほんとうに大事で大変な仕事なんです。
赤血球を作るには?
「赤血球、そんなにがんばってるなら大事にしなきゃ」って思いますよね。
赤血球を作るためには、
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タンパク質やビタミン(特にB12・葉酸)
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鉄(Fe)
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それから腎臓から出るホルモン(エリスロポエチン)
が必要になります。
だから、バランスのよい食事は赤血球にも嬉しい&かかせないってことですね。
赤血球の旅の終わりと新たな始まり
役目を終えた赤血球は、肝臓や脾臓で分解されます。
その中の「鉄」はリサイクルされて、また新しい赤血球づくりに回されています。
赤血球が壊れたときに出るビリルビンという成分は、
うんちやおしっこの色に関係してたり、
黄疸(肌が黄色っぽくなる症状)とも関係しています。
赤血球ってすごく効率的
ちなみに赤血球は、自分では酸素を使いません。
「自分が運んでる酸素を、自分で消費してたら意味ないでしょ!」ってこと。
だから赤血球は、酸素を一切使わずにエネルギーを作れる仕組みを持っています。
ある意味超エコ体質なんですね。
この流れで、次回は白血球について取り上げていきます。
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