東京日本橋にある鍼灸治療室クリスタ、院長のかとうようこです。
着圧レギンスについてのお話、
続けます。
脚がむくむ理由、
ちょっとだけ復習しましょうーー!
心臓から送り出された血液は全身を巡ってまた心臓に戻りますが、
このとき、脚にまで流れた血液は、心臓から遠く、また重力に逆らって戻らなければなりません。
ふくらはぎの筋肉の伸縮が「ポンプの役割」となって、血行を促進しています。
ふくらはぎが第二の心臓ってよばれるゆえんです。
つまり
足首~ふくらはぎまでの
着圧ストキング(ソックス?)ならまだOKだけど...
とはいえ、療養中や病気じゃないときはグッズ使うよりも
むしろその分動いた方がいいよ!というお話もしましたね。
今日は、
ふくらはぎより長めのレギンスが
なぜ危険か!
についてお話します。
着圧レギンスをオススメしない理由2つ
足首~膝下までのものはしぶしぶOKだけど、
膝上のものは本当にオススメしないです。(しつこい)
その代表格の理由をご紹介します。
①動きや生地のよれで着圧が変わる
→血流が一気に落ちる
→結果痛みがでる
これ、ぱっつんぱっつんの伸縮性のないジーンズをはいていることを想像すると簡単かと。かがんだり、走ったらぱっつんジーンズでさえめちゃくちゃ圧かかるのわかりますよね。
動いていない状態でも圧かけてる着圧系。
かがんだ姿勢で15%以上の圧になった、
というデータもあがっていました。
最初はきちんと着用しても、
動いているうちに生地がよれたり踵の位置が微妙にずれる。
そうすると
圧が変わり、
より強く締め付けられます!
つまりは血行不良がすすみ、
痛みや神経障害が起こりやすいということなんです。
それだけでなく、レギンスの場合腹部も圧迫しますので、レギンス着用することで生理痛がひどくなった方がいました。(当院事例)
これもロング着圧の弊害といえます。
②関節にトラブルがおきる
→強すぎる圧に関節周りの筋肉がたえられない
これ、意外に気がつかれないのですが関節の痛みにも着圧影響します。
特に足の甲と膝関節。
ここは皆さんが思っているよりもデリケートゾーン。
圧が強すぎると本来の骨の位置が微妙に移動、痛みに繋がります。
また、そけい部にある太い血管は体の表面に近いこともあり
圧迫に弱いです。(むしろ止血ポイント)
ですのでより脚への血流が悪くなるんですよね。。。
元々なんでもなかった膝関節、
着圧レギンスの締め付けで痛みがおこり、
水がたまってしまったという事例もあります。(当院事例)
③皮膚のトラブルになりやすい
これは昨日の写真を見て頂ければ一目瞭然かと....
こうした例、
昨日もご紹介した国民生活センターの報告にも書かれてます。
以下引用致します。
加圧式のスパッツを着用した人々から寄せられた苦情として、「商品を履いて1日中草むしりをしたところ、腓骨神経麻痺となった。症状が出た翌日から1ヵ月通院し、注射や低周波治療を受けたが、半年経っても足首に力が入らない」「テレビショッピングで商品を購入した。自分の普段着用しているサイズを注文したが合わない」「『やせる、筋肉が強くなる』という商品を購入し、1日履いてみたが、きつくて脚がつったり吐き気がしてきたので着用を止めた」などが紹介されている。
同センターは、加圧を利用したスパッツは、部位によって医療用の弾性ストッキングと同等以上の衣服圧のものがあり、特に「しゃがむ」姿勢をしたときに膝やふくらはぎの衣服圧が高くなり、加圧を利用したスパッツを着用することで静脈血が停滞しやすくなる可能性があると指摘。同じ姿勢を続けない等、使い方への注意を呼び掛けている。
また、自分の身体寸法を正しく把握し、サイズが適正なものを選ぶことが大切だという。通信販売等では、商品を確認することが難しいため、購入の際には慎重に対応することを勧めている。また着用時には、他の加圧製品(ハイソックスなど)との重ね履きや、まくれ上がり等使い方に注意するよう、消費者にアドバイスしている。
注意点をよく踏まえ、正しい着用や使用方法の知識を得ることが、健康促進やダイエットなどの効果へとつながる。しっかりと確認してから、購入・使用することが必要だろう。(加藤 秀行 、 簗瀬 七海
まとめ
着圧レギンスでの失敗。
わたし自身もやらかしております。
それはサイズがあっていなかったのか
はたまた履き方が悪かったのか
就寝用とかかれた商品、
効果を楽しみに履いて寝たところ、
夜中に足首の激痛で目が覚め、
ストッキングを脱いでも痛みがひかずその晩は寝付けませんでした。
それ以来恐ろしくて着用してません。
何しろサイズがざっくりすぎて、
自分に合う物を選べない.というのが一番の問題かもしれないですね。
※サイズがあってもレギンスタイプは絶対オススメしませんよ
むくみが気になるなら
定期的なオイルマッサージや鍼灸でのケアはオススメ。
うけたあとのサイズ感が...全然違いますからね。
あとは、
運動と食事、
結局これにまさるものはないというのが結論です。
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