工事23日目。大屋根葺替え工事完了しました!
最終日はこの天気。夏至過ぎからこのかた雨が降ってない。10日続きの晴天。
いやはや暑い日でした。
まずは何より、こんな極暑のなかでの作業ありがとうございました。
そして、お仕事4日あいての最終日ということで、お天気がもちますようにと気にしてました。雨不足なのにすいません。
お天気の神様、お願いを聞き入れてくださったようだけれど、ほんと暑くなってしまって、お仕事ご苦労様でした。
午前休憩の時間まで留守してました。どこまで進んだかとっても気になる。
午後のお茶の準備をして、御座敷の入母屋を見学に行ってみたら、
最後の最後の瓦が載せられるところでした!
隅留蓋というらしい。隅棟の端にかぶせる瓦。
無くても仕舞いできるのだけど、車庫で埋もれてたのでリサイクルすることになった。
13年前の大改築の時に玄関の入母屋から下ろされたもの。
改装前の玄関は入母屋造りになってて、おまけにほんの5年前に瓦を葺き替えたところだった。
5年しか働いてない瓦、別の場所で再デビュー。
その2004年の施工時のセンス、どうも好みではなかった。
ということで、この蓋瓦も装飾過剰な気がしないでもない(笑)
でも、無いよりあった方が見栄えは断然良いし、
あの当時のことをふと思い出すのも悪くないかなと。
あの頃は、人生設計狂っちゃって家屋どころじゃなかったな。瓦の知識をつけて希望を伝える暇あるくらいならまず寝るべきだった。一任するしかなかった。
あの時の工務店さんには感謝してる。父をけしかけて、今やらなきゃヤバイって箇所を全部修繕してくださった。
無駄に凝った瓦使われてるみたいだけど…っとも思ったけど、この家屋への敬意だったんだろうと思ってる。
それを5年で全部剥ぎ取っちゃったんだから、色々な人にごめんなさいと思ってる。なんとなく罪滅ぼしできた。
門扉のところから見ると、アゲハの幼虫にしか見えない(爆)
まぁ良い。これから蝶になるんだ!って、どんどん変容していこうって、未来に希望しかもってない姿にも見えるじゃないか。
ねこ福にふさわしいよ。
それにしても唐突な波しぶき。。
夕暮れもう一度眺めに屋根に登った。
っと、東の空によく似た形の雲。
シンクロだ。「これで良いんだ。」ってことだなと納得す。
最終日の前日のこと、ベテランの職人さんが、
「今回も立派に葺き切ったぞー!
一世一代最高の出来栄えだー!」
って、屋根を振り返って大きくガッツポーズされました。
「バンザーイ!!」
わたしはその背後で、その言葉にガッツポーズしました!
なんか、とっても嬉しい瞬間だったな。
そう、剣山を下山してるときに聞こえてきた旋律を感じたのでした。
意味わかんないですよね、個人的備忘録…
皆さんのお仕事ぶり、在り方から、とても大切なことを学ばせてもらった工期だった。
自分に欠けてることは分かってるけど、それがどんなものなのか分からなかったものを、
これだよっと、そっと目の前に置いてもらった気がした。
屋根を葺いてもらう以上のものを置いていってくださったな。
レポート終わりじゃないよ。
最終日の密着取材録はまた明日。
【シリーズになってます】








