一世一代最高の出来栄えだー! 〜ねこ福の大屋根工事レポ㉕〜 | 山里リトリートねこ福 ✢✢ 時間が止まる龍宮城へようこそ ✢✢ 大阪高槻 神峰山の郷

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築130年古民家をリノベーション、大地からの贈り物に包まれて内観するための空間をご提供しています。こだわって過ごす交流の場にも。大阪駅・京都駅から1時間、奇跡のアクセスで桃源郷へ♪

 

ギャラリーねこ福はこんなところ

 

 

工事23日目。大屋根葺替え工事完了しました!

 

最終日はこの天気。夏至過ぎからこのかた雨が降ってない。10日続きの晴天。

いやはや暑い日でした。

 

 

 

まずは何より、こんな極暑のなかでの作業ありがとうございました。

 

そして、お仕事4日あいての最終日ということで、お天気がもちますようにと気にしてました。雨不足なのにすいません。

 

お天気の神様、お願いを聞き入れてくださったようだけれど、ほんと暑くなってしまって、お仕事ご苦労様でした。

 

 

 

 

午前休憩の時間まで留守してました。どこまで進んだかとっても気になる。

午後のお茶の準備をして、御座敷の入母屋を見学に行ってみたら、

最後の最後の瓦が載せられるところでした!

 

 

 

隅留蓋というらしい。隅棟の端にかぶせる瓦。

 

無くても仕舞いできるのだけど、車庫で埋もれてたのでリサイクルすることになった。

 

13年前の大改築の時に玄関の入母屋から下ろされたもの。

改装前の玄関は入母屋造りになってて、おまけにほんの5年前に瓦を葺き替えたところだった。

5年しか働いてない瓦、別の場所で再デビュー。

 

 

 

 

 

その2004年の施工時のセンス、どうも好みではなかった。

ということで、この蓋瓦も装飾過剰な気がしないでもない(笑)

 

でも、無いよりあった方が見栄えは断然良いし、

あの当時のことをふと思い出すのも悪くないかなと。

 

 

 

あの頃は、人生設計狂っちゃって家屋どころじゃなかったな。瓦の知識をつけて希望を伝える暇あるくらいならまず寝るべきだった。一任するしかなかった。

 

あの時の工務店さんには感謝してる。父をけしかけて、今やらなきゃヤバイって箇所を全部修繕してくださった。

 

無駄に凝った瓦使われてるみたいだけど…っとも思ったけど、この家屋への敬意だったんだろうと思ってる。

 

 

それを5年で全部剥ぎ取っちゃったんだから、色々な人にごめんなさいと思ってる。なんとなく罪滅ぼしできた。

 

 

 

 

門扉のところから見ると、アゲハの幼虫にしか見えない(爆)

 

まぁ良い。これから蝶になるんだ!って、どんどん変容していこうって、未来に希望しかもってない姿にも見えるじゃないか。

 

ねこ福にふさわしいよ。

 

 

 

 

それにしても唐突な波しぶき。。

 

 

 

夕暮れもう一度眺めに屋根に登った。

 

 

っと、東の空によく似た形の雲。

 

 

 

シンクロだ。「これで良いんだ。」ってことだなと納得す。

 

 

 

 

最終日の前日のこと、ベテランの職人さんが、

 

「今回も立派に葺き切ったぞー!

 一世一代最高の出来栄えだー!」

 

って、屋根を振り返って大きくガッツポーズされました。

 

 

 

 

「バンザーイ!!」

 

わたしはその背後で、その言葉にガッツポーズしました!

 

 

 

なんか、とっても嬉しい瞬間だったな。

 

そう、剣山を下山してるときに聞こえてきた旋律を感じたのでした。

意味わかんないですよね、個人的備忘録…

 

 

 

皆さんのお仕事ぶり、在り方から、とても大切なことを学ばせてもらった工期だった。

 

自分に欠けてることは分かってるけど、それがどんなものなのか分からなかったものを、

これだよっと、そっと目の前に置いてもらった気がした。

 

 

 

屋根を葺いてもらう以上のものを置いていってくださったな。

 

 

 

 

レポート終わりじゃないよ。

最終日の密着取材録はまた明日。

 

 

 

【シリーズになってます】

㉔たぶん、あと1~2ステップ! 

㉒日本瓦でお洒落な屋根、出来ました!

㉑突風が運んできた打出の小槌 

⑳入母屋屋根、スッキリと蘇る*\(^ ^)/*

⑲時に忍耐力も要求される。電ノコ辛し。 

⑱業者選びが着工の肝だと思ってる

⑰屋根瓦の流行りも時代とともに変わってく

⑯詰めの作業ほど技術が要る、万事そうかも

⑮瓦1枚に何人の手が掛かっているのかな 

⑭雨のなか、雨仕舞い。ご苦労様でした 

⑫瓦の葺替え、折り返し 

⑪鬼瓦講 

⑩人事を尽くしたら天命に託す 

⑨修理工事から学んでることたくさん 

⑧保存するのは温故知新をキャッチする為かも

⑦屋根はお家のファッションなのだ 

瓦職人さんの雨予知能力は凄かった 

猫さんと職人さんの微妙な距離感 

④上空で熟達の職人技を鑑賞する 〜

③頭の上を10トンの土で守られていたんだと! 

②棟瓦って今の時代っぽくない 

①130年働いた瓦、ご引退