入母屋屋根、スッキリと蘇る*\(^ ^)/* 〜ねこ福の大屋根工事レポ⑳〜 | 山里リトリートねこ福 ✢✢ 時間が止まる龍宮城へようこそ ✢✢ 大阪高槻 神峰山の郷

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築130年古民家をリノベーション、大地からの贈り物に包まれて内観するための空間をご提供しています。こだわって過ごす交流の場にも。大阪駅・京都駅から1時間、奇跡のアクセスで桃源郷へ♪

 

ギャラリーねこ福はこんなところ

 

 

工事19日目。昨日はここまで。

 

 

どうよ♪どうよ♪

 

御座敷の入母屋、バンザーイ*\(^ ^)/*

 

なんというか…、感謝がじんわり。じんわり。

 

 

無理なお願い、叶えていただきました。

まるで棺桶まで持って入るかほどの執着ですが、逆に、これが取り壊されていたら、死ぬまで思い続けたことでしょう。もう思い残さずに済む!

なんでこんなに執着するのか、自分でもわからん…。美しいものは守りたい…のかもしれない。

 

 

 

 

ただ一つ残念なのは、ここの瓦を抜くときも載せるときも現場に立ち会えなかったこと。

 

どうやって壁から剥がしたのか、壁に沿わしたのか見たかったな。。

 

お昼過ぎまで出掛けてて、なんやかんやで3時の休憩時間に覗きにいったら、既にもう妻下に瓦載ってた。

ずっとブルーシートが掛けられてた屋根。

 

 

目下、袖瓦を積む作業中。裏側(左)はすでに完了してた。

 

 

 

ここだけは間近で作業が見学できる屋根。

 

やるべきことは山ほどあるのだけど、一生一度しかないタイミング。

夏至の晴天、どんだけ暑いねん。しかし張り付いた。

 

周りに感化されやすい気質なので、瓦の上に立つものだんだん平気になってきた。特等席は、前栽の待合の屋形の屋根。いつもと違うアングルから密着取材。

 

 

 

 

全員が御座敷の屋根で、それぞれの役目をもって作業されてました。

いつ見ても、水の如くに流れる連携プレーに感心するのでした。

ラグビーの試合見てるみたいだ

 

 

 

親方は袖の仕事。

 

袖瓦を載せる前に白い板金を貼る。

 

 

袖瓦は、微妙にどっかを削って微調整しながら積んでいく。

側面がつるんとした袖瓦をピチッと並べるのは技術がいるらしい。

きっとそうだろう、見ててもしんどくなってくる作業だった。

 

丸い団子付きの袖瓦だと、繋ぎ合わせが隠れるので作業が簡単なんだと他の業者さんが言ってた。これはムスカしい方の瓦なのだっ。すっきりカッコいいのだ。

 

 

 

 

袖瓦の横の瓦は、1-8とか2-5とか暗号のような数字を確認し合いながら寸法にカットされていきました。(たぶんそうだったと思う、暑さで記憶怪しい)

 

袖瓦がきっちり載ってから縦一列、一気に固定されていきました。

 

 

 

角の瓦は、こんな感じで角度に合わせて斜めにカット。

 

 

でもって、矢印のあたりの合わせが難しいの。

 

瓦の種類が違うから、なんかが違うんだろな。

電気ノコギリを横向きに使って瓦の厚みを削って、重なりを調整されてました。

電ノコって、縦向きに切るだけのものじゃないみたいです。

 

 

三角にカットされた瓦はこんなふうに固定する。

 

 

3本のビス、瓦を貫通してるのは両端の2本だけ。真ん中のは頭で瓦の高さを支えてる。

 

電動のキリを使えば、スーッと簡単に瓦に穴が開くの。その穴にビスを通す。

先端を付け替えたら、キリがネジ回しに早変わり。

 

 

最終的にはこうなるみたい。反対側。

 

 

 

 

 

同時に、瓦と漆喰の隙間を補填。これはやらせて欲しかったなぁ…。

 

御座敷の屋根、大賑わいでした。

 

 

 

木工道具、今日は上段に登るステップになってた。毎日大活躍。

 

 

 

 

夏至の沈まない太陽を遮るもの無し。

炎天下のお仕事、本当にご苦労様でした。ありがとうございます。

 

 

 

 

 


 

【シリーズになってます】

⑲時に忍耐力も要求される。電ノコ辛し。 

⑱業者選びが着工の肝だと思ってる

⑰屋根瓦の流行りも時代とともに変わってく

⑯詰めの作業ほど技術が要る、万事そうかも

⑮瓦1枚に何人の手が掛かっているのかな 

⑭雨のなか、雨仕舞い。ご苦労様でした 

⑫瓦の葺替え、折り返し 

⑪鬼瓦講 

⑩人事を尽くしたら天命に託す 

⑨修理工事から学んでることたくさん 

⑧保存するのは温故知新をキャッチする為かも

⑦屋根はお家のファッションなのだ 

瓦職人さんの雨予知能力は凄かった 

猫さんと職人さんの微妙な距離感 

④上空で熟達の職人技を鑑賞する 〜

③頭の上を10トンの土で守られていたんだと! 

②棟瓦って今の時代っぽくない 

①130年働いた瓦、ご引退 

 
 
 

 

感無量のわたし、梯子を登る。

 

 

見渡すは夏の空。