なぜだかよくわからないけれど、
今のままじゃだめだ!
何者かにならねば!
そんな心もちに潰されそうになる方々へむけてこの記事を書いています。
何者かになりたい病について思うこと②~今のままではだめだ症候群で苦しむ方へ
前回は、知らないうちに身近な人の身代わりとして人生を生きている。
なのでなにをやっても達成感がもてないというお話をしました。
この人生で成し遂げたかったことはあなた自身の願望ではなく、別の人の願望だからいくら成し遂げても達成感を持てなくてあたりまえ。
ですよねぇ。
だからもっともっと!
今のままではダメだ!そんな気持ちに追い立てられて当然なのです。
だってそれは
感情の世代間連鎖が起きているからなのです。
これからお話する内容はちょっと不思議ともいえる話題になります。
DNAの記憶とか
(このワード鬼滅の刃でもでてきましたね!)
身体の記憶とか
こうしたワードが苦手な方もいらっしゃると思いますがお付き合いください。
スピリチュアルなお話しではありません。
肉体は感情を記憶します。
その連鎖が世代間で生じているとしたら....
これからお話するのはそんな内容です。
8月は戦争について考える季節でもあります。
ご自身はまったく体験していなくても、家族や知り合いの中には誰かしら戦争経験者がいるはずです。
私事ですが、
うちの祖父は随分と年齢がいってから戦地にかりだされました。無事生還しましたが、一切戦地での話をすることはありませんでした。
そんな祖父の佇まいからは彼がどれほどおぞましい経験をしたのかということが伝わってきました。
これは聞いてはいけないことだな、と。
そう、子どもは家族の心情を吸い取り紙のように感じ取る傾向があります。
例えば、あなたに、戦争から帰ってこなかった祖父を待ち続けた祖母がいたとしたら、あなたは、幼少期からなぜか「いつも誰か探している」という感覚を持つかもしれません。
大人になって出会った素敵な人を「この人だ!」と思って恋に落ちても、すぐに「なんか違う」と思ってしまい、人生のパートナーが見つけられないということにぶつかることがあります。
それは、「祖父」を祖母の元に戻したいと願い、祖父が存在しないあなたの時代で、知らぬ間に祖父を探しているからだったりします。(あくまで、潜在意識の話です。)
なぜこのようなことになるのかというと、「祖父が生きていたら、ちゃんと帰ってきてくれていたら祖母は悲しまず、母はもっと幸せに生きられたのに」という、やはり、母親を救いたい子どもの願いであったりします。
例えば
朝は元気に出かけていった祖父が、その夜に帰らぬ姿で帰宅したとしたら、あなたの祖母も母親も突然の耐えがたい喪失感を味わいます。
そうした経験のある母の気持ちを察して
「何か悪いことが起きないように」
「何か悪いことがおきるのではないか?」と、
あなたは、いつも何かに警戒し、人生の中で起きるトラブルを未然に防ごうと必要以上に用心深くなるかもしれません。
たとえばあなたの母親が幼少期にとても貧しく苦しい思いをしていたとしたら、
必要であったであろうお金をたくさん稼ごうと奔走し、必死にお金を蓄え母を喜ばせたとします。
ここまでだとHappyなこと。
ところが、たまに不思議なことが起きます。
その蓄えたお金を母の幼少期に捧げようとしたり、貧困で苦しんだ母親よりも幸せになってはならないと感じたりして、
自ら散財したり、騙されて失ったりする・・・。
歪んだ行動に走る場合も多々あるのです。
これらはほんの一例ですが、こういったケースの場合は常に、本人は何者かになろうとしたり、何かを解決したりしようとし、でも本当になりたいものや解決したいことが何なのかを本人が把握していません。
そして、もう気がつかれたかと思いますが、
この「課題」は、絶対に解決しないのです。
今現在自分がいる場所で、
周囲にいる人に自分の家族の誰かのお面をかぶせて接し、
時空を超えて祖父母やさらにその上の世代の出来事を変えようと奔走しているのですから、当然ですよね。
絶対に叶わないけれど、絶対に成し遂げなくてはならない。
でもどれだけ頑張っても、代理の人を救おうとしても、本当に救いたかった人は救えません。
だってあなたは当事者ではないのですから。
だから、失敗し続けます。
「どれだけやっても、変わらない」
「何をやってもダメになる」
「なんでいつも自分はこうなんだろう」
そう、永遠に、どうしても解消しないことを抱えているという不安が続くのです。
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