イメージ 1

 タイトルはアセンション後の世界を意味しているらしいけれど、21世紀になってから多く出版されるようになったアセンションものの著作のような具体的記述が殆どない。読んでみて「多岐亡羊」というか「とらえどころがない」と感じてしまうのは、話題の世界が、“とてつもない世界”とか“神秘的な世界”とかのありふれた抽象的表現に終始しているだけだからである。何かしら考える端緒となる具体的な記述はほぼ皆無である。1990年代以前にこのような表現内容の著作をよく読んだ記憶があるけれど、2010年になって出版されたものが、このような内容であるのは、ちょっと時代遅れ・・・というか、かえって妙な感じである。
 著者は何人かわからないけれど、本文内には東京・麻布で生まれたと書かれているから、多分日本人だろう。2010年7月初版。

 

【『あらたなる世界』とはどんな世界かでしょう?】
MARTHにこの本のタイトルとなっている
『あらたなる世界』とはどんな世界でしょう? とたずねました。
すると、こんな答えが返ってきました。

人類の長い歴史の中、思考に重きを置く文明の中で、
私たちの人生や自然界への理解は、
“生があり死がある”“初めがあり終わりがある”とする見方が当然のこととなっています。
それゆえ、そこから私たちは、
その自分の終焉である「死」をとても怖れています。
しかし、本当は「生」も「死」もないような場所、
どこに生まれているのかホントは誰も知らないという事実を
ひもとく時、そしてそこから本当は今、
私たちは未知の中にいるのだと人が気づくときに、
私たちは真に変わり始めるのです。

人は本当に生きてもいないし、死んでもいない・・・。
ただある未知の次元から別の未知の次元に存在し、
変化しているだけであるというリアリティーへの気づきは
大きなやすらぎを私たちにもたらします。
宇宙の果ての果て、とてつもなくはかり知れず、
それを見つめつくすなか、人は気づきはじめます。
今、本当は、
私達が、未知や神秘のなかにいるとしたら・・・。
そして、科学的にとことんまで突きつめた真の科学者たちは、
そのことに気づくことでしょう。
私たちの真のリアリティーは、
未知や神秘のなかに本当はいるということ。
「地球」「銀河」「宇宙」という言葉は
人類が名づけただけのものであり、
本当は誰も、ここがどこか知らないのです。
そして、その未知なるところは思考の終焉とともに
すべてはつながっていて分かたれてなどなく、
すべてがひとつということをあらわしはじめるのです。
その気づきのなか、
「死」ということに対する事実への真の科学的理解は、
今まで私たち人類の信じてきたものとは、
まったく違うものとなるでしょう。 (p.183-185)
 生死に跨る“未知と思われている世界”は、実はすべて繋がっているのだという認識は、具体的な事例を体験するとか、臨死体験などの詳細な報告を読んで納得するとかしていない段階では、いわゆる人文的というか抽象的理解に留まってしまう。
 例えば、ヘミシンクを用いて死後の世界を探訪した経験が書かれた 坂本政道さん や ブルース・モーエン の数々の著作 (最後にリンク) を読めば、死後の世界を具体的に知ることができるから、人文的表現などに終始することなどありえず、また怖れなどはおのずから消えて行く。この差は大きい。
 そして、“すべてがひとつ”という表現があるけれど、これも個人的な意識世界での体験がないことには、どこまでも人文的・詩的な理解に留まってしまう。読者は、なんとなくそれらしい示唆を受け取るだけである。

 

 

【アセンション後の世界】
 因みに、数多あるアセンション系列の著作で語られている「アセンション後の世界」は、必ずしも同じ世界を語っているとはいえない。
 《1》ターミナル(終極点)である「ワンネス」という「絶対世界」を言っているもの、
 《2》「五次元」と言っているもの、
 《3》「第4密度への移行」と言っているものなどがある。

 

 

 《1》チャンちゃんが読んだことのある範囲では、ニール・ドナルド・ウォルシュ はアセンションという表現を使っていないけれど、意識を先導するために、しばしば「ワンネス(絶対)」の世界を引き合いに出して語っている。
 《2》五次元について語っている著作は数多あるけれど、比較的詳細かつ具体的・科学的に書かれているのは、下記の著作だろう。
    《参照》   『2012年 アセンション最後の真実』 浅川嘉富 (学研)

            『[UFO宇宙人アセンション] 真実への完全ガイド』 ホボっと×浅川嘉富 (ヒカルランド)

            『2020年ごろまでに世の中大転換する』 船井幸雄 (徳間書店)
 《3》バシャールは、第3密度から第4密度へ人類(地球)全体が移行するだけ、と言っている。
    《参照》   『アセンションの鍵』 坂本政道 (ハート出版)
                【アセンションの鍵】
 日本の神道では「ミロクの世」の到来と言われているけれど、上記三つの内、どれに該当しているのか明白ではない。「ミロクの世」とは「3次元と6次元と9次元が直接につながる世界」と言われている。上記3つの中では、5次元が一番近いのだろうか。

 

 

<了>
 

  ニール・ドナルド・ウォルシュ

     『神との対話』

     『神との対話 ②』

     『神との対話 ③』

     『神との対話 フォトブック』

     『神との友情 (上)』

     『神との友情 (下)』

     『神とひとつになること』

 

  坂本政道

     『覚醒への旅路』

     『伊勢神宮に秘められた謎』

     『ピラミッド体験』

     『2012年 目覚めよ地球人』

     『地球の『超』歩き方』

     『地球のハートチャクラにつながる』

     『楽園実現か天変地異か』

     『死後体験Ⅲ』

     『死後体験Ⅱ』

     『死後体験』

     『アセンションの鍵』

     『ベールを脱いだ日本古代史』

     『激動の時代を生きる英知』

     『バシャール×坂本政道』

     『人は、はるか銀河を越えて』

     『2012人類大転換』

     『SUPER LOVE』

     『分裂する未来』

     『宇宙のニューバイブレーション』

     『超意識 あなたの願いを叶える力』

 

  ブルース・モーエン

     『死後探索1 未知への旅立ち』    

     『死後探索2 魂の救出』        

     『死後探索4 人類大進化への旅』