時の効力と、この一件が風化したかのような彼の能天気な日常LINE。
「彼は全然悪気が無かったと思うよ」と言ってくださったYさんの言葉もあって、
わたしの拗ねた気持ちは薄らぎました。
気持ちをごまかそうとすればするほど全然ワクワクしなくなったと伝えた時、
彼は「いろいろ悪い面があってごめんね」「良いところが全然無くて」という言葉を返して来たので、
思わず「プッ」と吹き出してしまいました。
「良いところが全然無くて」って・・・笑
これが素で出た言葉なのか、彼の作戦なのかわかりませんが、どちらだとしても面白過ぎたので気持ちが軟化しました。
とはいえ、これまで必ず使っていたニコニコ絵文字がわたしの返信から消えていることに彼は気付いているのでしょうか。
モヤモヤの行き場を失ったこと、忘れた頃にまた同じようなことが起きるのでしょうねという彼への信用失墜で、まだ手放しでニコニコは出来ないのです。
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ただ、あの残念な出来事の前に、これとは真逆の、彼に惚れ直す出来事もあったのです。
オジサマにロックオンされた時、調子に乗ったオッサンオジサマが、「ちょっとつまみが欲しいね。申し訳ないんだけど、コンビニで何か買って来てもらえないかな」とのたまった時、
彼は「行って来ます」とフットワーク軽く立ち上がりました。
彼がパシリに使われそうだと思ったわたしは「え~、もう演奏が始まっちゃう」と、オジサマをたしなめる意味も込めて言いました。
しかし彼は、20歳以上も年配かつ親世代なオジサマを立てて、空気を損なわない動きを選びました。
それは決して卑屈なパシリではなく、上役の期待に応え、時として理不尽な要望にも応じて来た、社会人としてもまれた男の姿を想起させました。
いささかわたしのドラマ的妄想が入り過ぎでしょうが笑
そして、数千円分のサラダや乾き物をサクサクと見繕って、6〜7分程度でコンビニの袋を下げて戻った彼の姿はなかなかでした。
勘違いで困ったところはあるものの、お人柄は悪くないオジサマは「ありがとう。悪かったねえ」と感謝し、
わたしからは見えませんでしたが、お金を彼に渡そうとしていました。
彼は「いえ、いいです」と辞退し、オジサマは「そういうわけには」と手渡し、しばらくそんな押し問答がありました。
そして彼は、「では皆さんの3人分と我々2人分を割って、半分だけいただきます」と折衷案を示していました。
多く支払おうとするオジサマに、「余分なお金は受け取りたくないんです」とキッパリ言っているのが聞こえ、
いつもは「陽キャ」だの「能天気」だのわたし自身も結構イジっていますが、この時は彼の中に大人な男を感じました。
オジサマからもいたく気に入られ、連絡先の交換を求められ、彼女さん(わたし)と一緒にぜひ△△にご招待したいと、お誘いを受けていました。
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モヤモヤの消化ということで言えば、もうとっくに消化されたのかもしれません。
途中から「読み物として面白くなれば良いな」と思いながらこれを書いていました。
面白くなんかないし、不快だよと思われた方にはすみません。
これにて①〜⑤(完)と致します。
お読みいただいて、ありがとうございました