小田真嘉です。


先日の鶴岡さんとのW講演会 の時に

お話しさせて頂いた内容をご紹介します。



先日


某カギメーカーさんの重要な役職を任されている

Yさん(女性)の相談にのっていたときのことです。


Yさんは深刻な表情で、こう話してくれました。


「不況と突然のトラブルが重なって

工場は次々に閉鎖しました。


多くの従業員がリストラにあい

会社の雰囲気が悪くなる一方です。


経営も苦しくなって・・・。


私の部署だけでも

来月までに300万円の経費削減しないと

会社が危ないんです。


さらに社長が病気で倒れてしまって…」


Yさんの醸し出す雰囲気は

暗く、冷たく、重いものでした。



一見すると


彼女は会社の経費削減のこと

社長の体調のことで悩んでいるように見えます。



しかし


私は話を聞いてすぐに


悩みの本質が

そこには無いということを、感じました。



彼女の幸福の扉を開くカギは

どこにあるのでしょうか?


経費削減に成功することでしょうか?
社長の体調がよくなることでしょうか?
会社が立ち直ることでしょうか?



その答えは


そのどこでもありません。



彼女の会社は物理的なカギは作っていましたが

幸福のカギは作れていなかったのです。



では、幸福のカギとは何か?



私は彼女にこんな話をしました。



「経費削減よりも先にするべきことがあるのではないでしょうか?


それは

あなた自身の心を明るく・暖かく・軽くすること。


あなたの心が変われば

きっと現実も変わって来るはずです」と。


はじめ

彼女はキョトンとした顔をしていました。


しかし

私の話を聞くにつれ

だんだんと表情が変わっていったのです。


幸福のカギとは

どこにあったのか?


Yさんのケースでいえば


一見、緊急に対応が必要な

一見、重要そうな業務(Yさんでいえば「経費削減」)

に目がとられているうちは


幸福のカギを見つけることはできません。


幸福のカギはいつも

現実の仕事にあるのではなく

人の心の中にあるからです。


私はひとつのたとえ話をだしました。


幸福のカギのひとつは

「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」と


音階のように自分のステージを上げていくことだと。


最初は「ド・レ」のステージ。


仕事(目先の業務)に追われたり

お金のために働くのは


会社や経済システムや

価値観(常識、幻想、思いこみ、過去の経験、記憶、思考、感情)

の「奴隷」になってしまっています。


言われるがまま動き

自ら一歩踏み出すことも諦めています。


何かを変えようとすることもなく

変化の波にただただ流されていく一方です。


気持ちは暗く、冷めきり、行動は重いのです。



「ド・レ」のステージの人たちは、口ぐちにこういいます。


「私は言われた通りにやっている。私は悪くない。

 上司が、社長が、会社が、景気が、業界が悪い」

「こんなはずではなかった。なぜ、私ばっかり・・・」

「それはムリ。今さら遅い。もうムダだ」と。



「ド・レ」のステージの人たちは

現実が変わることを期待して、待っているだけです。



自ら考えて行動することはほとんどありません。


強いてやることと言えば

自分の権利を主張するくらいでしょう。



自分の幸せを放棄し

自分の人生の指揮者を自分以外の

誰か(会社や他人やシステム)に任せ切っているようなものです。


そして


自分の幸せとは

誰か(何か)が与えてくれるものだと思いこんでいます。



だからこそ

Yさんが自分の仕事は経費削減だと

業務に追われているうちは


「ド・レ」のステージを抜け出すことができないのです。


では

何かに支配されている

奴隷の状態から抜け出すにはどうすればよいか?



それが次の「ミ・ファ」のステージへ進むことです。


「ミ・ファ」のステージの人たちには


自分の憧れる人、ホレる人

目標とするような人(組織、チーム)がいます。


お金(金銭欲)や物質(物欲)から

人に心が向いている段階です。


金銭感覚より琴線感覚が豊かなので

人から影響を受けやすく「ミーハー」なのです。


目指す人(ところ)があるので

気持ちも明るく、アクティブになります。



「ミ・ファ」のステージの人たちは、口ぐちにこういいます。


「私は○○が好きなんです。あの人についてきます」

「これをしている時が楽しい」

「今度これに挑戦してみよう」と。



「ミ・ファ」のステージにいると

新しい世界を求めて

自分から一歩踏み出します。


現状に不満に持つのではなく

現状を工夫・改善して自分から楽しむことができるようになります。


この話の時


Yさんは

そのような憧れる人が思い当たらないようでした。


そこで、もし、憧れるような人が思いつかない場合は

最高に幸せな自分(心がパーっと明るく輝いて、胸の奥がじわ~っと温かくて、気持ちがふわっと軽い)をイメージし


その感覚で

日々の仕事を丁寧にすること

毎日を楽しく送ることでもいいと伝えました。


実はこれこそが

Yさんの最初の幸福のカギだったのです。



次は「ソ・ラ」のステージ。

憧れの人を「ミーハー」を追い求め

工夫・改善をやり続けると


「太陽(ソーラー)」のような魅力的な人になっていきます。


ただその場にいるだけでも

周り(仲間、お客さん、仲間、取引業者さん、友人知人、家族…)を照らす

太陽のような人になるのです。


その人がいるだけで心が温かくなり

未来に明るい希望が持てるようになります。



また布団を太陽に当て干したら

膨らんで軽くなるように


小さいことにくよくよしなくなり

気持ちも軽くなっていきます。



「ソ・ラ」のステージの人たちは、口ぐちにこういいます。



「何か私にお手伝いできることありませんか?」

「まかせて下さい。やってみます。」

「喜んでいただけて、本当にうれしいです。」と。



「ソ・ラ」のステージにいると


自分が変わることで

周りが変わることを知っています。



人に喜ばれること

人の役に立つこと

徳を積むことが


大事な基準(価値観、ポリシー、使命感)になっています。



相手の幸せが自分の幸せ

相手の喜びが自分の喜びとなっているので



出会う人、触れる人の分だけ

自分の幸せと喜びが掛け算的に増えます。



それはまさに

胸の奥に太陽が輝いている愛の人になり

このステージから圧倒的に幸福度が高くなります。



最後が「シ・ド」のステージです。

太陽(ソーラー)のような生き方や働き方をしていると

周りに人が次々に集まってきます。


そして


邂逅(かいこう:人生が劇的に変わるよな運命の出会い)が巡ってくるのです。



それは自分が歩むべき

本当の人生へと導いてくれるような人(師)との

驚くような出会いかもしれません。


それこそが師道(シドウ)。



それは、師につく道であり

自分の死にゆく道(いかに生きるか)を知ることであり

志を持った道なのです。


そして


そのような道を歩んでいる人こそが


本当の指導(シドウ)をすることができるのです。



そのような日々を過ごしていると

相談されることもあるでしょう。


そのとき相手を思い感じたままに話すだけで

相手の気持は明るく、温かく、軽く変わっていくはずです。



「シ・ド」のステージの人たちは、口ぐちにこういいます。



「毎日が本当に幸せ」

「なんか私、守られている気がする。導かれていると感じる」

「自分には、自分にしかできない役割があると思う」




「シ・ド」のステージいると


幸福のカギを手にし

人生の幸運の扉を開けることができます。



それだけではなく


身近にかかわる人

ご縁のある人たちの扉も開くことができるのです。


すると


ご縁という幸運の風に乗せられ

思いもしなかったような世界に運ばれていくのです。


以前の自分からは

想像もできなかった遥か彼方の世界へと。


だれもがみんな


最初は奴隷のステージから始まります。


しかし

奴隷のステージのままではいいわけがありません。



まず


自分がステージを上げて

幸せになることから始めること。



それは

先ほどのYさんも一緒。



まずは自分が幸せになって

周りへ働きかけることです。



身を粉にして

単に目の業務をこなす働き方をするだけではなく


周り(仲間、お客さん、仲間、取引業者さん、友人知人、家族…)の

幸福のカギはなんなのか?

どこにあるのか?


それを感じて


教えてあげること

幸福の扉を開くお手伝いしてあげることです。


4つの生き方・働き方

「ドレ・ミファ・ソラ・シド」の心の音階ステージを上げると


心は明るく、温かく、軽くなっていきます。


物理的な規模の拡大(ストレートに売上・年収)とはまったく関係ありません。


ステージの高い(真の意味で充実した)よい働き方・生き方をすることです。


よい働き方・生き方とは


周り(仲間、お客さん、仲間、取引業者さん、友人知人、家族…)を

幸せに(明るく、温かく、軽く)する働き方・生き方です。



そのためには自らが

まず先に幸せ(明るく、温かく、軽く)なることです。



幸運の女神を待つのではなく

自分が幸運の女神になることです。


なぜなら


幸せを運ぶ人が、幸運になるからです。


今は


人の上に立とうとする合理的損得主義の終焉の時であり

今からは、人の役に立とうとする魅力的尊徳主義の到来の時です。



今こそ、あなたの幸せ(明るさ、温かさ、軽さ)を

心から待っている人たちが大勢いるのです。


これから経済や世の中がどうなっていくのかを心配するよりも

今関わっているすべての人たちと

どんな社会(生活、職場、人生、世界…)にしていくのかを問う人こそが


魅力的なリーダーであり


それを実現していくのが

最高の働き方と生き方だと思うのです。


小田真嘉



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あなたの光に触れる全ての人たちが
幸せと豊かさに包まれ

その光の波が世界の果てまで広がることを
心から祈っています。
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