TODAY'S
 
BOOK📚


数週間前に図書館で追加で借りてきた本の中から、先日の旅の日の朝に2冊目を読了♪

読書感想文が追いつきません爆笑



今回はこちら!

草食系男子、読むべし! 戦後の日本社会に衝撃を与えた若き石原慎太郎の鮮烈なデビュー作。

女とは肉体の歓び以外のものではない。友とは取引の相手でしかない……退屈で窮屈な既成の価値や倫理にのびやかに反逆し、若き戦後世代の肉体と性を真正面から描いた「太陽の季節」。最年少で芥川賞を受賞したデビュー作は戦後社会に新鮮な衝撃を与えた。人生の真相を虚無の底に見つめた「灰色の教室」、死に隣接する限界状況を捉えた「処刑の部屋」他、挑戦し挑発する全5編。〟

※新潮社公式HPより引用

(借りた本は幻冬社)


すごいな、これがデビュー作とは。。

短編で5編収録されていたが、どれも気持ちの良い話ではなかった笑い泣き

だって、出てくる内容がそれぞれ女遊び暴力強姦ドラッグ博打ガーン

最後の「乾いた花」という話に出てくる博打の話が1番気持ちを落ち着かせて読めたくらいだわw

中でも有名な、この本の表題にもなっている「太陽の季節」は、拳闘(ボクシング)部に入っている虚無的な高校生の主人公が遊び仲間と銀座で女性たちを拾い(この時点で嫌になるわ真顔w)、その後その中の女性と肉体関係を結んで、恋仲にもなりそうになっていたのにその女性を自由にできるオモチャのようにもてあそび邪険に扱ったり自分の兄に売り渡したりしていた。それからしばらくして主人公との間の子の妊娠が発覚するが、中絶することになり手術に失敗して女性も亡くなってしまう…

という救いようのない話無気力

5編を通じて倫理観はどうなってんだ驚きという作品w

当時も賛否両論あったようだけど、時代を感じる内容だった。。



こちらが著者の石原慎太郎さん指差し


この方はよく知ってますねw

東京都知事でもあったなぁ。。

頭の良さもそうだけど多才な方だったよね。

今回の作品は一橋大学在学中の23歳の頃に第1回文學界新人賞を受賞でデビューして、後に同作品で芥川賞も受賞したようだ✨

他の作品も気になるが、デビュー作でこのインパクトだから読むのに勇気が必要な気がするw



映画化⇩になってこちらも大ヒット👀

主人公役の若かりし頃の長門裕之さんがどう見てもサザンの桑田佳祐さんなのよ爆笑

後に本人たちも似てると感動していたらしいw

長門さんもだし、この作品での共演がキッカケで長門さんとご夫婦になった南田洋子さんもお若くて美しい照れ

ご夫婦の晩年は壮絶だったようなのでなんだか映画以上に切ないけれど。。

映画には石原慎太郎さん自身と弟の裕次郎さんも出演!

サムネの若々しいお兄さんが慎太郎さんね🤭

この映画がキッカケで、石原兄弟のファッション(サングラスにアロハシャツ姿や慎太郎カット)をマネした若者たちは太陽族と呼ばれていたらしいw



そして併読してる文芸誌GOATやぎ座からは、

芦沢央(あしざわよう)さんの短編小説「念のため」。

タイトルは主人公が校閲の仕事をしていて、その際によく〝念のため〟と付け加えて訂正しているからなのだろう。

それ以外の文章中にもさらっと使われている。

中学の同窓会で地元に帰省した主人公が、最近仕事を始めた母について父から秘密を聞かされてその母に対する父の行動に主人公は愛を感じていたが、自宅に戻りその話をした時の妻の反応が肝になっているようなお話だった。

特に派手な展開はないけど、男女の価値観の違いや女性の嫌悪感を上手く表現していて最後は見事に嫌な気持ちになって終わったw

男性が読んだらまた感じ方が変わってくるのかなぁと思った作品。