永遠の課題「片付け」
小学生の片付け問題は、いろんなところで目にします。

何度言っても、片づけないんです
小学生が片づけてくれるようになるために、できることは色々ありますよ。
学童保育で長年小学生と遊んできた経験から、小学生が片づけをするようになるポイントを整理してみます。
ぜひ、実践に取り入れてみてくださいね。
「手伝う」と「やってあげる」は違うこと
片付けができないところは、片づけをやってあげている。
これが一番大きな要因かなと思います。
片づけないから、片づけるしかないという現状なんだとは思います。だけど、小学生からしたら、遊んだ後放っておけば自動で片付いていることになっている。
片づけを小学生に定着させたいのなら、小学生の片づける力を奪わないことです。
こういうと、こんな質問が返ってきます。

手を出さずに見てればいいってことですか?それじゃ、片付かないじゃないですか。
こういう「0か100か」みたいな捉え方になっていると片づけを教えていくことは難しいですよね。
手伝うということ
やってあげるとの違いは、「自分で片づけられる」というゴールに向かって関わるということ。
- 一緒に片づける
- 片づけ方を教える
- 指名して片づけをしてもらう
- 他の人の片付けの手伝いをお願いする
- 片づけてから帰るということを徹底すること
長いスパンでゴール設定
目の前の小学生が今すぐ片づけになるようにすることをゴールにすると、なかなか難しいことになります。
ゴール設定は、年度末。じっくり片づけに取り組むイメージで手伝ってみてください。
行動承認
そして、一人でも片づけてくれるようになったら、しっかり行動承認をする。
地道な取り組みを日々積み重ねる。
存在承認
こうなってくると、「片づけの時間」以外のコミュニケーションも重要になってきます。
指示をしても片づけてくれない関係は、コミュニケーション不全を起こしていると考えていいと思います。
日常的に、名前を呼んだり、遊んだり、会話をしたり。できることはたくさんあります。存在承認が大切なんです。
聞いてくれる関係を作っていくことも大切です。
片づけやすさ
遊び場の片付けや子供部屋の片づけは、大人が望む形と子どもの片づけやすさ・遊びやすさが釣り合っていないことがあります。
すぐに取り出せる。
すぐに片づけられる。
これが大切です。
思いっきり遊ぶとセット
片づけを大人が意識しすぎると、遊びを縮小させる力が働くことがあります。
おもちゃや遊具の量を減らしたり、過剰に片づけることへの言葉がけが多くなったり、片づけなかったことで使用禁止にしたり。
「いっぱい遊んだ」+「片付けもする」
このセットで定着できると最高です。
さとさんは、遊びに満足していると、片付けもスムーズになるイメージを持っています。
めっちゃ遊んだんだから、片づけるか!
そうなってくると、ずいぶん片付けもスムーズになっていると思いますね。
片づけるタイミング
ひとつの遊びが終って、次の遊びに移るとき、その都度片付けさせている場合もあります。
賛否ありそうですが、さとさんはまとめて片づける時間に片づけるようにします。
児童クラブだと、早く帰ってしまう子もいます。そういう子には、何か片づけてから、帰ってもらいます。保護者さんにも、そのことを分かってもらうようにもします。
残された人が、全部片づけてるんだよ。いくつか、片づけて帰ろう。
そして、片づけてくれたら、行動承認です。
終わり時間の見通しを伝える
遊びに夢中になってしまうと、終わりの時間が分からなくなりがちです。
楽しんでいる真っ最中に、急に片付けを言われても、なかなか切り替えが難しいものです。
あと、10分くらいで片づけになるよ。
気を付けたいのは、片付けの時間が決まっていたら、その時間から片づけることです。
ついつい、5分前くらいから片づけを促す大人を見かけます。
しっかり遊ぶ。そして、片づける。
「時間の見通しをつける力」も一緒に育ちますよ。
おわりに
「片付け」というのは、子どもの遊びで一番難しいことかもしれません。それでも、少しずつ地道な取り組むをすれば、必ず片付けられるようになるのが小学生です。
じっくり取り組んでみてくださいね。
子育てコーチング協会インストラクターのさとさんでした。
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