もし受講者たちが講義中に寝ていたら、間違いなく歴史は大きく変わっていただろう〜ソシュール | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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アリストテレスがイルカを哺乳類だと分類したのは有名な話」と聞いて、腰を抜かしています。

本当にアリストテレスは「万学の祖」すぎる。

 

 

 

 

いつも本編と関係ないと言うか傍流なところが気になってしまうのですが、今回はソシュールの話しを取り上げたくなっております!

 

何の話かと言えば、最近だいじろーさんなどと共に紹介した「ゆる言語学」の水野さんの著作の話です!

 

とは言え、この「会話の0.2秒」問題というのはかなりゾクゾクする話です。

 

シンプルに言えば、人は0.2秒の間で話者の交替をすべきか、何が適切か、どう読解すべきかを瞬時に判断し実行しているそうです。

 

しかし見方を変えると、あなたも毎日のように、1秒以下のわずかな時間で競争を繰り広げている。それが、会話だ。
会話では、一人の話者が話し、それが終わると別の人が話し始める。話者が交替するまでの発話を「ターン」といい、話者の交替を「ターンテイキング」というが、イギリスの言語学者であるスティーヴン・C・レヴィンソンらの研究によると、ターンティキングには平均して200ミリ秒つまり0.2秒しかかからないという。(略)

「ヒトがわずか200ミリ秒でターンテイキングを行なうには、言語にまつわるどのような知識が頭の中に必要で、具体的にはどんな処理が必要か?」
これを「200ミリ秒の謎」と呼び、以降の章で取り扱いたい。

 

 

そしてこの「0.2秒」問題を僕自身は「GeoGuessr」と絡(から)めて話をしたいのです。我々はGoogleマップではなく、リアル情報空間でGeoGuessrしなくてはいけないのです。それもミリセカンドで。

だからこそ、(ヴァータ性を発動して、結論から書けば)「思想」は顔とセットで理解したいのです。古典も思想も理論も全て顔とセットで。なぜなら、我々の顔認識機能は異常に発達しているからです。「会話の0.2秒の謎」もまた顔(というか表情)が重要なファクターです(多分!)。

 

 

 

ソシュールの肖像フェルディナン・ド・ソシュール、言語学者ソシュール顔写真ソシュールのご尊顔

 

 

というわけで、水野さんの名調子でソシュールについて聴きましょう!!

 

フェルディナン・ド・ソシュール、言語学者

*ソシュールのご尊顔!

 

 言語学の歴史に革命が起きたのは20世紀初頭だ。一人の天才が時代を作る。スイスの言語学者フェルディナン・ド・ソシュール(1857~1913)、その人だ。言語学の入門書を読めば、必ずその名が出てくるほどの大学者である。

 ただ、実は彼は生前自著を残していない。ではいかにして歴史に名を残したのだろう?

舞台は1907年のスイス・ジュネーヴ大学である。ソシュールは前任教授の退官にともなって言語学講義の担当を頼まれた。記録によると、ソシュールはいやいや引き受けたそうだ。

 おまけに出席者はたったの6人だったとか。お世辞にも人気の授業とは言えない。この後1908~1909年、1910~1911年にも一連の講義が行なわれたそうだが、出席者はいずれも10人強。1万4000人の延べ受講者数を誇る)ハーバード大学のマイケル・サンデル氏の哲学講義と比べると、スケールは100分の1以下だ。

 ジュネーヴでの白熱教室を終えて1年後の1912年にソシュールは体調を崩し、翌1913年に亡くなってしまう。ところが死後、弟子のシャルル・バイイとアルベール・セシュエが「先生が言ってたことってスゴくないか?」と思い、ソシュールの思想をまとめた本を作ろうと動き出した。ところがここで大きな二つの問題に直面する。一つはバイイとセシュエが例の講義に出席していなかったこと、もう一つは、ソシュールには講義用のメモを破り捨てる習慣があったことだ。不運極まりない。

 しかし、そこにまた偶然が重なる。丁寧にノートを取っていた受講者、さらに速記録を残していた受講者がいたのだ。これらの資料をもとに、ソシュールの死後に出版されたのが「一般言語学講義』である。もし受講者たちが講義中に寝ていたら、間違いなく歴史は大きく変わっていただろう。

 現代人が『一般言語学講義』を読めるのは、実に奇跡的なことだ。そう思って同書を開くと、今でも通用する主張をいっぱい見つけることができる。さすが、速記録を取らしめるほど魅力的な講義をしたソシュール先生は違う。

 

 

サクッとまとめてみると、誰もが知っている言語学に革命を起こしたソシュール。

しかし、ソシュールは著作を残していない?!

ではいかにして、歴史に名を残したのか?影響力を持てたのか?

 

それは講義ノートを出版したから!!

 

 

という話は「まといのば」でも良くしますが(そして、イエスも釈迦もソクラテスも本を残さなかったという話が続きますが)、僕が知らなかったのは、その愛弟子2人が授業を受けていなかったということ、ジュネーブ大学での授業の受講生が10人程度であったこと、「ソシュールには講義用のメモを破り捨てる習慣があったこと」(すごっ!!)、ラッキーだったのは「丁寧にノートを取っていた受講者、さらに速記録を残していた受講者がいた」ことです。

 

 

 

本当に歴史というのは僅かなことで大きく動きます。

 

パウロがいなければ、我々はイエスを知らないでしょうし、蓮如がいなければ我々は親鸞を知らないでしょう。ルクレティウスがいなければ、そして16世紀に写本が発見されなければ、我々はデモクリトスを知らないでしょう(そしてプランクがアインシュタインを見出さなければ…)。

ソシュールのゼミのような講義を、丁寧にノートを取っていた受講者と、速記録を残していた受講者に我々は感謝です。本当に些細なことでバトンは渡され、そして些細なことでバトンは落とされるのです。

 

 

それで30歳のとき、私は追い出されたのです。それは周知の事実となりました。私の人生をかけて築いたものが、突然、手中から消えてしまったのです。これは本当にしんどい出来事でした。

1カ月くらいはぼうぜんとしていました。私にバトンを託した先輩の起業家たちを失望させてしまったと落ち込みました。
(スティーブ・ジョブズ)

 

 

 

Dr.Stone的なことはいつも「いまここ」で起こっているのです。

何千年という時を経て、苦心して積み上げれてきた文明というのは、10人か12人を失えば、永遠に失うのです。

 

 

今日の最も偉大な物理学者の一人で、アインシュタインの同僚でもあり継承者でもあるヘルマン・ヴェイルは、友人との対話の中でつねに次のようなことをいっている。つまり、もし特定の十もしくは十二人の物理学者が突然死んだとすれば、今日の物理学の軌跡が永遠に人間から消え去ってしまうことはほとんどまちがいないだろう。人間の知性を物理理論の複雑な抽象性に適合させるには、何世紀にもわたる準備期間が必要だったのである。なんらかの突発事件がかくも驚異的な人間の可能性ーーーしかもそれは未来の技術の基礎でもあるのだがーーーを抹殺してしまうことさえありうるのだ。(オルテガ『大衆の反逆』)

 

 

 

僭越ながら、「まといのば」の理論や気功技術も同じだと思っています。

継承者がいなければ、圧倒的な知恵も雲散霧消し、またゼロから賽の河原積みのやり直しです。

 

というわけで、継承者募集です(冗談です)。

 

ただ、(恵果和尚が空海に言ったように)「待ちわびたぞ」と言えるような弟子というか仲間はいつも求めています(今もたくさんいますが!)。

 

いや、「まといのば」はともかくとしてもT理論に関しては強い危機感をこの10年ほど持っています。自分の人生を変え、自分と関わる他人の人生を好転させながら、理論を学び実践していく場としてのマスタークラスを今年も募集します!(唐突に宣伝!)。

3月から2期目(2年目)に突入ですが、2月から受講開始でも構いません!

 

マスタークラスについては昨年3月の募集開始以来、130本の記事が書かれているそうなので、検索してじっくり熟読してから、参加を決めてください(いや、読まなければ参加できないわけではありません)。

 

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劇場で会いましょう!!!

 

【動画紹介】

本来ならば水野さんのYoutube番組の「ゆる言語学」から興味深い動画を選ぶべきながら、、、、あまりに強烈なものを見つけてしまい、、、

 

まずは真面目な動画から!

 

 

 

そして、「ゆる言語学」ではなく、姉妹版の「ゆるコンピューター科学ラジオ」より!

 

そして、なんとなく鈴木愛理さん(「ただいまの魔法 feat.清塚信也」)。The First Takeより!

 

最近ハマっているのが国籍当て!!!

これもひとつのGeoではない国籍Guessr!!