旬の時期には新鮮チェリーで - 「キルシュ・ヌーデル」
ドイツの夏でうれしいことの1つは、
地元フルーツのバリエが増えること。
そんなフルーツの1つが「チェリー」です。
先日義父母が、ご近所からたくさんチェリーをいただいたそうです。
そこで、お料理上手な義母が作ったものとは~
バイエルン風「キルシュ・ヌーデル」!
「キルシュ」とは、ドイツ語でチェリーのこと。
お菓子のレシピにも風味づけに登場する、
チェリーのお酒「キルシュ・ワッサー」のキルシュです。
そして、「ヌーデル」は英語の「ヌードル」、詰まり「麺類」の意味です。
ですがドイツ語のヌーデルは、スパゲティーなどの、所謂「パスタ」のほかに、
小麦粉などの「生地」をベースにした料理という意味もあります。
というわけで、キルシュ・ヌーデルは、小麦粉生地にチェリーを混ぜて焼いたお菓子。
1個が大人のげんこつよりやや大きいくらいのサイズです。

ドーナツに近いですが、
油で揚げるかわりに、イースト生地をオーブンで焼きます。
甘いお菓子の部類に入りますが、
甘みはチェリーと少量の砂糖だけ。
なのでほんのり甘さで、しつこくなく、美味しくいただけます。
瓶詰めや缶詰めで販売されているチェリーでももちろんOKですが、
旬の生のチェリーを入れると、なんともリッチナ感じがしますね。
焼き上がりが4角の立方体なので、
私は最初から4角形に生地を形成するのかと思ってたのですが、
実際は4角のベーキングディッシュのなかで焼くので、
生地が膨らむ過程で自然と4角になるんだそうな~
生地の材料をミックスする段階で、
気泡ができるようにせっせと泡立てるので、
焼き上がりはふーんわり。
中身が凝縮されてない分、
見た目は大きそうでも、なんだかぺろりと食べられてしまうのです。
キルシュ・ヌーデルでコーヒーブレイク。
夏真っ盛りの、素敵な午後の過ごし方です~
【義母推薦のキルシュ・ヌーデルレシピ】
■材料
**レシピはドイツの基準です。多すぎる場合は、半量でも作れると思います。
・強力粉 500グラム
生のイースト1個 (ドイツでは4角形にプレスされたフレッシュなイーストが売られています。なければドライイーストでも代用可能。
目安は、フレッシュイースト1 個42グラム = ドライイースト ドイツのもので2袋 (1袋は7グラムなので、2袋だと14グラム)
これは小麦粉500グラム分です。)
・卵 2個
・牛乳 250ミリリットル
・柔らかいバター 50グラム
・オーガニックのレモンの皮半量分 すり下ろす
・チェリー 約250グラム (生でも瓶詰めでも。ドイツでは種入りでそのまま使うこともあります)
・生地にかける溶かしバター 約100グラム
■作り方
・小麦粉をボウルに入れ、真ん中に小さなくぼみを作ります。
・牛乳を軽く温め、そのうちの大さじ4分を取り分けて、これにイーストを混ぜて溶かします。
・牛乳で溶いたイーストを、ゆっくりと小麦粉のくぼみに注ぎます。
・ボウルの端に近いほうから小麦粉をすこしとって、イーストを注いだくぼみにかぶせるようにぱらぱらとのせます。
・ボウル全体に布巾などをかぶせて蓋をし、約20分イーストを発酵させます。
・生地が少し膨らんだら、牛乳以外の残りの材料をすべて加えて、捏ねます。

・ゆっくりと牛乳を加えて、更に生地を捏ねます。
・牛乳を加えながら、生地を泡だけ木でしっかり泡立てて、できるだけたくさん生地に空気が入るようにします。
・生地がなめらかになり、ボウルにくっつかなくなるまで泡立てます。
・ボウル全体に再び布巾などをかぶせて蓋をして、、生地が倍の量に膨らむまで寝かせます。

・生地を同じくらいの大きさに8等分くらいにします。
・それぞれの生地を少しつぶして平べったくして、中に4-6個のチェリーを入れ、少量の砂糖を振ります。

・生地の終わりを閉じます。
・溶かしバターにヌーデルを1つずつ両面くぐらせて、オーブン使用のベーキングディッシュにぎっしり並べて、再度10分おきます。
オーブンを190℃に予熱して、キルシュ・ヌーデルがきれいなきつね色になるまで、約40分焼きます。
・10分おいて粗熱をとってから、ケーキ皿などにとって、"Guten Apetit (めしあがれ)!”

地元フルーツのバリエが増えること。
そんなフルーツの1つが「チェリー」です。
先日義父母が、ご近所からたくさんチェリーをいただいたそうです。
そこで、お料理上手な義母が作ったものとは~
バイエルン風「キルシュ・ヌーデル」!
「キルシュ」とは、ドイツ語でチェリーのこと。
お菓子のレシピにも風味づけに登場する、
チェリーのお酒「キルシュ・ワッサー」のキルシュです。
そして、「ヌーデル」は英語の「ヌードル」、詰まり「麺類」の意味です。
ですがドイツ語のヌーデルは、スパゲティーなどの、所謂「パスタ」のほかに、
小麦粉などの「生地」をベースにした料理という意味もあります。
というわけで、キルシュ・ヌーデルは、小麦粉生地にチェリーを混ぜて焼いたお菓子。
1個が大人のげんこつよりやや大きいくらいのサイズです。

ドーナツに近いですが、
油で揚げるかわりに、イースト生地をオーブンで焼きます。
甘いお菓子の部類に入りますが、
甘みはチェリーと少量の砂糖だけ。
なのでほんのり甘さで、しつこくなく、美味しくいただけます。
瓶詰めや缶詰めで販売されているチェリーでももちろんOKですが、
旬の生のチェリーを入れると、なんともリッチナ感じがしますね。
焼き上がりが4角の立方体なので、
私は最初から4角形に生地を形成するのかと思ってたのですが、
実際は4角のベーキングディッシュのなかで焼くので、
生地が膨らむ過程で自然と4角になるんだそうな~
生地の材料をミックスする段階で、
気泡ができるようにせっせと泡立てるので、
焼き上がりはふーんわり。
中身が凝縮されてない分、
見た目は大きそうでも、なんだかぺろりと食べられてしまうのです。
キルシュ・ヌーデルでコーヒーブレイク。
夏真っ盛りの、素敵な午後の過ごし方です~
【義母推薦のキルシュ・ヌーデルレシピ】
■材料
**レシピはドイツの基準です。多すぎる場合は、半量でも作れると思います。
・強力粉 500グラム
生のイースト1個 (ドイツでは4角形にプレスされたフレッシュなイーストが売られています。なければドライイーストでも代用可能。
目安は、フレッシュイースト1 個42グラム = ドライイースト ドイツのもので2袋 (1袋は7グラムなので、2袋だと14グラム)
これは小麦粉500グラム分です。)
・卵 2個
・牛乳 250ミリリットル
・柔らかいバター 50グラム
・オーガニックのレモンの皮半量分 すり下ろす
・チェリー 約250グラム (生でも瓶詰めでも。ドイツでは種入りでそのまま使うこともあります)
・生地にかける溶かしバター 約100グラム
■作り方
・小麦粉をボウルに入れ、真ん中に小さなくぼみを作ります。
・牛乳を軽く温め、そのうちの大さじ4分を取り分けて、これにイーストを混ぜて溶かします。
・牛乳で溶いたイーストを、ゆっくりと小麦粉のくぼみに注ぎます。
・ボウルの端に近いほうから小麦粉をすこしとって、イーストを注いだくぼみにかぶせるようにぱらぱらとのせます。
・ボウル全体に布巾などをかぶせて蓋をし、約20分イーストを発酵させます。
・生地が少し膨らんだら、牛乳以外の残りの材料をすべて加えて、捏ねます。

・ゆっくりと牛乳を加えて、更に生地を捏ねます。
・牛乳を加えながら、生地を泡だけ木でしっかり泡立てて、できるだけたくさん生地に空気が入るようにします。
・生地がなめらかになり、ボウルにくっつかなくなるまで泡立てます。
・ボウル全体に再び布巾などをかぶせて蓋をして、、生地が倍の量に膨らむまで寝かせます。

・生地を同じくらいの大きさに8等分くらいにします。
・それぞれの生地を少しつぶして平べったくして、中に4-6個のチェリーを入れ、少量の砂糖を振ります。

・生地の終わりを閉じます。
・溶かしバターにヌーデルを1つずつ両面くぐらせて、オーブン使用のベーキングディッシュにぎっしり並べて、再度10分おきます。
オーブンを190℃に予熱して、キルシュ・ヌーデルがきれいなきつね色になるまで、約40分焼きます。
・10分おいて粗熱をとってから、ケーキ皿などにとって、"Guten Apetit (めしあがれ)!”

中世へタイムスリップ - カルテンベルクの「曲芸ナイト」
夏たけなわのこの時期。
夏祭り、特に中世の音楽や文化を再現する「中世祭り」が、
ドイツ各地で開催されています。
中でも大規模で迫力満点なのが、
ミュンヘン西方、カルテンベルクの祭典です。
3週間にわたり、カルテンベルク城を中心に毎年開かれる中世祭りは、
まさにバイエルンの夏の代名詞といっても過言ではないでしょう。
多くの観光客が、州内外、国内外からやってきます。

■ 青空にはえるカルテンベルク城
私も、夫と義父母と一緒に、今年久々に行ってきました。
カルテンベルクの中世祭りといえば、
騎士の馬上試合を再現する「トーナメント」が有名です。
渡独間もないころ、私もはじめてこのトーナメントを見物し、
本物の馬も登場するダイナミックなパフォーマンスに、いたく魅了されました。
そして今回は、その大規模な祭典の幕開けイベント、
オープニングをかざる「ガウクラー・ナイト」へ行ってきました。
「ガウクラー」とは、ドイツ語で曲芸師のこと。
つまり、中世を再現する「曲芸ナイト」です。
そのタイトルの通り、
この夜のプログラムは曲芸満載、そして中世満載でした~
夕方6時ごろ会場入り。
そこでは、いきなり次元の違う世界が展開していました。
中世グッズを売っているお店をのぞいたり、
竹馬にのってる人やジャグラーとおしゃべりしたり、
夜はダンス曲芸や中世音楽のステージショーへ行ったり、
パレードを見たり。
あっという間に時間は流れて、
午後11時の花火&音楽のショーを見たら帰ろうかといいつつ、
魔女ルクサーナのアクロバットショーに思わず引き込まれてまた立ち止まり、
帰りがけにカルテンベルク城特産の地ビールまでなぜか買って、
帰途についたのは真夜中すぎ。
中身の濃ーい夜でした~
この夜の印象をひと言で表すとすると、
ため息混じりの「おぉぉぉぉ!!!」という感じでしょうか。
そして「本物だなぁ」と思いました。
こういうお祭りでは、なんちゃって中世というか、
何となーく中世風の安っぽいアクセサリーやおもちゃが売られていたり、
お祭り気分に乗じて酔っ払いが管を巻いてたり、
中世に感慨を抱いているのか、からかっているのか、
微妙だなぁと感じることも正直あるんですけど、
今回のカルテンベルクでは、そういう「てきとう」な雰囲気が全くなかったです。
牛の角を磨いて手作りした、ドリンクカップ
(角だからカップじゃないか~なんていうんだろう~)のお店も、
「魔女裁判」のパフォーマンスのダイアログも、
騎士や空想の鳥などに扮装したり、
ルートを演奏しながら会場をまわって雰囲気を盛り上げている人たちも、
みんな真剣に、本気でやってるなぁという印象でした。

■ 牛の角で作ったドリンクカップ

■ 4 騎士に扮した男性二人

■ 竹馬にのり、空想の鳥の仮装をした女性

■ ルートを演奏し、歌いながら会場をまわるミュージシャン
アトラクションとして連れてこられたガチョウさんたちも、楽しそう♪

そして、ステージパフォーマンスはまさにプロの腕前。
バグパイプやパーカッション・ボーカルを交えた元気な中世音楽も、
日没後のアリーナに響く、幻想的なスティールドラムの音色も、
最高でした。

またダンスとアクロバットのパフォーマンスでは、
ミュンヘンのモーリスカ一座が特に大人気でした。
モーリスカは、かつて北アフリカで生まれたムーア人の踊りで、
中世に南欧を経由してドイツにも伝わり、当時大変な人気を博したとか。
大胆で、ぴったり息のあったアクロバットが印象的でした。

なんとも非現実的というか、
中世へタイムスリップしたような不思議な夜でした~
夏祭り、特に中世の音楽や文化を再現する「中世祭り」が、
ドイツ各地で開催されています。
中でも大規模で迫力満点なのが、
ミュンヘン西方、カルテンベルクの祭典です。
3週間にわたり、カルテンベルク城を中心に毎年開かれる中世祭りは、
まさにバイエルンの夏の代名詞といっても過言ではないでしょう。
多くの観光客が、州内外、国内外からやってきます。

■ 青空にはえるカルテンベルク城
私も、夫と義父母と一緒に、今年久々に行ってきました。
カルテンベルクの中世祭りといえば、
騎士の馬上試合を再現する「トーナメント」が有名です。
渡独間もないころ、私もはじめてこのトーナメントを見物し、
本物の馬も登場するダイナミックなパフォーマンスに、いたく魅了されました。
そして今回は、その大規模な祭典の幕開けイベント、
オープニングをかざる「ガウクラー・ナイト」へ行ってきました。
「ガウクラー」とは、ドイツ語で曲芸師のこと。
つまり、中世を再現する「曲芸ナイト」です。
そのタイトルの通り、
この夜のプログラムは曲芸満載、そして中世満載でした~
夕方6時ごろ会場入り。
そこでは、いきなり次元の違う世界が展開していました。
中世グッズを売っているお店をのぞいたり、
竹馬にのってる人やジャグラーとおしゃべりしたり、
夜はダンス曲芸や中世音楽のステージショーへ行ったり、
パレードを見たり。
あっという間に時間は流れて、
午後11時の花火&音楽のショーを見たら帰ろうかといいつつ、
魔女ルクサーナのアクロバットショーに思わず引き込まれてまた立ち止まり、
帰りがけにカルテンベルク城特産の地ビールまでなぜか買って、
帰途についたのは真夜中すぎ。
中身の濃ーい夜でした~
この夜の印象をひと言で表すとすると、
ため息混じりの「おぉぉぉぉ!!!」という感じでしょうか。
そして「本物だなぁ」と思いました。
こういうお祭りでは、なんちゃって中世というか、
何となーく中世風の安っぽいアクセサリーやおもちゃが売られていたり、
お祭り気分に乗じて酔っ払いが管を巻いてたり、
中世に感慨を抱いているのか、からかっているのか、
微妙だなぁと感じることも正直あるんですけど、
今回のカルテンベルクでは、そういう「てきとう」な雰囲気が全くなかったです。
牛の角を磨いて手作りした、ドリンクカップ
(角だからカップじゃないか~なんていうんだろう~)のお店も、
「魔女裁判」のパフォーマンスのダイアログも、
騎士や空想の鳥などに扮装したり、
ルートを演奏しながら会場をまわって雰囲気を盛り上げている人たちも、
みんな真剣に、本気でやってるなぁという印象でした。

■ 牛の角で作ったドリンクカップ

■ 4 騎士に扮した男性二人

■ 竹馬にのり、空想の鳥の仮装をした女性

■ ルートを演奏し、歌いながら会場をまわるミュージシャン
アトラクションとして連れてこられたガチョウさんたちも、楽しそう♪

そして、ステージパフォーマンスはまさにプロの腕前。
バグパイプやパーカッション・ボーカルを交えた元気な中世音楽も、
日没後のアリーナに響く、幻想的なスティールドラムの音色も、
最高でした。

またダンスとアクロバットのパフォーマンスでは、
ミュンヘンのモーリスカ一座が特に大人気でした。
モーリスカは、かつて北アフリカで生まれたムーア人の踊りで、
中世に南欧を経由してドイツにも伝わり、当時大変な人気を博したとか。
大胆で、ぴったり息のあったアクロバットが印象的でした。

なんとも非現実的というか、
中世へタイムスリップしたような不思議な夜でした~
旅立ちの時 - 卒業式
久々に、「卒業式」なるものに行ってきました。
ドイツ側の姪っ子3人のうち、
一番上の子がこのほどギムナジウム(高等学校)を終えて卒業することになり、
みんなでお祝いに駆けつけた・というわけです。
日本では、父母の出席はあっても、
兄弟姉妹や祖父母が卒業式に出席することはあまりないですよね。
ですがドイツでは、高校卒業はみんなのお祝いです。
バイエルンのギムナジウムは現在8年制。
姪っ子の通う地方の学校では、今年113人が晴れて卒業しました。
卒業式というと、日本では卒業証書が授与されますね。
ここバイエルンのギムナジウムで生徒たちに校長先生から渡されるのは、
高校の修了試験アビチュア(Abitur)の合格証書です。
アビチュアは、しばしば略して「アビ」(Abi)と呼ばれます。
これが高校の卒業証書になると同時に、
大学への入学資格にもなります。

各大学の入試を受ける代わりに、
このアビの成績で入れる大学や学科が決まってくるわけです。
とくにバイエルン州のアビは、ドイツ国内でも難易度が最も高いと言われています。
日本の高校3年生が受験勉強をするのと同じかもしれません。
バイエルンのギムナジウムの最終学年、12年生も、
卒業をまえに歯を食いしばってせっせと勉強して、
チャレンジな時期を通過しなければなりません。
それを突破しての、晴れての卒業です。
生徒たちの演奏するライブの音楽、
なんと懐かしのナンバー、ヨーロッパの「ファイナル・カウントダウン」で、
幕を開けたアビ式。

校長先生や各来賓の挨拶、
PTAから卒業生の親代表の女性の挨拶、
成績優秀者の紹介と表彰、
途中に音楽を挟みながら、指揮はスムーズに進行し、
最後に卒業生一人ずつに、アビの合格証書が手渡されました。


ほかにドイツで同じような卒業式に出たことがないので、比較はできないのですが、
自分自身のかつての卒業式と比較してまず思ったことは、
「式の流れに余裕があるなぁ」ということでした。
町の市長さんや議員さんも来賓として出席していて、
それぞれのお話に、
「今後将来を担っていくきみたちへ」という、
典型的な内容も確かに盛り込まれてはいたのですが、
途中で思いつきのジョークが飛び出したり、
それに会場が大爆笑したり、
全体的に厳かながら、リラックスした雰囲気でした。
校長先生も、ありきたりの挨拶をただ棒読みするという感じではぜんぜんなくて、
まえの方のジョークに応戦したり、
サッカーの話題に触れたりしながら、
それでいて昨今の不穏な世界情勢や、
今後どういう人材が求められる世の中になって行くかなど、
場にふさわしい話題も織り込みながら、
メリハリのある素晴らしいスピーチでした。
自身も卒業生の娘を持つPTAの親代表の女性に至っては、
ティーンエイジャーを育てる「喜びと苦悩」を、
子どもの成長期ごとに選んだ音楽でおもしろおかしく表現して、
会場はひっくり返るホドの大騒ぎに。
卒業生代表の挨拶も、
男女1人ずつが交互に、学校生活の思い出を、学年ごとに紹介。
はきはきと楽しそうに発表するのを聞きながら、
毎年、判で押したように同じような文面を、ひたすら読み上げるだけの、
私の知ってる「卒業生の答辞」とはずいぶん違うんだなぁと、
ひそかにカルチャーショックを感じました。

そして、なにより特徴的だったのは、
卒業生一人一人がまえに出てアビの合格証書を受け取る際、
それぞれ本人が選んだ音楽が会場に流されたということ。
これは衝撃でした~
自分たちで選んでいいよということで、
ラップとか、メタルブラックとか、ポップとか、
私にはあんまり違いが分からないんですが、
とにかく「やかましい」音楽で会場はいっぱいに。
そこへ友人たちからの「ヒューヒュー」、「おぉぉぉぉ!」という応援の声。
あまりに自分の「卒業式」のイメージからかけ離れた喧噪に、
思わず自分は何しにどこへきてるのか、忘れてしまいそうでした~
せいぜい1時間か2時間と思っていたら、
なんと4時間にも及ぶ念入りな卒業式でした~
その後、卒業生たちは、外に出て、
自分の願いを短冊に書いて、ハート型の風船につけて飛ばしました。
若く大きな夢が、今後たくさん実現するといいな~

全員参加はここまで。
これに続いて、夕食と、社交ダンスが夜中まで別な会場で開かれましたが、
こちらは卒業生と先生方、そしてその両親だけの、もっと内輪なイベントでした。
ちなみに、姪っ子の学校では、9年生(日本だと中学3年生)の時に、
社交ダンスを習う単元があるそうで、
なのでみんな、アビのダンスでもちゃんと踊れるんですって。
しかも、制服がないので、みんな自分のセンスで正装しないとなりません。
式に先立ちPTAから卒業生の女の子たちに、
ステージ上できれいに姿勢良く歩くための、
モデルスタジオでの1時間分のレッスンがプレゼントされたそうです。
どんな時に、何を着て、
どんな風にふるまうのか、
ドイツの若い人たちは、こうして実践から学んでいくんですね~
今回のアビ式のモットーは、
"Believe in yourself" (自分を信じて)とのこと。
21世紀はいろんな意味で、
価値観が多様化する、チャレンジな時期に今後ますますなりそうなので、
自分の判断で生き抜いていくパワーが求められているのでしょうね~

ドイツ側の姪っ子3人のうち、
一番上の子がこのほどギムナジウム(高等学校)を終えて卒業することになり、
みんなでお祝いに駆けつけた・というわけです。
日本では、父母の出席はあっても、
兄弟姉妹や祖父母が卒業式に出席することはあまりないですよね。
ですがドイツでは、高校卒業はみんなのお祝いです。
バイエルンのギムナジウムは現在8年制。
姪っ子の通う地方の学校では、今年113人が晴れて卒業しました。
卒業式というと、日本では卒業証書が授与されますね。
ここバイエルンのギムナジウムで生徒たちに校長先生から渡されるのは、
高校の修了試験アビチュア(Abitur)の合格証書です。
アビチュアは、しばしば略して「アビ」(Abi)と呼ばれます。
これが高校の卒業証書になると同時に、
大学への入学資格にもなります。

各大学の入試を受ける代わりに、
このアビの成績で入れる大学や学科が決まってくるわけです。
とくにバイエルン州のアビは、ドイツ国内でも難易度が最も高いと言われています。
日本の高校3年生が受験勉強をするのと同じかもしれません。
バイエルンのギムナジウムの最終学年、12年生も、
卒業をまえに歯を食いしばってせっせと勉強して、
チャレンジな時期を通過しなければなりません。
それを突破しての、晴れての卒業です。
生徒たちの演奏するライブの音楽、
なんと懐かしのナンバー、ヨーロッパの「ファイナル・カウントダウン」で、
幕を開けたアビ式。

校長先生や各来賓の挨拶、
PTAから卒業生の親代表の女性の挨拶、
成績優秀者の紹介と表彰、
途中に音楽を挟みながら、指揮はスムーズに進行し、
最後に卒業生一人ずつに、アビの合格証書が手渡されました。


ほかにドイツで同じような卒業式に出たことがないので、比較はできないのですが、
自分自身のかつての卒業式と比較してまず思ったことは、
「式の流れに余裕があるなぁ」ということでした。
町の市長さんや議員さんも来賓として出席していて、
それぞれのお話に、
「今後将来を担っていくきみたちへ」という、
典型的な内容も確かに盛り込まれてはいたのですが、
途中で思いつきのジョークが飛び出したり、
それに会場が大爆笑したり、
全体的に厳かながら、リラックスした雰囲気でした。
校長先生も、ありきたりの挨拶をただ棒読みするという感じではぜんぜんなくて、
まえの方のジョークに応戦したり、
サッカーの話題に触れたりしながら、
それでいて昨今の不穏な世界情勢や、
今後どういう人材が求められる世の中になって行くかなど、
場にふさわしい話題も織り込みながら、
メリハリのある素晴らしいスピーチでした。
自身も卒業生の娘を持つPTAの親代表の女性に至っては、
ティーンエイジャーを育てる「喜びと苦悩」を、
子どもの成長期ごとに選んだ音楽でおもしろおかしく表現して、
会場はひっくり返るホドの大騒ぎに。
卒業生代表の挨拶も、
男女1人ずつが交互に、学校生活の思い出を、学年ごとに紹介。
はきはきと楽しそうに発表するのを聞きながら、
毎年、判で押したように同じような文面を、ひたすら読み上げるだけの、
私の知ってる「卒業生の答辞」とはずいぶん違うんだなぁと、
ひそかにカルチャーショックを感じました。

そして、なにより特徴的だったのは、
卒業生一人一人がまえに出てアビの合格証書を受け取る際、
それぞれ本人が選んだ音楽が会場に流されたということ。
これは衝撃でした~
自分たちで選んでいいよということで、
ラップとか、メタルブラックとか、ポップとか、
私にはあんまり違いが分からないんですが、
とにかく「やかましい」音楽で会場はいっぱいに。
そこへ友人たちからの「ヒューヒュー」、「おぉぉぉぉ!」という応援の声。
あまりに自分の「卒業式」のイメージからかけ離れた喧噪に、
思わず自分は何しにどこへきてるのか、忘れてしまいそうでした~
せいぜい1時間か2時間と思っていたら、
なんと4時間にも及ぶ念入りな卒業式でした~
その後、卒業生たちは、外に出て、
自分の願いを短冊に書いて、ハート型の風船につけて飛ばしました。
若く大きな夢が、今後たくさん実現するといいな~

全員参加はここまで。
これに続いて、夕食と、社交ダンスが夜中まで別な会場で開かれましたが、
こちらは卒業生と先生方、そしてその両親だけの、もっと内輪なイベントでした。
ちなみに、姪っ子の学校では、9年生(日本だと中学3年生)の時に、
社交ダンスを習う単元があるそうで、
なのでみんな、アビのダンスでもちゃんと踊れるんですって。
しかも、制服がないので、みんな自分のセンスで正装しないとなりません。
式に先立ちPTAから卒業生の女の子たちに、
ステージ上できれいに姿勢良く歩くための、
モデルスタジオでの1時間分のレッスンがプレゼントされたそうです。
どんな時に、何を着て、
どんな風にふるまうのか、
ドイツの若い人たちは、こうして実践から学んでいくんですね~
今回のアビ式のモットーは、
"Believe in yourself" (自分を信じて)とのこと。
21世紀はいろんな意味で、
価値観が多様化する、チャレンジな時期に今後ますますなりそうなので、
自分の判断で生き抜いていくパワーが求められているのでしょうね~
