平田先生の教室で新しい作品のオーダー
レッスンを始めました。1回目はたくさん
のシナモンと木の実にワイヤーをかけま
した。大きな王冠を完成させたドン・グリ
君は自信をつけ、帰り道はルンルン気分で
す。
「ムニャムニャムニャ・・・ク・ルミちゃん
だーい好き。どうか僕と結婚してください」
「あたしもドン・グリさん大好きよ」
「ギャー、何をする!」
「コンラート、どーしてお前がここにいる
んだ!」
「どーしてお前、いつも僕の傍で寝ているん
だ?僕のことどう思っている?」
「実は・・・」
「やい、ショボクレ顔のドングリ!俺は別に
お前のことをどうこう思っているわけじゃな
い。ただ、お前の身に何かあったら大変だか
らいつも傍で寝ている」
「どうして?」
「ハインリヒ様はとてもつらい経験をしてい
る。それなのにお前に何かあったら・・・
俺はこれ以上あの方を悲しませたくはない」
「コンラート・・・」
ーつづくー












