おうちで育てる、子どもの自己肯定感 第4回:感情を認めることで、“わたしの気持ちも大事”が育つ | 10才までの自己肯定感の育み方 放課後児童クラブスーパーバイザーさとさん

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学童保育歴20年・島根県スーパーバイザーのさとさんが、特に低学年の子どもとの信頼関係作りをテーマに、働くママを応援するブログです。「聞く・訊く・聴く」を軸に、自己肯定感を育む関わり方と、親子のタイプに合わせた4つの関係性モデルを実例とともに紹介しています。

お疲れ様です。子育てコーチング協会インストラクターのさとさんです。

 

子どもの自己肯定感:感情を認める関わり方

 

 

 


🌟おうちで育てる、子どもの自己肯定感

第4回:感情を認めることで、“わたしの気持ちも大事”が育つ


🌱はじめに

あなたのおうちでは、どんな“気持ちのぶつかり”がありますか?

 

「妹ばっかりずるい!」
「なんで怒られるの、あの子もやってたのに!」
「泣いたら聞いてもらえるって、ずるい!」

 

兄弟げんかや友だちとのトラブルのあと、子どもがこんなふうに訴えてくること、ありませんか?

 

つい「そんな言い方しないの」「泣いてる子のほうがかわいそうでしょ」と言いたくなるけれど——


その子の気持ちにも、ちゃんと理由があるんです。

 


🧩エピソード①:貸したくない気持ちにも、理由があった

自己肯定感を育む、子供の気持ちを受け止める

 

ある受講生さんが、「娘が自転車を友だちに貸したくないと言ってきた」と話してくれました。


ママは「貸してあげたら?」「お互い様でしょ」と言いそうになったけれど——
 

ふと立ち止まって、こう聞いてみたそうです。

「どうして貸したくないの?」

 

すると娘さんは、こう話してくれました。

  • 探し回ってやっと見つけたお気に入りだったこと
  • 同じサイズやデザインがなかなかなくて、特別な思い入れがあること
  • 壊れたらもう同じものは手に入らないかもしれないこと

 

ママは驚きました。
 

「そんなに大事に思ってたんだね。教えてくれてありがとう」と伝えると、娘さんは少し考えて——

「じゃあ、一回帰ってから貸してあげるって言ってくる!」

 

“貸したくない”という気持ちの裏にある理由を聞いてもらえたことで、娘さん自身が納得し、行動を選び直すことができたのです。

 


🧩エピソード②:どっちが悪いかじゃなく、気持ちを受け止める

別の受講生さんが、「妹が『おねーちゃんがたたいたー!』と泣いてきたときの話」を教えてくれました。

 

子どもと話す母親、自己肯定感を育む


以前ならすぐにお姉ちゃんを注意していたけれど、その日はこう声をかけたそうです。

「たたかれたんだね。痛かったね。」

 

すると、妹は少し落ち着いた様子で、お姉ちゃんのところに戻っていき、また遊びはじめたんです。

 

「どっちが悪いか」を決めるよりも、まず“気持ちを受け止める”ことが、子どもにとっての安心になる
 

そのことを、実感した出来事でした。

 


💡関わり方のヒント

感情を認めるって、「泣いてる子を優先する」ことではありません。
 

どの子の気持ちも、同じように受け止めることが大切です。

 

たとえば…

 

  • 「○○ちゃんが泣いてたけど、あなたも嫌だったんだよね。」
  • 「泣いてないからって、平気なわけじゃないよね。」
  • 「気持ちを話してくれてありがとう。あなたの気持ちも、大事だよ。」

 

感情を公平に受け止めることで、子どもは「わたしの気持ちも大事にされてる」と感じられます。


それが、自己肯定感の土台になります。

 

👉 支援員向けの記事では、「泣いている子ばかりが注目される…」そんな現場で、すべての子の気持ちを受け止める視点について紹介しています
感情を公平に受け止めるって、どういうこと?(支援員向け)

 


🌿おわりに

「泣いてないけど、わたしも悲しかった」
 

そんな気持ちを、そっと受け止めてみませんか?

 

今日の夜、「あなたの気持ちも、大事だよ」と伝えてみてください。
 

その一言が、子どもの心に“わたしも安心して話していいんだ”という感覚を育てていきます。

 

おうちで育てる、子どもの自己肯定感シリーズの過去回

 

👉 第1回:「できた!」の気持ちを育てる声かけ

ポジティブな声かけで、子どもの心に“できた!”を残す

👉 第2回:「選択肢を与える」ことで“自分で決めた”を育てる
選択肢を与えることで、“自分で決めた”を育てる

👉 第3回:「失敗しても大丈夫」と思える関わり方
失敗を受け入れることで、“やってみよう”を育てる

 

あなたのおうちでは、どんな“気持ちのぶつかり”がありますか?
 

そして、どんなふうに受け止めていますか?

 

次回は、「他の子と比べない」関わり方についてご紹介します。
 

「つい比べてしまう…」そんな気持ちに、やさしい視点を添えていきます。

 


 

 

 

 

 


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