おうちで育てる子どもの自己肯定感 第1回:ポジティブな声かけで、子どもの心に“できた!”を残す | 10才までの自己肯定感の育み方 放課後児童クラブスーパーバイザーさとさん

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学童保育歴20年・島根県スーパーバイザーのさとさんが、特に低学年の子どもとの信頼関係作りをテーマに、働くママを応援するブログです。「聞く・訊く・聴く」を軸に、自己肯定感を育む関わり方と、親子のタイプに合わせた4つの関係性モデルを実例とともに紹介しています。

自己肯定感を育む ポジティブな声かけ

 

 


🌟おうちで育てる、子どもの自己肯定感

第1回:ポジティブな声かけで、子どもの心に“できた!”を残す

 

母親が娘のランドセル準備を見守る


🌱はじめに

あなたのおうちでは、どんな“できない朝”がありますか?

 

ランドセルを背負わない。
靴下を履かない。
「早くして!」と何度言っても動かない…。

 

そんな朝のバタバタの中で、つい「なんでできないの!」と声を荒げてしまうこと、ありませんか?

 

わたし自身も、朝の時間に間に合わなそうな子どもの行動に、すごく怒っていた時期がありました。
 

小学低学年のころ、毎朝泣きながら登校させていました。

 

朝ごはんを食べないことでも怒っていたし、時間に間に合わないことがあると、強く責めてしまっていました。
 

でもそれは、「時間を守るのは当然」「親が守らせるべき」と思っていたから。
 

子どものためというより、親としての自分がどう見られるかが気になっていたんだと思います。

 

今思えば、そんな毎日が、子どもの自己肯定感を育てるわけないよね…と感じます。

 


🧩エピソード:できたのに、怒られた

ある朝、時間ギリギリで靴下を履いた子がいました。


でもママは「もっと早く履いてよ!」と怒ってしまった。

 

子どもは「できたのに…」としょんぼり。
 

その一言が、せっかくの“できた!”の気持ちを消してしまうこともあるんです。

 


💡関わり方のヒント

そんなときこそ、ポジティブな声かけが力を発揮します。

 

「間に合ってよかったね!」
「自分で履けたね!」
「がんばったね!」

 

たった一言でも、子どもは「自分ってできるんだ」と感じることができます。
 

それが、自己肯定感の土台になります。

 

でも実際には、できていることに注目するのって、すごく難しいんですよね。

 

よく使われる図があります。丸が2つ並んでいて、片方は完全な円、もう片方は少し欠けた円。

 

円と欠けた円で視覚化
どちらに目がいくかというと、多くの人が“欠けている部分”に注目してしまいます。

 

子育てでも同じで、「できていないところ」「足りないところ」に目がいきがち。


でも、少しでも以前よりうまくいったところに目を向けることが、子どもの自己肯定感を育てる第一歩になります。

 

たとえば、ランドセルの準備。


中身がぐちゃぐちゃだったとしても、以前は全部入れられなかったなら、「入れられたね」と認めてあげる。
 

もし難しそうだったら、「難しいね」と声をかけて、そっと手伝ってあげる。

 

そういう声かけが、「自分はやってみた」「がんばった」という気持ちを支えてくれるんです。

 

以前、保育所に子どもを通わせていた頃、あるママからこんなふうに言われたことがありました。

 

「うちの子、かばんを持ちたがるんだけど、大きくて引きずっちゃうの。それをつい怒ってしまってて…。


でも、さとさんはそういうの見守ってるよね。私にはできないなって思う。」

 

その言葉を聞いたとき、わたし自身も「昔は怒ってたな…」と振り返りました。


でも今は、“やりたい気持ち”を見守ることの大切さに気づけるようになったんです。

 

👉 支援員向けの記事では、NG例とOK例を図解で紹介しています
ポジティブな声かけ(支援員向け)

 


🌿おわりに

子どもとの関係性は、日々の小さな関わりの積み重ねで育っていきます。


今日の帰り道、ひとつだけ“声かけ”を変えてみませんか?

 

「持ちたいんだね」

「やってみたいんだね」
 

そんな言葉が、子どもの心に残る“できた!”の記憶になるかもしれません。

 

次回は、「選択肢を与える」関わり方についてご紹介します。
 

「急かしてばかりかも…」と感じる場面に、やさしいヒントをお届けします。

 

👉 第2回:選択肢を与えることで、“自分で決めた”を育てる

 

見守るってこういうことだったんだシリーズも、よかったら参考にしてみてね。

 

 

子育てコーチング協会インストラクターさとさんでした。

 


 

 

 

 

 


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