保育士必見!リスクとハザードの違いを理解し安全な遊び場を作る | 10才までの自己肯定感の育み方 放課後児童クラブスーパーバイザーさとさん

10才までの自己肯定感の育み方 放課後児童クラブスーパーバイザーさとさん

学童保育歴20年・島根県スーパーバイザーのさとさんが、特に低学年の子どもとの信頼関係作りをテーマに、働くママを応援するブログです。「聞く・訊く・聴く」を軸に、自己肯定感を育む関わり方と、親子のタイプに合わせた4つの関係性モデルを実例とともに紹介しています。

お疲れ様です。子育てコーチング協会インストラクターのさとさんです。

 

 

 

子どもと遊ぶメリットを知らない支援員さんが多くなってしまってる。遊ぶと見守れないと真剣に信じている人も多い。

 

学童保育で支援員が子どもと遊ぶメリットは、計り知れないほどのパワーを持っているんですよ。では学童保育で「子どもと遊ぶ」を解説しますね。

 

 支援員のスタンス

 

一緒に遊ぶ場合

支援員が子どもと遊ぶときに、どの立ち位置で入るか?

 

・リーダー

・仲間

・下っ端

 

 

リーダーとして

子どもの集団が荒っぽかったり、人間関係に強く介入したいときには、リーダー的スタンスで集団に入ります。集団にトラブル・課題がある場合のスタンスで、トラブルになりそうな展開を観察して、対策をとります。

 

仲間として

自分の意見も程よく遊びに反映させたいときは、仲間的スタンスで入ります。特に問題はないけど、子どもたちの一人ひとりの様子を知りたいときには仲間として入ってみよう。集団の様子を観察する場合のスタンスです。

 

下っ端として

集団に任せれば大丈夫と思えるときは下っ端スタンスで入ります。立場の弱い子が本当に楽しんでいるかを確かめつつ、割と集団に安心している場合のスタンス。遊ぶことでの子どもとの信頼関係を強固にすることもできるよね。

 

遊びの中で、常に流動的にスタンスを変えることは当然あります。

 

接点になる

もう一つ、集団の接点としてのスタンスがあります。

 

子どもだけでは新しい関りが生まれない場合もあります。その時に、集団をかき混ぜるような意味合いのスタンスです。遊びの幅が広がることもあるので、積極的に接点になってみましょう。



 

一緒に遊ばない場合

見守る

遊ばない時のスタンスは2つ。

 

「見守る」と「見張る」。

 

見守るは、集団の中から見ていることが多いので、一緒に遊んでいるカテゴリーにも当てはまります場合があります。

 

もちろん、さとさんがおすすめするのは「見守る」。

 

 

見守る・見張るについては、こちらの記事でこってり解説しています。

 

 

環境を整える

もう一つ、「環境を整える」もあります。これは、遊びの中でリスクとハザードを察知し、ハザードを取り除く作業です。

 

「リスク」とは自ら挑戦する危険のことで、自分の限界に挑戦し、乗 り越えていくという成長のプロセスでもあります。
 
一方で、「ハザード」とは自分から 挑戦できない隠れた危険のことを指します。

コチラから引用してます

 

小学生が遊ぶと、ケガがゼロとはいきません。その時に、リスクとハザードという概念を知っていると、ハザードを取り除く選択ができるようになります。

 

※ケガをゼロにしようとしすぎると、子どもの危険回避能力は全然育たないので、結果的にハザードになりますよ。

 

 人的ハザードも

 

児童クラブの場合、物理的な環境だけでなく、保護者との関係や支援員との関係でリスクにもハザードにもなる要因があるのが難しいところ。

 

 

保護者との関係

ひざを擦りむいた。児童クラブで消毒し、絆創膏を貼って処置をした。その後、子どもは遊んでいる。迎えに来られたが、保護者に伝えなかった。

 

保護者に伝えなかったことで、その保護者との関係が悪かった場合は、ハザードになりうる。

 

これをリスクの範囲にとどめるには2つ考えられる。

 

1.ケガのことを報告する

2.その保護者との関係をよくする

 

支援員間のハザード

支援員の関係が悪く、それぞれが勝手に活動をしている状態。

A支援員がドッチボールを勧めて、外にコートのラインを作った。他の支援員は口を出さない。そのコートのすぐわきに、小さいがとがった切り株があるが、誰も指摘しない。

 

ドッチボールのような、動きのある遊びなのに、ドッチボールコートの取り方に問題があったとしてね。

 

それに気づいている支援員がいても、それを言えないのはハザードになりうる。

 

コチラの対応も2つ。

 

1.切り株のことを指摘し、コートを動かす

2.指摘ができるような支援員の関係を作る

 

子どもとの関係

遊ぶメリットで忘れてはいけないのは子どもとの関係がよくなる。

 

遊べば遊ぶほど、子どもが言うことを聞かないという状態が減っていきますよ。

 

 

リスクとハザードの違いを知るのは、経験することと話し合うこと以外に確認することができない。

 

経験値(EXP)が高ければ「違いを知る」支援員になれる。

 

すぐにEXPが上がることは難しいけど、今からリスクとハザードを意識して、自分の中に経験値をためれば、必ず違いが見えるようになります。

 

遊びのハザードを取り除きつつ、リスクを可能な限り残していくことで、子どもの危険回避能力も上がりますよ。

 

子ども同士の関係でも、ハザードになりうることはありますよね。

 

ふざけ合っているか、いじめているか。

 

その見極めは、重要です。

 

 まとめ

 

子どもと遊ぶべき理由は、ハザードを見極めて取り除くことを意味します。

 

・環境のハザードは?

・子ども同士の関係にハザードは?

・保護者との関係にハザードは?

・支援員間にハザードは?

 

遊びに関わらないで、ハザードを取り除くことは、正直無理です。

 

遊び関わらないとハザードが見えない可能性が高く、それこそハザードなわけです。

 

支援員同士でコミュケーションを取りながら、子どもの遊びに入り込んで、ハザードを見極められる支援員になっていきましょう!

 


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