黄金から紫、濃紺が彩る美しいグラデーションの空に、くっきりと浮かぶ新月明けの三日月。
日本を出てハワイ入りしたのがちょうど新月。
ハワイで過ごした日数を、この細い三日月が教えてくれているようでした。
そう、たった5日だったんだ…
でも実際には、その何十倍何百倍も時空を超えたような濃い日々でした。
一夜明け、オアフ最終日。
最後に行きたいと思っていた所は
ペレの椅子
オアフであと行っておきたい所ってどこかな?
自分に問うと、ここが浮かびました。
ネットで場所や行き方を調べると、なんとここもココヘッドのすぐ近くだった!!
最初からわかっていたら2日目にまとめて行ったのに〜
と思ったけど、これも必然の采配なんだろうと思いました。
あのエリアにまだし残したことがあったのか…
それとも、この順番が必要だったのか。
いずれにしても、ペレの椅子もまた20年前はまったく知りもせず、完全にニアミスしていたという不思議。
遠くから見ると椅子のような形に見えるこの岩は、実際には溶岩の塊です。
神話の中でペレがオアフ島を創ったとき(ハワイの島々を旅していた時という説もあります)、
ここに座って休んだという話があることからそのように呼ばれるようになったと言われています。
前回の記事にも書いたように、ハワイアンは万物にマナ(霊力)が宿ると考えます。
ハワイアンにとって、溶岩はすなわち火の女神ペレを意味します。
つまり、この溶岩に宿るマナもまた、ペレのマナそのものなのです。
ペレは一般に、ハワイ島のハレマウマウ(キラウエアの火口)に住んでいるとされますが、
ハワイの島々のすべてが火山噴火によって生まれている以上、ペレのマナはこんな風に分け御霊のようにハワイ全土に宿り、ハワイを護っていると言えます。
ペレの椅子には、マカプウ岬周辺のマカプウトレイルを20分ほど歩いて行きます。
帰りの便に間に合うよう、ワイキキからの往復時間を考えて、朝早く部屋をチェックアウト。
荷物をクロークに預けて、また東へ向かうバスに乗るためバス停へ。
今回はココヘッドトレイルより少し先の、ハワイカイゴルフクラブで下車します。
実はここも、20年前によく練習場に打ちっ放しに来ていました!!
ハワイのパブリックコースは、ロコだとすごく安く回ることができるので、時々仲間たちと遊びに来ていました。
まさかその目と鼻の先に、ペレの椅子があったなんて…
なかなかバスが来なくてちょっとやきもきしましたが、無事バスを降りてトレイルの入口を探します。
車道沿いに少し戻ると、海沿いにそれらしき場所が開けました。
この辺りの海は波も荒く、海岸線は溶岩がむき出しで、どちらかというとハワイ島みたいな雰囲気。
遠くに見えるあの岬の方にペレの椅子があるようだ。
トレイルと言っても、ところどころ草ボウボウで、
この方向で合ってる?
とgoogleマップで位置を確認しながら歩く。
この時ほど、GPS機能が素晴らしいと思ったことはなかった!
見えた!!
この場所が拓けた瞬間、
身支度を整えよ
そう声が聞こえました。
バッグからパレオとククイのレイを取り出し、ご挨拶に伺う準備をしようとすると、
突然やや強い雨が…
近くの木陰で雨をしのぎながら身支度をすると、すぐに雨は止み陽がさしてきました。
すぐに歩き出し、ようやく椅子の近くまでたどり着く。
ここからさらに上に登って近くまで行くことも出来るのですが、時間があるかな…
そう迷っていると、
そこでよい
ハッキリそう聞こえました。
思わず、「はい」と返事をし、
その場に水を供え、チャントを唱えて、ここに来させていただいたお礼と、ここに来た目的を伝え、これからのサポートを祈りました。
ひと通りのご挨拶と祈りを終えると
もう行ってよい
今度はそう聞こえました。
深々と頭を下げその場を後にし、来た道をまた急いで戻りました。
女神ペレが短気って本当なんだな…
そんな失礼なことを思いながら、身支度をしたあの場所に差し掛かると、また突然雨が降ってきました。
さっきと同じ所でまた雨?
不思議な偶然に何か意味があるのかなと思いながら、身につけたまま歩いていたパレオとレイを外してバッグにしまう頃には、また雨は止んでいました。
浄化の儀式
そうだったんだ!
ちゃんと女神ペレにご挨拶するために、お清めのサポートをしてくれたんですね。
ありがとうございます!
myガイドたちに感謝しながら先を急ぐ。
見上げると、薄雲に隠れた太陽の周りが彩雲のようになっていました。
その瞬間、
己の傲慢さを捨て
手に手を取れ
かつて己が犯した過ちの原因が何であったかわかるであろう
太陽から脳天にズドーンと言葉が降りて来たような衝撃が走りました。
瞬間、涙がどわっと溢れました。
誰もいない草っ原を歩きながら、声を上げて泣きました。
カウアイ島からの一連の流れが、すべてここに集約されたように感じました。
カウアイの大神さまに赦しを請い、再びかつての役割を思い出すために
必要な禊と振り返りを、必要なステップで用意してくださった…
この旅の最後に女神ペレのもとに来ることが出来たことは
この旅で意図したことが受け入れられたという証と思っていいのか。
溢れる涙を拭いながら、感謝の言葉しか出てきませんでした…
ありがとうございます
ありがとうございます
ありがとうございます
トレイルを出て、ワイキキに戻るためバス停に向かう。
程なくやってきたバスでワイキキに戻り、ホテルで荷物をピックアップして、今度は空港に行くバスを待つ。
時間は若干遅れ気味だが、何とか間に合うだろう。
飛行機に間に合わせてくれるようガイドたちにサポートを依頼して、来たバスに乗り込みました。
果たして…
チェックインから出国までに必要な最短時間を残し空港に到着。
無事帰国の機上の人となりました。
帰りの便はAir Asia。
機内はほぼ満席だった。
ようやくホッと一息ついて、あたりを見渡す。
ふと、赤に囲まれてることに気づいた。
赤
カウアイ島にいたから、チラチラと赤いサインが現れていた。
カウアイの大神さまから授かったのは、赤い羽。
オアフに来てからしばらく忘れていたけれど、
実は今日、ペレの椅子に行くにあたり、女神ペレにご挨拶に行くには赤を身につけて行かねばと、リトルイーグルの赤いドレスを着て行っていたのでした。
火の女神ペレを象徴する色は赤。
フラで女神ペレに捧げる曲を踊る時も赤を身に着けることが多いし、ハレマウマウにご挨拶に行く時も赤を身につけないと入れてもらえないと言われます。
Air Asiaのブランドカラーも赤。
このシンクロって…
偶然にしては出来過ぎてる。
赤は第1チャクラの色。
第1チャクラは生命の基盤。私たちの生きるエネルギーが沸き起こる場所。
まさにペレのエネルギー。
この旅を通じて、私はハワイとの絆を再び取り戻し、しっかりとその大地にグラウンディングし、これから生きるためのエネルギーをいただくことができた。
機内を埋め尽くした赤は、私だけにわかるように見せてくれた女神ペレの祝福のサイン
そう思いました。
ハワイのエネルギーをしっかり抱いて一路日本へ。
これからまた、新たな歩みが始まります。
後日談。
帰国後すぐ、継続プログラムのクライアントさんのセッションでいつものようにエネルギーワークを行ったら、私のエネルギーがこれまでとは変わっていたそうです。
今日は赤いドレスを来た美ゆきさんのエネルギーを感じましたと!
↑コレ感じるクライアントさんもスゴイって!!
長らくお付き合いいただきありがとうございました。
今度はラナイ、マウイ禊旅で!
ハワイ禊旅カウアイ・オアフ編 完
私たちの力がますます解き放たれ
世界が愛と光に包まれますように

今日もすべての導きにありがとう。









