
現在の中核病院と個人クリニックでのマスク着用状況
2020年初め頃からの新型コロナ流行後、日本国内では未だにマスク着用者が多い。市役所やデパートなどのある程度公共の場所では、勤めている人たちは結構マスクをしている。訪問者、お客さんの着用率はそこそこだが、それでも着用している人も多い印象である。
これは海外とは全く光景が違っていて、日本人はかなり特殊だと思う。僕は2020年から2022年まで海外に行くのを中止し2023年に海外に久々に出かけた。最も驚いたのは、全くと言って良いほどマスク着用者がいなかったことである。
僕は感染症にかかると普通の人より長患いになるので、今でも人が密集する場所、例えば機内などではマスクを着用するようにしている。
医療現場もずっとマスク着用必須が続いていたが、2026年6月にたまたま中核病院に行った時、マスクをするかどうかは個人に判断を任せるような張り紙があり驚いた。無理にマスクを着用しなくても良いと言っているのである。
しかし、中核病院はほぼ全ての診療科があるわけで、何らかの感染をしている人たちが待合室を含め多いはずである。そういうこともあるのか、その日、広い待合室ではマスクをしていない人がほとんどいなかった。現在、マスクは自分を守るために着用するスタンスだと思う。
異常と言うレベルで常時マスクをしていることは、おそらく健康にマイナスになりそうである。なぜなら、様々な細菌やウイルスに晒されることで免疫が強化される面があるからである。特に子供などはそうだと思う。
日本もようやく世界の平均レベルに近づいたと言える。なお、厚生労働省は、2023年3月13日からマスクは個人の判断に任せると言うアナウンスをしている。ただし、医療機関従事者はマスク着用を推奨している。
<医療機関や高齢者施設などの対応>
○高齢者など重症化リスクの高い方が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設などの従事者の方は、勤務中のマスクの着用を推奨しています。
最近、ある個人クリニックの整形外科を受診したところ、待合室に「マスク着用は個人の判断で良い」といった張り紙を見た。写真を撮りたかったが医療機関では撮影禁止が多い。少し遅れて中核病院と同じ方針になったようであった。しかし、内科系の個人クリニックでは今もマスク着用を強制されていることが多い。一方、内科クリニックの院外薬局ではマスク強制ではなさそうに見える。
確かに整形外科クリニックでは、内科より感染リスクが低そうではあるが、ほとんど90%の人たちがマスクを着用していた。
個人的には、今の時期、異常に暑いので、マスクをしないで済むならその方が助かると言った感じである。
現在の個人の医療機関のマスク着用状況だが、徐々に緩められてはいるものの、まだマスク着用が普通といった感じだと思う。
参考
僻地の精神科病院の苦境について
精神科病院の入院患者数が減少し、次第に多くの病院が経営的苦境に陥るだろうという見通しの記事を過去に何度かアップしている。今回は特に都市部から離れた僻地に立地する精神科病院の話。
たまに秘境にある旅館に宿泊することがあるが、よく思うことは、「このような僻地に良い料理人が来てくれるのだろうか?」と言う疑問である。
それでも、その旅館が僻地にあってもそこそこ大きい市町村(人口5万人くらい)が近くにあるかどうかで全然違う。30〜40km以内くらいにその市町村があれば通うこともできるので、まだ良い料理人が来てくれる可能性がある。それは家族と一緒に住み、自宅から通うことも可能だからである。
それを超えた秘境のような立地だと、プロフェッショナルな料理人などいないので、普通に田舎のおばちゃんが料理を作っている。その結果、しばしば食材を台無しにした料理を出されることになる。
笑い話ではなく、生きた伊勢海老や鮑を料理したがために、こちらが残念に思ったことは何度もある。あれなら何もせず刺身の方がずっと良かった。しかし刺身ばかりというわけにもいかないのが難点である。
これと同じような事態が僻地の民間精神科病院で普通に起こっている。精神科医はいない、看護師はいない、補助看護師さんはいない、という三重苦である。入院患者さんもいないと言う四重苦でもある。その地域が人口減少し、働ける人も減っているのに当たり前である。
ここ20年くらいで日本人が田舎に住みたがらない傾向が一層強くなっていると思う。従って、医師の都市部への偏在も起こりやすいし、精神医療に限らず、僻地の医療インフラを整えることは一層困難になりつつある。
医師が田舎に住みたがらないのは、1つは子供の教育の問題がある。研修医制度や医局の力が衰えたことも関係している。医師のマインドとして、とてつもない田舎で若い時期の数年を過ごすことは人生の損失と考えることもある。
僻地は今後更に人口が減少し、医療だけでなく、道路、水道、電気、通信などのインフラを維持する国の経済的余裕もなくなっていくのでは?と思う。
医療法で定められた最低限の人員配置標準(医師や看護師など最低限必要な人数)を満たしていない病院を標欠病院と呼ぶ。ずっと以前は、東北地方に標欠病院が相対的に多いと言われていた。標欠病院は診療報酬的にペナルティが課せられるが、真に廃院になるかと言うと、その地方の大きな医療インフラではあるので、なんとか生存していた、させていたと言うべきか。当時、東方地方に多かったと言うのは、多分そう言うことなんだろう。
しかし、長期入院の高齢の統合失調症の患者さんが概ね亡くなってしまう時代、今はまさにそれに近いが、僻地の精神科病院は入院患者数を大幅に減らすか、思い切って廃院するかどちらの選択を迫られるであろう。
近い将来、そうならざるを得ない状況にある。
現在、真に人口が増えている大都市は日本国内には僅かなので、多くの地方都市の精神科病院も、やがて同じような苦境に陥ると思われる。
現在のほとんどの統合失調症の患者さんは、長期入院などしなくても良い時代である。
また、統合失調症以外の精神疾患の患者さんを集めても、現在の病床数を充足することなど到底無理と言うことももちろんある。
ブログを始めて20年経ったことなど
このブログは2006年7月11日に始めたので、昨日でちょうど20年目だった。当初はアップロードする記事も多かったが次第に少なくなり、ここ数年は1ヶ月に8から10の記事をアップしている。
最初は書くことが楽で、その気になれば1日にいくつもアップできたが、今はそこまでのエネルギーがない。最近も自分でも「昔、書いたような記事だな」と思いつつ、容易にキーワードで過去ログが検索できないのもあり、そのままアップすることが多い。従って比較的似ている過去ログがある。20年も経てばある程度は仕方ない。それでも今でも新しい内容の記事はある。
上は現在のメンタルヘルスのランキングで、今は1位になることはまずないが、10位以内にはいることが多い。アップするペースがゆっくりなのでその間は少し下がる繰り返しである。
ブログを始めた当初、メンタルヘルスの記事がまだ少なかったのもあり、ずっとメンタルヘルス部門で1位だった。また、メンタルヘルスと洋楽に登録していたため、メンタルヘルスはまだしも洋楽の部門は永遠という感じで1位だったので、洋楽の人たちに迷惑をかけていると思い洋楽の登録を外した。だって碌に洋楽の記事をアップしないのに、いつも1位と言うのはおかしい。
これは1日毎のアクセス数の推移。始めた当初はこのレベルの数ではなかった。今はこのブログがマンネリ化しているのもあるが、ブログがSNSの主流ではなくなったのもあると思う。
今はごく短いセンテンスで思っていることや気づいたことを書くX(旧ツィッター)やInstagram、TikTokなどを使う人が多い。あとは1つの記事ごとに書くNOTEなどがよく利用されている。特にメンタルヘルスは自分のようにブログではなく、Xで多くのツィート?をアップしているアカウントが多く、それが主流になっていると感じる。ブログはペースが遅くて現代風ではないんだと思う。
最近、メンタルヘルスと全く異なるジャンルのXのアカウントを持っていると書いた。自分がメンタルヘルスのXのアカウントを作るイメージはしたことがあるが、このブログがある以上、双方を並行して続けるのは無理だと思った。それはやはりブログとXではメンタルヘルスでも触れる内容が少し違うからである。
結局、少し考えた末、今のままゆったりメンタルヘルスのブログだけを続けることにしたのである。
これは最近に記事にアクセス数のランキング。
これはどこからこのブログに来たかとか、アクセスしたデバイスの割合。今はパソコンが約12%とあまりない。そう言えば、コメディカルスタッフの部屋のパソコンを扱う用事があり、誰かブログを閲覧していることを初めて知り少し驚いた。まあコメディカルスタッフはWebを検索する機会が多いと思うので、たまたまこのブログに辿り着く確率は高いと思う。
これは「いいね!」の履歴。自分でいうのもなんだが、このブログは順位の割に「いいね!」がつく数が多い。他のメンタルヘルスのブログは高い順位でもなぜかさほど「いいね!」数が多くない。
他、この機会に書いておくが、このブログのコメントに返信しない理由。これは荒らし目的のコメントが多い時期があり、話が通じない人に返信してもキリがないと思ったことが1つ。
また特定の人だけ返信するのは返信しない人の心証が悪いので、全てコメントしないことにしたのである。他、個別にコメントを返すのは調べないといけないこともあり時間も取られるので、それくらいなら1つでも多くの記事をアップした方が多くの読者にはメリットだろうと思ったことがある。
このブログの特徴の1つは、書籍で調べても触れていない記事もあることだと思う。これは主観的な内容のこともあるし、普段はほとんど言及されないような些細な気づきのようなものもある。
このブログを始めた当時、メンタルヘルスの医療業界は、なんだか胡散臭いものと思われていたところがあり、精神科医療は一般にはよく理解されていなかった。
一般にもマスコミにも、反精神医学的思想が今よりずっと強く、精神医療業界と患者さんの間に現在よりずっと断層があるように感じていた。
当初、このブログを続けることで、その構造を大きく変えることは難しいと感じていたが、20年経ってみると、その断層は現在でもあるが、かつてほど大きくはないように思う。
今となってみると、20年間、このブログを続けたことはそれらに多少は貢献したかもしれないと感じている。
それが正しいかどうかはわからないが、僕にとって幾らかでもそう思えるだけで十分である。
スイミングハイのような体験
先日、水泳を始めた話をアップしている。上はその時の記事。
泳ぎ始めてすぐに気付いたこと。
マラソン選手など長距離選手では、ランニングを続けているうちに次第に苦痛が薄らぎ、幾らかの多幸感とともに、疲れを知らず「いつまでも走れそう」と言う高揚感に包まれると言われている。これはランナーズハイとかランニングハイと言われる。
水泳を始めた当初、泳いだ距離が500mを超えると急にストレスが減り、「今日はいつまでも永遠に泳げそうだ」とスイミングハイのような急に楽になる感覚があった。そのために最初は400mとか500mくらいがやっとだったのだが、急に1000mでも容易に泳げるようになったのである。
自分の場合、当初は500m超えないとその感覚が来なかったが、明らかに感覚に断層があり、明確に意識できた。今は500mではその感覚がなく、多幸感?の大きさも以前より小さくなった。急にギアが入ったような感覚ではなく、緩やかな感覚に変わったのである。
ランナーズハイは、ずっと以前は脳内の視床下部から分泌されるエンドルフィンと呼ばれる麻薬様物質が関与していると言われていたが、今はエンドルフィンも関係はするが主ではなく、エンドカンナビノイドと言う神経伝達物質の方が関連が強いと言われている。
少なくともランニングハイの体験には、複数の神経伝達物質と、BDNFと呼ばれる脳由来神経栄養因子が関与していると言う。複数の神経伝達物質とは、
エンドカンナビノイド
エンドルフィン
セロトニン
ドパミン
ノルアドレナリン
などである。これらはいずれも、うつ状態ないし疼痛に対し治療的な神経伝達物質である。有酸素運動がうつ病に治療的と言われる根拠の1つだと思う。
また神経伝達物質ではないBDNF(脳由来神経栄養因子)も、
神経細胞の成長
シナプス形成
学習・記憶の改善
などを通じて、うつ状態の認知機能障害に対し治療的に作用する。
おそらくだが、サプリメントを毎日飲んでいると当初よりインパクトが減り効果が薄らぐように、スイミングハイの神経伝達物質も効果が鈍化するのであろう。身体がその神経伝達物質に慣れてしまう面もあるのでは?と思った。効果の腰折れといったところである。
従って、うつ状態、うつ病や疼痛に対し有酸素運動は治療的であろうが、治療として完結するほどの有効性はない。
このようにサイエンスとして言われていることを、実際に体験できると、なんだか驚きと嬉しさが入り混じった不思議な感覚になる。
おそらくそのようなこともあり僕の水泳は続いているのである。ただ今はなるべく毎日泳いで、時間を短くした。600mを30分で泳いでストレッチに移動する。
このような泳ぎ方だと食べても全く体重が増えない。体重は73kg台で安定している。
【本田圭佑】もう人と関わりたくない奴は●●に行け!
現在、北米およびメキシコでワールドカップサッカーが開催されている。日本はグループリーグは難なく突破したが、2位で抜けたためにベスト32はいきなりブラジルとの対戦になった。
結果だが、序盤1点リードしたものの1-2の逆転負けで終わった。あの試合、特に後半ほぼノーチャンスで自陣に押し込まれ、もしキーパーが鈴木彩艶選手でなかったなら、おそらく1-3か1-4で負けていたと思う。点差以上の力の差があった。
鈴木彩艶選手は超人的な反射神経で、ほぼゴールになるようなシュートを何度も弾いていた。あのような凄いセーブを見たのは、イタリアのブッフォン以来だと思った。
しかし、ブラジルの本気モードが見られたので、その点は良かった。
今年のワールドカップサッカーは、放映権が完全な形で取れておらず、日本以外の国のグループリーグはほぼリアルタイムで見られなかった。前回、amebaTVが放映権を取ったのと大きな相違で残念だった。このような事態を見ると、日本のNHKを始め放送局の経済力が相当落ちていると感じる。これは日本の国力の低下でもある。
前回のワールドカップもそうだったが、日本戦の解説に本田圭佑さんが呼ばれている。彼は普通の解説者とは異なり、いわば大学生の友人同士で喋っている感覚で解説していた。彼の解説は笑えると言うか、言っていること自体は正しいので、好評だったのではないかと思う。
上はサッカーの話ではなく、人生相談に答えた短い動画である。これは多分、ふざけて言っているのではなく彼なりのマジレスだと思う。
本田圭佑さんは、仕事を辞めニートの状態になりつつある青年?に、30万円持って親日の東南アジアの国に行け!と言っているのである。しかも最後、「どうにかなりますって」で締めている。
これは僕も大きな可能性のある選択肢の1つだと思った。以下の記事を参照してほしい。
一部抜粋。
一般に、精神疾患は「非日常」の環境では病状が改善する。例えば極端な状況を挙げると、
「戦争の勃発直後は、神経症、精神病状態、うつ状態のいずれも改善傾向になる」(ただ、統合失調症の急性期の興奮状態ではかえって悪化する人もいそうである)
他の関連記事







