第411話

こんばんは
菊水千鳳です
 

第410話の続きです。  


  🐻  🐻  🐻

ㅤ今から2年ほど前の話です。
この日は埼玉県にある、自然で有名な とある公園内で仕事をすることになりました。
回りは等身大に近いほどの伸びたが生い茂り、一風変わった風景でした。

そんな中、少し暇な時間ができました。
ニョロニョロと蛇でも出てこないかなー🐍などとくだらないことを考えていたら、ふと何者かの気配を感じました。


    なんとツクヨミさん(月読命)でした。

『あ、ツクヨミさんだ!
まだ午前中🌞ですけど、どうしたんですか?』


ツクヨミさん

【 周りをよくご覧なさい!】


『えっ? 周り…?   あっ!』

なんと周りにはアイヌの大集団がいました!
ついつい、ツクヨミさんのみに目を奪われてしまったのと、等身大の草が生えすぎて(笑)、アイヌの皆さんたちの姿と被ってしまったようで、視界に入っていませんでした。

アイヌの祖先たちと会うのは
半年ぶりくらいでした。



ツクヨミさん

【 彼らをよくご覧なさい…】

目の前に草があまり生えていない、見晴らしの良いスペースがあり、そこを中心にアイヌの祖先たちが
家族やグループごと、又は時代ごとに分かれて集まっていました。


図にするとこんな感じ

ツクヨミさんは、俺の真っ正面に
少し距離を置いて立っていました。

俺の一番前、正面右のアイヌの男性◎が、自分たち全員がツクヨミさんに導かれて、極楽浄土への道へと案内されていることを知って、堪えきれず感極まった様子で、天に向かって両手を広げ、こう叫びました。
  


アイヌの男性

【 おー!!

神は全てを見ておられたぁ!!!

我々は見捨てられていたわけではなかったのだー!!

あの時も
あの仕打ちにさらされた時も
どんな時にも……
全てを見ておられたんだー!】

と、顔全体にシワを寄せ、
表情がもみくちゃになりながら
涙が溢れたまま、男性は屈(かが)んで、横にいた自分の幼い娘の両頬(ほお)を手のひらで包み込むように撫でながら、そして抱き締めていました。


そして、家族みんなで
抱き合っていました。
   

男性

【 お父さんはな、正直 神は神話にだけ出てくる架空の存在かと思っていた…
だが今 その神(=ツクヨミさん)というものが目の前におられるのだ…
夢や幻などではないんだぁ!
おー  神よ!

それぞれのグループが互いに抱き合い、慰め、励まし合い、涙していました。

この時のこの男性の言葉と表情を、俺は一生忘れることはできないでしょう。

俺も感極まってしまいました(T_T)
周りには誰もいなかったので、一人で涙している怪しい人と思われなくて良かったです。


村を奪われ、土地を追われ、
強制労働を強いられ、伝統や文化を奪われ、ぞんざいに扱われ続けてきたアイヌの祖先たちを、
ツクヨミさんをはじめとする神々が魂の救済に入ってくれたのでした。

そうこうしているうちに、アイヌの何人かが1列になり、俺の周りを囲んだかと思うと、アイヌ舞踊を披露し始めました。

くるくると回りながら踊っていました。
踊りが好きな民族なのでしょう。
すーっと背筋が伸びていく感覚に襲われ、円の中心にいるという不思議な感じでした。

歓迎の踊りのようでした。

もちろん、この方たちは全員 故人ですが、一人一人の心臓(魂)の鼓動が伝わってきました。
うちひしがれていた魂に
再び命の灯火が灯ったのが分かりました。


ここで、一つ疑問が沸くかもしれません。
何故 ツクヨミさんなのか?

ツクヨミさんは月の神様です。
月は優しく夜を照らしてくれます。
愛と慈悲の表れです。
魂が夜の闇に堕ちたとしても、
そこにはツクヨミさんの慈悲の手が伸びています。
俺の過去世(=占星術者や祈祷師等だった) から
受け継がれてきた《月》の力を
神々が利用して、俺をアイヌの祖先と神々とを繋げる媒体(=橋渡し)としたのでした。 

ツクヨミさんはアマテラスさまの昼の天界とは異なり、闇夜の天界を担当する神様です。イザナミさんも夜の天界が実家です。
太陽が輝いているアマテラスさまのおられる昼の天界と同じくらい崇高な場所です。


……… さあ、帰る時が来たようです。
浮かばれなかった彼らが
いよいよ極楽浄土へと向かう準備段階となりました。



ツクヨミさん

【 私は長らくの間 溜め置かれ 耐え抜いたこの者たちを
安らかなる地へと案内いたす】


更に
アイヌの皆さんに対し、

ツクヨミさん

【 この世に産まれ落ちて育った
この者(=俺のこと)に挨拶をな

私と繋がれたのは
この者のおかげでもあるのだ

この者も ソナタらの
苦しみを味わい 
背負ってきたのだ】


アイヌの祖先たちは皆、俺に頭を下げ、ツクヨミさんの後を追って

消えていきました…


神様は、アイヌの祖先たちや、
その後の民族の歩みを見守っていたのでした。

カムイ(アイヌの神様)も復活した形になったようです。

アイヌの祖先たちは
自分たちの血筋や
神々すらも呪ったかもしれません。
 
“ 神はいないんだ ” と
諦めてしまっていたのかもしれません。 


~神は全て見ておられた!  
見捨てられていたわけでは
なかったのだ!~

この言葉は、俺の中では名言です。


どんなに孤独と思われたとしても、神様は見ておられる。

どんな境遇にあっていても、
一人ではないということを
感じました。


この日記を読んでいただいている皆様にも、どうか勇気と励ましになりますように。。。


アイヌ日記       
はこちらからもご参照できます。

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追加) 


スピ友さんと、今回の日記にどんな写真を貼るか検討していました。
お互いに何枚か候補を出し合いました。
どれを載せるか選んでいたら、
この富士山の写真↑が
2度もアピールしてきて、そういえば北海道にも富士山によく似た
羊蹄山(ようていざん)という山があるのを思い出し
おそらくアイヌの祖先達、カムイ達も愛してきたのかなー、などと思いました。 
スピ友さんの頬から理由もなし涙が溢れてきたそうです。

すると、アイヌの祖先たちから
メッセージがきました。
コシャマインさん って名前の
アイヌの男性も現れました。



アイヌたち

【 この美しき国 日本 

世は違えども 
あまねく地に末裔はおる 

名の知れた場所にも
ワシらの付けた名前があるぞ】と。



続く