第408話

こんにちは
菊水千鳳です


 一昨日、仕事の合間に
前々回の日記(第406話)の下書きをしていたら、アイヌの首長シャクシャインを筆頭に、アイヌたちがこちらを伺っていることに気付きました。

この状況を忘れないように、実況生中継でスピ友Sさんに、リアルタイムでラインで報告していました。


俺✉️→Sさん
『今回(第406話)の日記が公開されようとしていることへの想いが来てる。

目の前にシャクシャインさんがいる』


ここで、シャクシャインさんから以下のメッセージがありました。



シャクシャインさん

【 昨日から様子を見ていた

(日記が)素晴らしい内容に仕上がっていることに深く敬意を表したい

あのような いたたまれぬような輩に対し 手一杯(精一杯?)の事柄を向けてやるのだ 
控えめに書いていてはならぬ 
止めを指す勇気を】


更に、
シャクシャインさん

【 我はかつての(自らの)損じ、傷ついた心を攻めに攻め続けた

横にあった(我が)刀を
(松前藩の連中に)振りかざす前に 気が遠くなっていった

もっと早く気づいておったのなら

優しい気持ちがこのような失態を招いてしまった 


やるせぬ…… 赦せぬ…


小さくなってしまった私の体がもみくちゃにされた…


(ソナタらよ)どうか勇気を 

勇気ひとつで変わるものがあるものよ

心外であると言われるにせよ 
心動ずることなく突き動かされる如くに日々参られようぞ】


このシャクシャインさんの話とは…
   ↓
松前藩からの和睦(和平)の依頼を快諾し、シャクシャインとその家来は和睦の会合に出席しました。
しかし、酒盛りで泥酔したところをまんまと討ち取られたのでした。
和睦なんか初めから計画されていたのではなく、騙されたのでした。


シャクシャインさんから
テレパシーが伝わってきました。


Sさんに、俺
『世間や後世の人たちに、豪華な貢物やご馳走や酒に気を奪われたって思われたらしい。
今回はそのうっぷんを晴らしたいって。 
豪華絢爛に気を奪われたのではないって。
ただし、油断したって自分を責めている』


ここで、シャクシャインさんの母が現れ、口火を切りました。



シャクシャインさんの母

【 我が息子に対するあらぬ抱く心を沢山聞いてきた

願い叶う前に 
このように討たれるとはの

《万を期するべきではなかったのか?ㅤともするならば 上質の酒に踊らされたためか?》などとな

母としての戸惑いは隠しえぬ 
あれだけの品々を見せられて
息子も安心したのだろう 


(奴等とは) 価値観が
違っていたんじゃ

血も涙もなく 
縁のゆかりもない者どもの手に
我らのアイヌの誇りが墜とされた

悔しい…  

息子の手下も皆 
酒盛り(の席)で堕とされたのじゃ
 
その後の(アイヌの)衰退は
とどまることはなかった


我が息子の責は私の責でもある

母として業を共にしてきた 
そして部下たちも等しくな

酒盛りで (刀の)風(ふう)を切らす様(さま)の前で その後も我らはひと突きにされた 

我らに落ち度はなかったのか…といえば 否 ござった】


ここで一旦、俺たちは涙を拭いていました。


更に、
シャクシャインさんの母

【 だが…  これで我らは
終わりにはなれぬ 
なれぬわけがなかろうて

辛抱強く待っていた…
分かり合え 人として心を交わせる者(=何故か俺)が現れるのをな

じっと耐えてきた


(我らは)安らかな気持ちで
あの世で暮らしたい

そこの協力者(=Sさん)よ 
我が想いに心打たれたことに
感謝するぞ

警戒が緩んだ我らの過ち 

存分に記せ 


そして世に言いたいことは一つ

悪知恵あるものに警戒を怠ってはならぬとな 
不用心な心は純粋なる証拠じゃが 世にはおるぞ 悪知恵を働かせる者たちがな

しっかりとな】


こう言い終わると、
帰られました。


ㅤ休憩が終ろうとしていたので、
ここからすぐ近くのお馴染みの
正一伏見稲荷》へ、軽くご挨拶に伺いました。
(もう何回もお伺いしていて、ここのキツネさんたちとはツウツウな仲です)


正一伏見稲荷から
以下のメッセージがありました。



キツネさん  

【 先ほどの話 聞いていたぞ

追いやられていたそうだな

ムリもない 
戦いとはそのようなものだ

決着をつけられる機会を
安易に与えてしまったのだな

《経済力の罠》
陥ってしまったのだな

《経済力の罠》とは恐ろしいものよ

圧倒的な経済力を
目の当たりにした途端
「最高のおもてなしを受けている」
「ここまで最高の歓迎を受けている」と勘違いしたのだろう

装いにのまれたのだ】


これを読んで、
Sさん
『詐欺とかもそうだよね。
儲け話に騙される…

お稲荷さん
さすがだ…』


以上、最新情報を優先したため、日記の書く時系列が逆になりました。ご了承ください。

次回の内容は(第407話)の続きとなる予定です。


アイヌ   
はこちらからもご参照できます。


アイヌの女性
シャクシャインさんのお母さんではありませんが、小柄でふっくらした感じが似ています。
アイヌ文化伝承保存会会長(雑誌DAYSより)↓