ウェディングケーキとクリスマスのトラウマ | 過去世からのメッセージ

過去世からのメッセージ

前世療法で見た過去世の話しを中心に綴っていきます

 

平田先生の教室でフォトレッスンを受けまし
た。オーダーレッスンのウェディングケーキ
が出来上がったのでそれを撮るためですが、
フォトレッスンというよりもほぼ撮影会で
す(笑)
 
 
 

 

 

 

「バルさん、ラパン、ウサコ、今帰った」
「随分時間がかかったね。何かあったの?」
「予想外のことがたくさんあった。でも素晴
らしい旅だった」
「後ろにある大きな荷物は何?」
「これはウエディングケーキだ」

 

 

「ウェディングケーキ!!誰が作ったの?
何のため?」
「作ったのはネズミのコンラートでドン・
グリのためだ」
「あら、ドン・グリさんがいないけどどう
したのかしら」
「アイツは歩くのが遅いからおいてきた。
でも、心配しなくていい。今頃は女の子と
楽しくおしゃべりしながら歩いているよ」
「ええええ・・・」
「先にハインリヒ様のところにあいさつに
行ってくる」
 

 

 

「ハインリヒ様、今戻りました」
「ウサ吉殿、コンラート殿、ご苦労だった。
ドン・グリとの旅は大変だったであろう。
あの作りかけの大きな帽子のような王冠は
どうした?」
「ドングリが完成させ、アラゴン王ペドロ
2世様に差し上げました」
「ペドロ2世は私の母上の兄、つまり私の
伯父にあたる。とても大きな体をしている
と噂に聞いているが本当か?」
「はい、とても大きな王様でした。あの王
冠がぴったりでした」

 

 

「ドングリは最初王冠を作るのを嫌がって
いました。王冠だけじゃない、木の実を使
って装飾品を作ると生きていた時のことを
思い出すからイヤだと言うのです」
「私にも同じことを言っていた。私が死ん
だ後よほど辛かったのであろう」
 

 

 

「でも、ク・ルミちゃんに頼まれて、ドン
グリも渋々王冠を作り始めました」
「ク・ルミちゃん?」
「アラゴンのペドロ様の侍女をしていた
女の子です」
「そうか、ドン・グリもかわいい女の子に
頼まれればイヤと言えないのか」
「それから2人はどんどん親しくなりまし
た」
「人見知りの激しいドン・グリが女の子と
親しくなるなんて信じられない」

 

 

「俺は仲良く話をしている2人を見て、
ネズミのコンラートにウェディング
ケーキを作ることを提案しました。
あの2人は絶対結婚するから大きな
ウェディングケーキを作ってプレゼ
ントしようと・・・もちろん木の実
で出来ているから食べることはでき
ない、飾りです」

 

 

「俺、パティシエになりたいと言いながらも
大きなケーキは苦手でした。生きていた頃、
人間の世界ではクリスマスには綺麗な飾りを
つけ、大きなケーキをみんな作っていました。
俺はそれを見るのが好きだったけど、変な木
の人形にばったり出くわしてやられてしまい
ました。悔しいからパティシエになって立派
なケーキを作ってみんなを見返してやろうと
思いました。それなのに大きなケーキを見る
とクリスマスの時を思い出して足が震えるの
です」

 

 

「コンラート殿、見事なケーキだ」
「ドングリのおかげです。アイツがトラウマ
を克服したのだから俺にもできるはず、無我
夢中で作りました」
 
ーつづくー