木の実のウェディングケーキ | 過去世からのメッセージ

過去世からのメッセージ

前世療法で見た過去世の話しを中心に綴っていきます

平田先生の教室でのオーダーレッスンで

木の実のウェディングケーキを作りまし

た。3回のレッスンで完成しました。

 

 

 

木の実の工芸品を作る時に1番大変なのは
ワイヤーがけです。予定の木の実を全てワ
イヤーをつければ、後は挿すだけなので楽
です。

 

 

木の実の工芸品は光の加減で色や雰囲気が
全く違います。そして物語は続きます。
 

 

 

 

「もうイタリアに上陸したから、僕たちの
住んでいるお城ももうすぐだ」
「イタリアはアラゴンとは全然違うのね。
小さな村でも緑が美しく豊かだわ」
「でもハインリヒ様にはアラゴンの血が流
れているからこそ、ゆるぎない大地のよう
だった。僕は最初に会った時からハインリ
ヒ様を大好きになった」
「あたしもよ。小さなハインリヒ様が大好
きだった」

 

 

「旅の初め、正直言って僕は早く帰りたかっ
た。でも今はこの旅がずっと続けばいいと思
っている」
「まあ、そうなの?」

 

 

「師匠、ウェディングケーキはこんな感じで
いいのでしょうか?」
「よくできている。もちろんこれは木の実で
できているから食べられはしないが、ケーキ
としての美しさと気品に溢れている」
「俺、ウェディングケーキは見たことないけ
ど、クリスマスケーキなら何度も見ました。
クリスマスの時期になると大きなツリーが飾
られケーキが作られる、俺はキラキラしたそ
んな光景を見るのが好きで、よく仲間と一緒
に人間の世界に見に行きました。もちろん飾
りやケーキを壊したり盗んだりはしない、捨
てられたかけらをちょっと食べ、うっとりし
ていました。でも、ちょうどクリスマスの日
俺は変な木の人形とばったり出くわしてやら
れてしまいました」

 

 

「血を流して意識が遠くなりかけた時、俺は
自分のしたことを後悔した。嫌われ者のネズ
ミのくせに、なんで人間の作った飾りやケー
キを見てうっとりしていたんだ。苦労して王
様の地位を得たのに、仲間を守るどころか、
たくさんの仲間を死なせてしまった・・・
あの時ケーキに夢中にならなければ、俺はも
っと長生きして・・・」

 

 

「コンラート、お前もつらい経験をしたよ
うだな。だけどその時のケーキが忘れられ
ないからこそ、これだけ立派なケーキが作
れた、そうだろう?お前はこれから数えき
れないほどたくさんのケーキを作り、たく
さんの仲間に感謝される。素晴らしいこと
だ」
「ウサ吉師匠・・・」
 

 

 

「ドン・グリさんたちが住んでいるお城っ
てどんなところかしら?」
「もう古くなっている。でも僕には思い出
がたくさん詰まっている」
 
ー続くー