離婚という事実がまたこんなにも自分を追い詰めることになるなんて思ってもいませんでした。
思えばあとで説明するのがいやで、「わたしはバツイチです」と自分から先に告白してきた数年間でした。
初めから自分のマイナスポイントをあえて言ったうえで、
それを乗り越えて(OKだして)来てくれるってことで、先に傷つかない方法を選んでいたのかもしれません。
それまでずっと、離婚した事実が自分のマイナスポイントだって思ってきたんですよね。
彼を待つ間、ずっとドキドキしてました。
これが最後になるかもしれないけど、別れることになっても、「せめてわたしを傷つけないで」と思ってました。
事実を伝えた瞬間、あからさまに顔に出るのだけはやめて欲しかった。
でも惰性で付き合って欲しくもなかった。
寂しさのあまり、わたしが彼に気を使ってずっと付き合うくらいなら、ここで一時的に傷ついたとしても別れた方がいいと思ってました。
せっかく出会った出会いを手離したくはなかったけど、「伝えた後が大事だ。」
「しっかり彼の様子を観察しよう。」と思うどこかで冷静な自分もいました。
彼を待ってる時間はとても長くも感じたけど、来てしまったらあっという間でした。
わたし:「あのね、わたしどうしても伝えておかないとと思って・・」
彼 :「うん。なに・・・?」
わたし:「わたし、実は一回結婚して、離婚してます。
その相手はあなたも知ってる人だし、あなたの会社の人もこのことを知ってると思います。
だから付き合うって言ってくれて嬉しかったんだけど、あなたがイヤならここで・・・・・」
と言った時、彼がひとこと。
彼 :「はい。全部知ってます。」
と。
そうなんです!!!
なんと彼は全部知ってたんです。
その上で、「付き合いたい」と言ってくれてるという事実が、わたしを安心で包み込んでくれた瞬間でした。
彼が続けて言いました。
彼 :「そんなこと気にしてません。今のミナさんが魅力的だったのでお付き合いしたいと思いました。」
わたし:「なんてありがたいことなんだろう。」 こころの声がダダ洩れ中です。
彼 :「僕もドキドキしましたよ~。断られるのかと思って眠れませんでした。」
と、この時はじめて彼も緊張している様子が伝わってきました。
彼も思い悩んでここに来ていたのです。
彼が全部知った上で、わたしに付き合ってって言ったと聞いた時、
このことをすごく求めていた自分がいたことに気づきました。
「わたしの過去も全部知った上で、わたしのことを好きになってくれる人がいいな。」
「男女の垣根を越えて、人としてわたしを愛してくれる人がいいな。」
そんなことをずっと思っていたんです。
これまでずっと、男女の恋愛ってトキメキありきな気がしてたんですが、
どんな自分であってもそこを愛おしいと思ってくれる人や、
自分もこの人のためになんとかしてあげたいと思える人に出会いたかった。
彼からの一言はここまでの言葉じゃなかったのですが、彼全部がこう言っているかのように思えたんです。
雰囲気で伝わるってこんな感じなのかもしれないですね。
そして、この時、はじめて自分の過去が受け入れられた気がしたんです。
今のわたしだけじゃなくて、過去のわたし全部まるごとひっくるめてわたしという人間を見てくれている。
彼からの態度、言葉からはそんなことしか伝わってこなかったんですよね。
彼の人柄全部が、彼がかもしだす雰囲気全部が、「そのままでいいよ」って言ってくれてる気がしました。
涙したことは言うまでもありません。
こうして色んな思いを乗り越えて、再会から数ヶ月後、彼とのお付き合いが始まりました。
そして、付き合い始めて数ヶ月経った頃、結婚という話がチラチラ出るようになりました。
でもわたしは結婚にとても消極的でした。
理由はいっぱいありました。
一回失敗してるということ。(この気持ち何回でも出てくる・・・)
中途半端な年齢(この時35歳)であったこと。(子供を産むかどうかの選択のような気がして嫌だった・・)
わたしには家族よりもわたしをずっと支えてくれてた介護中の犬がいたこと。(犬のことを一番に考えたいと思ってる自分がいた・・)
そして何よりも、わたしの一番の相談相手でもあった母が、
「結婚にこだわらなくてもいんじゃない」というスタンスだったこと。
彼はこの時38歳で初婚。
わたしだけの気持ちを優先するのはどうなのか・・・
彼の本当の幸せはなんなのか・・・・・
そもそもわたしは本当に彼との結婚を望んでいないのか・・・・・・
再び彼との関係が大きく変化しそうな予感がありました。
そんな時、わたしたちの未来が大きく変わるようなできごとが起こったのです。
つづく・・・・
「自分が本当に何を望んでいるのか知らないで動くと自分を満たすどころか消耗していく。」
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【ダメ恋からの学び②】
「外ずらばかり気にして恋を求めてもちっとも心の隙間は埋まらない。満たしてあげられるのは自分だけ」
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【ダメ恋からの学び③】
「運命の恋にも歯車がある。目の前にいる人か?まだ見たことがない人か?も自分が選んでる。」
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「やる気とタイミングがかみ合ってこそ恋の歯車は回り始める。焦らなくても大丈夫。」
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【ダメ恋からの学び⑤】
「時間が経つと変わる関係もある。そのタイミングは幻ではなく常にベストだ!」
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