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算数障害についての熊谷恵子・筑波大名誉教授のインタビュー。

無料部分を読みました。

 

 

 

 

 ――算数障害とは?

 発達障害の中の、学習障害(LD)に含まれます。LDは知的な遅れがないにもかかわらず、学習に困難がある状態を指します。

 「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」「推論する」という学習に関わる能力のうち、「計算する」「推論する」に困難があるのが算数障害です。

 

 生まれ持った特性によるもので、本人の努力不足や保護者のしつけのせいではありません。

国内外の研究結果から、3~7%存在するとされています。
 

問題を集中的に解かせる、は逆効果
 

 ――困難の原因はどこにあるのでしょうか。

 脳が情報を処理する方法には「継次(けいじ)処理」と「同時処理」の二つのスタイルがあります。「継次処理」は順序立てて考える力、「同時処理」は、複数の情報から関係性や因果性を発見する力です。

 算数障害は、この二つの処理能力に極端な偏りがあることが分かっています。


 

 

 

生まれ持った特性によるもので、本人の努力不足や保護者のしつけのせいではありません。

 

問題を集中的に解かせる、は逆効果
 

やっぱり、極端に数学が苦手な生徒に無理強いするのは間違っていました。

 

無理解に苦しめられた人がたくさんいると思います。

うすうす感じていたことが当たっていました。

 

公立小中学校の同級生たちのようすと、

10年余りの指導経験から、

何か生まれつきの差があるような気がしていました。

 

「算数障害」と名付けられなくても数学が苦手な人はごまんといます。

 

 

 


 

数学指導界隈でよくいわれることですが、数学は残酷な教科です。

 

たいして解説しなくても、さっさと理解してどんどん応用できる生徒がいる一方で、

 

懇切丁寧に解説しても頭に入らない、

ものすごくがんばって問題演習しても、一ミリずれたら解けない

ような生徒がいます。

 

 

同じ人間が同じ教材を使って教えても、ものすごく差が出ます。

 

適切な指導さえ受ければ、誰でも算数(数学)ができるようになるかというと、疑問があります。

 

『できる』のレベルにもよりますが・・・

 


 

 

向いていない子に無理な努力をさせない方がいい気がします。

 

そんなわけで控えめな先生になりました。

 

物足りないかもしれませんが、害をなすよりいい。

右モットーは「まず害をなすなかれ」たとえ物足りない先生でも

 

「やればできる!」なんて、そうそう言えません。

 

努力や勤勉が意味をなさない世界を、大学で見たからかもしれません。

 

いつかまたその衝撃を書いてみたい。

いい経験をさせてもらいました。

 

 

 

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滋賀県出身 京都大学法学部卒
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