こんにちは^^
素直な自分に自信を持ちたいあなたを
アートのチカラで応援する
二木(ふたぎ)景子です![]()
前回のブログ記事でも
渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の
『ポーラ美術館コレクション展
甘美なるフランス』
についてのレポ記事でした!
今回どうしても言いたかったのは、
マリー・ローランさんという画家の
描くマットで艶のない作品の特徴![]()
私は壊れた絵を直す職人である、
絵画修復の修行を3年半してまして、
その時に、油絵の描き方も習いました。
なので今回は、その当時に感じた
この画家のスゴさについてお伝えします✨
\マリー・ローランサンの作品/
『女優たち』1927年頃
マリー・ローランサンは、
20世紀前半に活躍した女性の画家です。
色味もふんわりとした優しい
パステルカラーが多く、
輪郭もぼんやりとしていて、
「触るとやさしそう!」と思わせるような
印象を私はよく抱きます![]()
遠くから見ても近くから見ても、
左から見ても右から見ても!
テカることがないので、
どこから見てもしっかり作品を楽しめます![]()
つまり、ローランサンの作品は、
油絵で描かれているのですが、
油特有のテカリや艶が全くないのが
特徴です。
油絵は油分が多くなると、
テカリが強くなり透明感と同時に
重厚な印象が出てきます。
王侯貴族の肖像画なんかは特に
この重厚感を増すために、
わざとテリが多めのニスを表面にぬり、
テカリを出すこともあります。
ですがローランサンの作品が
油絵ながらここまで軽やかなのは、
描く前に油絵具の油を、
新聞紙に吸わせて抜いているからだそうです。
これは食事に例えると…
脂っこいステーキってそれだけで
なんだか存在感がドーンと出ますが、
脂身の少ない鶏むね肉や
豆腐ハンバーグって
なんだかサッパリと食べられますよね!
(↑こちらは豆腐ハンバーグ!)
油絵具の油を抜くというのは、
肉肉しさを軽減させた豆腐ハンバーグや
鶏むね肉の状態に似てると思います![]()
![]()
だから軽やかに胃もたれしない絵です![]()
こんな作品解説や見どころ、
画家さんのマル秘エピソードをお伝えし、
思ったこと感じたことをシェアし合う
オンラインサロンを毎月開催しています![]()
詳細は、こちらから↓
マリー・ローランサンの活躍した時代は、
エコール・ド・パリと呼ばれる、
シャガールや、藤田嗣治、モディリアーニ、
ピカソといった画家たちが、
自分らしい表現を求めて、
作品作りを切磋琢磨していた時代です。
その中でマリー・ローランサンは、
夢見るような優しい印象の少女の姿を
独自のスタイルとして確立し、
売れっ子画家として活躍しました![]()
そんなローランサンの作品が見られる、
『ポーラ美術館コレクション展
甘美なるフランス』
に足を運んでみてはいかがでしょうか?✨




