ポスチャースタイリス ト古谷維久子です。
先週末、第13回大人の遠足
~酒造りの旬に酒造りの聖地を訪ねる~を開催しました。
その様子をシリーズでご案内しています。
第13回大人の遠足~酒蔵巡り④灘五郷で一番おススメの酒造資料館
第13回大人の遠足~酒蔵巡り⑤試飲って、どのくらいできるの?
こちらの続きです。
鏡開きで楽しんだ後、
こちらから、「郷」の名前が
が魚崎郷に変わります。
次に向かったのは、浜福鶴さん
青い空に、レンガの煙突がそびえます。
参加者さんで、【浜福鶴さん】のお名前を知っていたのは
お一人もいらっしゃいませんでした。
私も、初めてお聞きしました。
確かに、【白鶴さん】や【菊正宗さん】って
町の酒屋さんでも買えますから、知っている人も多いです。
こちらの浜福鶴さんは、一般向けの販売は
ほぼされていないとか。
ガイドの安藤さんも、探して、探して、
やっと一件だけ見つけたほど。
入り口には、こちらも、
例の『杉玉』が吊るされています。
みなさん、》》》こちらで
あることを知ってしまったので(笑)
興味深く見上げます。
店内に入ると、お店が広がり
その一角に、二階に上がる階段があります。
吟醸工房
いいネーミング!
そそられるように上がると、
他の酒造メーカーさんの展示と違うのは、
実際の工程を、見られるようになっています。
一つずつの窓も、樽に覆われていて、
覗くのも楽しいです。
令和の時代の酒造工程なので、
もちろん、全部、機械です。
今はこんな風に、日本酒ができていくんですね。
それも興味深く覗きます。
そんな中、一か所だけ体験できるところがありました。
ボタンを押すと、香りを楽しめます。
醪 ??
麹(こうじ)でもない。
なんて読む???
まずそこから調べてみると・・・
醪 =もろみ・にごり酒 でした
もろみ/粕を漉していない酒・醤油/にごりざけ/どぶろくなどの意味をもつ漢字
もちろん、ぽちっとして香りを楽しみます。
勢いよく出たので、ちょっとびっくりしたけど、
この体験は楽しいです。
一階に降りると、こちらでも一部の工房を拝見できます。
その後ろには、試飲コーナー
もちろん、皆さん、迷わずGO
こちらは、中にいらっしゃる
渋いおじさまが、希望のお酒を注いでくれます。
中から試飲を注いでくれるのは、実は、
「浜福鶴吟醸工房」の名物案内人・宮脇米治さん
勤続68年目の大ベテランです。
私の人生より長い勤続年!
2021年には宮脇さんの勤続66年目を記念して
特別なお酒「米治 緑寿禄 純米酒」が製造されたとか。
宮脇さんからお酒の魅力をお聞きしました。
1995年(平成7年)1月大震災で蔵は全壊。
蔵の真ん中に立っても、
空しか見えんかったんよ。。。
酒造りが出来ない絶望ったらな・・・
でもな、
井戸水は残ってて。
地震でも、ここの井戸水は枯れなかった。
水が無くて困っている周りの人に、
この井戸水を分けて使ってもらったんよ。
一か月くらい続いたな~~
みんな「生命の水」って喜んでくださったわ。
ここ(浜福鶴)は、その次の年
1996年の春に、
この地域では一番早く、酒蔵を再建できた。
これも、支えてくださる皆さんのおかげ。
もう一回、もう一回
“灘を代表する本物の酒造りに挑戦したい”
ゼロからの出発
そして、あの日のあの時、
蔵から空しか見えなかった時を忘れない
この思いを込めて生まれたお酒が、
「空蔵」
だから、空蔵っていう名前つけたん。
蔵の真ん中に立っても、
空しか見えんかったんよ。。。
宮脇さんの、この一言霊が響きました。
素朴に語ってくださる宮脇米治さん
このお人柄で、「浜福鶴吟醸工房」の名物案内人なんですね。
ガイドの安藤さんと。
灘にいかれるかたは、足を運んで、
宮脇さんの温かさに触れてみてください。
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