東京日本橋にある鍼灸治療室クリスタ、院長のかとうようこです。
今日は「40代以降の肌にとって何が大切か」についてお話しますね。
「顔色が冴えない」
「なんだか、一気に老けた気がする」
「前は、もう少しマシだったと思うんですけど……」
これは、昨年末から当院に通われている患者さんが、初めて来院されたときにこぼした言葉です。
ここ数年、ご家族の相続などでとても忙しく、
気づけば自分のことは後回し。
スキンケアも、睡眠も、「まあいいか」でやり過ごしてきたそうです。
そして、ふと鏡を見たときに思ったそうです。
「あれ、私こんな顔だったっけ?」と。
わかります。
忙しいときほど、自分のケアが大切だと頭ではわかっている。
でも、そこまで気が回らない。
自分のことは、いつも最後になりますよね。
中医学では、肌は単なる表面ではなく、
体の内側の状態が映し出される場所と考えます。
くすみや乾燥は、年齢のせいだけではなく、
体の中の気(エネルギー)や血(栄養やうるおい)が不足しているサイン。
そして、その気と血を回復させるために、
いちばん大切にしたいものが睡眠です。
中医学で考える「睡眠」と美肌の関係
中医学では、夜は体を修復し、養う時間。
日中に使い切った気と血を、眠っている間に補充します。
特に大切とされているのが、夜23時〜3時。

この時間帯は、肌や血の巡り、感情の安定に深く関わる臓腑が働くとされ、
きちんと眠っていることで、
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血が養われ、顔色が明るくなる
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肌に潤いが戻りやすくなる
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イライラや緊張が抜ける
といった変化が起こりやすくなります。
逆に、この時間に起きていると、
体は回復しきれず、
「寝たはずなのに疲れが取れない」
「朝から顔がどんより」
という状態になってしまいます。
40代は眠りが浅くなりやすい世代
中医学的に見ると、40代は
気血を消耗しやすく、回復に時間がかかる時期。
若い頃と同じ睡眠時間でも足りなかったり、
眠りが浅くなったりするのは自然なことです。
特に更年期に突入すると、睡眠がうまくいかない事が多々あります。
だからこそ、
「たくさん寝る」より「良質な眠りをとる」ことが大切に。
肌のために避けたい夜の習慣
中医学的に見ると、次の習慣は肌の回復を妨げます。
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寝る直前までスマホを見る
→ 気が上にのぼり、眠りが浅くなる -
布団の中で考えごとをする
→ 肝(ストレスと関係する臓腑)が休めない -
夜遅くの食べすぎ
→ 胃腸が働き続け、血が肌まで回らない
思い当たるもの、ありますよね......
中医学的・美肌のための眠り支度
全部やらなくて大丈夫。できることだけで十分です。
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寝る前は照明を少し落とす
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ぬるめのお風呂で体を温める
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寝る前は、気を静める香りを。カモミールなど、
高ぶった気を落ち着かせるものが向いています。
こうした小さな習慣が、
スムーズで快適な睡眠へと導いてくれます。
中医学的に見ると睡眠は最高の美容法
中医学では、
よく眠れている人は、自然と肌に艶が出る
と考えます。
高い化粧品を足す前に、
まずは睡眠を見直すこと。
肌がくすむのは、サボっているからではなく、
頑張りすぎているから。
40代以降の美肌は、無理をしないことから始まります。
今夜は少しだけ早く、体を休ませてあげてください。
肌は、ちゃんとこたえてくれます。
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