東京日本橋にある鍼灸治療室クリスタ、院長のかとうようこです。
からだが欲しがる「味」には理由がある。
東洋医学では、からだが欲しがる味=五味(ごみ) が、その時の体調や心の状態を映し出すと言われています。
母のトラブルからの
— かとうようこ$東京日本橋三越前看板のない鍼灸院|開業23年治療室クリスタ院長 (@crysta_ya) December 11, 2025
関係者会議に向かう途中
車内で携帯の落とし物を発見
途中駅下車して届けて徳を積みました
なむなむ🙏 pic.twitter.com/bSVzdv4u6O
ここ最近の母がらみの案件でかなり疲弊しているわたし。
母には「畏れ」の感情しか抱けないので今絶賛○○味を欲しています。
(解答はブログの続きをよむとわかるよ!)
改めて 味覚と体調の深い関係 を実感しているところです。
今日はその「五味」と「五臓(ごぞう)」のつながりを、やさしくまとめてみますね。
東洋医学の基本に「五行」という考え方があります。
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木
-
火
-
土
-
金
-
水
自然界も人間のからだも、この5つの性質に分類され、それぞれが対応する味や臓腑とつながっている と考えます。
では、どんな味を欲するとき、からだの中で何が起きているのでしょう?
1. 酸っぱいものが食べたいとき
■ 心のSOS:イライラ・憂うつ・決断できない
■ 体のSOS:目の疲れ、爪が割れやすい、睡眠トラブル
■ 関係する臓:肝
酸味は血流をよくし、肝の働きをサポートする味。
イライラしやすくなったり、気分が揺らぎやすくなるのは、肝のバランスが乱れているサインです。
② 苦味が欲しいとき
■ 心のSOS:わけもなく不安、緊張、小さなことで興奮する
■ 体のSOS:動悸、息苦しさ、汗が出やすい、軟便、下痢、げっぷ
■ 関係する臓:心・小腸
苦味は体の余分な熱や水分を調え、興奮気味の心を落ち着かせてくれます。
過緊張や不安感が強いとき、自然と苦いものを欲してしまうことも。
③ 甘味が欲しいとき
■ 心のSOS:疲れすぎ、気持ちの落ち込み
■ 体のSOS:口内炎、胃もたれ、食欲不振、下痢・嘔吐
■ 関係する臓:脾(消化器)
疲れたときに甘いものを欲するのは「自然な反応」。
甘味はエネルギーを補い、胃腸を助けてくれます。
ただし、摂りすぎはだるさ・浮腫み・腎の弱りにつながります。
④ 辛味が欲しいとき
■ 心のSOS:悲しみ、落ち込み、憂鬱
■ 体のSOS:鼻水、鼻炎、冷え、咳、むくみ、便秘、下痢、乾燥
■ 関係する臓:肺・大腸
辛味は血流をよくして体を温め、発汗を促します。
悲しい気持ちが続いたり、胸がふさがるようなときにも辛味を欲しがる傾向があります。
⑤ 塩味(鹹味)が欲しいとき
■ 心のSOS:強い不安、恐れ(畏れ)
■ 体のSOS:耳鳴り、めまい、頻尿、抜け毛、白髪、老化サイン
■ 関係する臓:腎・膀胱・耳
塩味は、からだの生命力(腎)を補い、代謝を助ける味。
不安や恐怖を感じやすいときは、塩味に手が伸びやすくなります。
あらためてフィードバックしてみて実感。
甘党さんは消化器系が弱いのかもしれないし、
辛党さんは肺がデリケートな可能性も。
ただし、摂りすぎはバランスを崩します。
-
甘味の摂りすぎ → 脾を強くしすぎて腎を弱らせる
-
辛味の摂りすぎ → 肺が強くなりすぎて肝を弱らせる
など、五行は「バランス」が命なのです。
好みの味は、ただの嗜好ではなく
今日のあなたのからだや心が欲しているメッセージ。
その声に耳を澄ませて、早めに整えていくことが
東洋医学でいう「治未病(ちみびょう)」です。
味覚の変化は、からだからの優しいお知らせ。
ぜひ、あなたも自分の食べたい味に注目してみてくださいね。
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