東京日本橋にある鍼灸治療室クリスタ、院長のかとうようこです。
前回お話した「青あざできやすい」からのシナモンの話題続けます。
シナモンは、香辛料として長い歴史があり、
最近では「血糖値にいい」「血流にいい」「肌にもいい」などの話から、
サプリメントとしても売られるようになりました。
ここで問題になるのが、
サプリ+シナモン入り食品の重ね食べ
つまり、知らないうちに摂りすぎてしまうことです。
シナモン摂りすぎで何が起きるの?
シナモンに含まれる成分のひとつに、クマリンという香り成分があります。
これは少量なら問題ありませんが、摂りすぎると肝臓に負担をかけることが分かっています。
この点については、
ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)が、
「シナモンのサプリメントには注意が必要」と公式に注意喚起しています。
日本でも、国立健康・栄養研究所や東京都健康安全研究センターが調査を行い、
「食品として食べる分には、まず問題ない」
「サプリメントを加えると、話が変わる」
という結果が出ています。
食品だけならかなり食べないと超えない
東京都の調査によると、
・シナモン入りクッキー → 1日147枚
・生八橋 → 29枚
・焼き八橋 → 20枚
……このくらい食べて、ようやく「多すぎ」ライン。
正直、そこまで食べるにはかなりの覚悟がいります....
さらに、
・シナモントースト
・カプチーノ
・チャイ
・デザートにシナモンクッキー5枚
問題はそこにサプリを足すこと
ところが、シナモンサプリメントを追加すると
1日の安全量を超える可能性が高くなることが分かっています。
つまり、
食品だけ → 基本的にOK
食品+サプリ → 摂りすぎリスクあり
という、とても分かりやすい結論です。

当院でもシナモン案件、怖い事例がありました。
体を温める作用が強いシナモンで熱がこもりすぎてしまうこともあるのです。
結果起こりやすいのが頭痛。
精度の高いシナモンパウダーを毎日とり続けたことによる頭痛の症例、
ご本人から感想ブログもいただいています。
妊娠中は、特にサプリに注意
シナモンの香り成分(シンナムアルデヒド)は、
妊娠中の大量摂取で胎児への影響が心配されるとされています。
このためBfRは、
「シナモンサプリメントは、医薬品レベルで管理すべきではないか」
という提言までしています。
病院の問診票で薬についてだけでなく、服用しているサプリについても聞かれる意味がここにありますね。
※ちょっと補足:シナモン・桂皮・ニッキの違いについて
ここで少しややこしい話を。
シナモン、桂皮(けいひ)、ニッキは、香りが似ているため混同されがちですが、厳密には別物です。
・シナモン:主にスリランカ産の「セイロンシナモン」。香りがやさしく、クマリンが少ない
・桂皮(けいひ):中国やベトナム産の「カシア」。香りが強く、漢方薬に使われる
・ニッキ:日本産のニッケイ。八つ橋の香りでおなじみ
いずれも同じ仲間の植物ですが、産地や使われる部位、成分量が異なります。
特に健康目的で日常的に使う場合は、クマリンの少ないセイロンシナモンを選ぶのが無難です。
(このあたりを厳密に語り始めると長くなるので、今回はこのくらいにしておきます)
シナモンは「食品」で、ほどほどに
というわけで、まとめると、
・シナモンは体に良い成分を含む
・でも「サプリでまとめて摂る」のはリスクがある
・摂るなら食品から
・どんなに体に良くても「そればっかり」はダメ
これに尽きます。
健康の基本は、
「ちょっとずつ」
「いろいろ」
「長く続ける」
何事も中庸が大事という結論ですね。
鍼治療が初めての方
美容鍼から始めてみませんか?
毎週金曜日はスタッフ施術の日
美容鍼ご予約フォーム
ラジオ波ご予約可能日増えました!
毎週木曜日はトークセンの日!
院長施術ご予約はこちらから!
X(旧Twitter) / Facebook / Instagram
・当日予約・キャンセル・予約変更
・各種セミナーの優先ご案内・割引き



