東京日本橋にある鍼灸治療室クリスタ、院長のかとうようこです。
冷え症シリーズも第3弾。
今日は、運動不足。
冷えと運動は、あまり結びつかないように感じる方も多いかもしれませんが、
実は体温を保つうえで、運動はとても大切な要素のひとつです。
「忙しくてなかなか運動する時間がない」
「運動が苦手で続かない」
そう感じている方も多いと思います。
今日は、無理な運動や特別なトレーニングの話ではなく、
なぜ体を動かさないと冷えやすくなるのか、
その仕組みを中心にお話ししていきます。
冷えは女性だけの問題じゃないけれど
冷えは男女共通の問題ですが、
臨床で見ていると、やはり女性に多いのが現実です。
特に、
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運動量が少ない
-
筋肉量が少ない
-
体はやわらかく冷たい
こうしたタイプの方は、かなりの確率で冷えています。
「ぽっちゃり=温かそう」に見えるのですが、実は逆のことも多いんです。
脂肪と筋肉、性質がまったく違う
ここ、冷えを理解するうえでとても大事なポイント。
-
脂肪:熱を通しにくい
-
筋肉:熱を通しやすい
さらに、
筋肉は
体の熱産生の30%以上を担っている
ことがわかっています。
つまり!
体温を作っている主役は筋肉。
脂肪が多く、筋肉が少ない体は
「熱を作れない・伝えられない」
ダブルで不利な構造になります。
痩せていても筋肉が少なければ、もちろん冷えます。
男性でも運動不足なら、同じです。
巡りが悪いと、温かさは届かない
筋肉の役割は、熱を作るだけではありません。
巡らせること。
これがもう一つの重要なお仕事になります。
体の循環には大きく分けて2つあります。
-
血液の循環
-
リンパの循環
血液の循環
これは心臓というポンプが担当。
低血圧の方は、
このポンプの押し出す力が弱く、末端まで血が届きにくい。
→ 手足が冷える。
リンパの循環。
問題はこちら。
リンパには
ポンプがありません。
じゃあ何で動くかというと、
-
血管の拍動
-
筋肉の収縮
つまり、
動かなければ、流れない。
筋肉が動かない
↓
リンパが滞る
↓
老廃物がたまる
↓
巡らない
↓
冷える
↓
免疫も下がる
と、いうルートをたどります。
動くと、全部まとめて上向く
運動をすると、
-
心臓の拍動が強くなる
-
筋肉が収縮してポンプになる
-
血流が上がる
-
リンパが流れる
-
筋肉量が増える
-
体温が上がる
つまり、
動く=温まる仕組みが発動する
冷えが「万病のもと」と言われるのも、
ちゃんと理由があるんです。
ちょっとした小話
心臓がん、脾臓がんって
あまり聞かないと思いませんか?
心臓は休みなく動き、熱産生が非常に高い臓器。
脾臓は血を作り、血を巡らせる要。
どちらも
温かい臓器です。
一方で、
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胃
-
大腸
-
食道
-
子宮
-
卵巣
-
肺
空洞が多く、外界とつながる臓器は
冷えやすい。
察してください!
冷えと病気の関係、無関係ではありません。

今日からできる「温める体操」
難しいことはしません。
なぜならば、続かないと意味がないから!
① つま先立ち体操
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かかとを上げて5秒キープ
-
下ろして、また5秒
-
できるときに、できるだけ
ポイントは
深呼吸とセット。
吸いながら上げる
吐きながら下ろす
理想は3分。
でも回数は決めなくてOK。
②トイレスクワット
個人的にかなりオススメしている運動。
トイレにいったついでに屈伸をやるってところがミソです。
手軽に体の中から温めるなら
有名どころでは生姜紅茶。
-
濃い目の紅茶(紅茶も温め作用がある)
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すりおろし生姜 小さじ山盛り1〜2
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黒砂糖 or はちみつ
紅茶を取り過ぎると便秘になる方もいらっしゃるので....
ご自身のお身体と相談しながら召し上がってください。
冷えは「体質」じゃない
3回に分けてお話ししてきた
冷えの3大原因。
-
ストレス
-
薬の影響
-
運動不足
どれも
体の使い方・守り方の問題です。
冷えは生まれつきのものでも、年齢だけの問題でもありません。
日々の過ごし方や体の使い方によって、状態は少しずつ変えていくことができます。
次回は、「生活習慣からみた冷え対策」をテーマに日常生活に取り入れやすいポイントについてお話ししていきます。
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