前回までの話はこちらです
この仕事につくまで ①


話は前後するが
その上司が退職する少し前のこと
私には一組のご夫婦との出会いがあった



I(アイ)さんというそのご夫婦は
当時の私の家の近所に住んでいた
飼っておられたワンちゃんがとても人懐こくて
そのことがきっかけで
次第に親しくなっていったのだった


ある時食事に招かれ
初めてお宅におじゃました


旦那様のIさんとはその時が初対面だった


Iさんの話は
さっぱりわからなかった
私の理解の範疇を超えていた


それは
この世には見えない世界があるんだよ というお話だった


「数字は宇宙をあらわしているんだよ」
「過去は変えることができるんだよ」

そしてその場で私の家の鍵をねじ曲げたりして見せてくれた

「意識」なんだよ


そんな話をたくさんしてくれたのだった




90年代半ば、いまから24、5年も前の話だ

当時はまだ一般的には
その手の話はオカルトとしてしか扱われていなかったと思う


会社員として生活し
自分の世界しか知らない私にとっては
Iさんの話は理解しがたいものだった


だけどかなりの刺激を受けたことは間違いなかった


更にIさんは自分のことについて話し始めた

 につづく