
タイトル通りの健康法を進める著作。ダラダラした生活に喝を入れるために読んでみた。
【1日3食の歴史】
カロリー豊かな食品が手に入るのだから、現代人こそ1日2食でいいのではないだろうか。
一人で生活するようになった大学生時代以降、朝食は食べないのが普通だった。1日三食きっちり食べたりなんかしたら、本当に頭が動かなくなる。自分自身がそうだから、「食欲旺盛で、よく肥えた人々って、頭の中はカラッポなんだろうな」 と普通に思ってしまう。
まあ、過食でなくとも、運動不足な状態が続いていると、やはり問題である。
《参照》 『なまけものの王さまとかしこい王女のお話』 ミラ・ローベ (徳間書店)
現代の常識では、「朝起きたら食事をとる」 「1日3食」 が健康の基本とされていますので、本書で提唱する健康法に多くの方が驚かれるでしょう。しかし、我々人類の歴史を紐解いていくと、「1日3食」 は歴史が浅く、それを覆ることのない常識として鵜呑みにすることはできないのです。(p.21)
学校給食が始まる前、つまり戦前・戦中までは、お弁当を持ってこれない子どもたちが大勢いたという話は、何度も聞いたことがあるし、今でも児童書の中で読むことがある。つまり国民全員が1日3食になったのなんて、日本においては僅かここ60年程度のことなのである。そしてその結果が 「生活習慣病」 の多発である。カロリー豊かな食品が手に入るのだから、現代人こそ1日2食でいいのではないだろうか。
一人で生活するようになった大学生時代以降、朝食は食べないのが普通だった。1日三食きっちり食べたりなんかしたら、本当に頭が動かなくなる。自分自身がそうだから、「食欲旺盛で、よく肥えた人々って、頭の中はカラッポなんだろうな」 と普通に思ってしまう。
まあ、過食でなくとも、運動不足な状態が続いていると、やはり問題である。
《参照》 『なまけものの王さまとかしこい王女のお話』 ミラ・ローベ (徳間書店)
【健康改善キャンプ】
著者が指導している健康改善キャンプでは、6時半に起きて、朝食はせず、1時間半から2時間ウォーキング、それから食事の準備をして11時ころ第1食。夕方に第2食である。
著者が指導している健康改善キャンプでは、6時半に起きて、朝食はせず、1時間半から2時間ウォーキング、それから食事の準備をして11時ころ第1食。夕方に第2食である。
健康改善キャンプだけでも、参加者の血圧が低下して、末梢循環も良好になっていることがわかったのです。しかも、1日の総摂取カロリーが、平均して1100キロカロリーで十分に足りていたということまで判明しました。驚くべきことに、これは、厚生労働省が定めている1日に必要とするカロリーのおよそ半分にしかすぎません。
半日は動きっぱなしであったにもかかわらず、夕食を食べすぎるということもなく、わずかなカロリーで足りた。この事実が示すのは、人間は思っているよりずっと丈夫で、タフだということです。(p.32-33)
人間がタフであると解釈するよりも、厚生省基準というのは、食品・健康・医療関連業界の経済を回すために作られた基準と考えてもいいのではないだろうか。露骨に言うならば、多食・過食を煽るための洗脳である。国民がこの基準に洗脳され飽食に明け暮れるようになり、生活習慣病が創出されたことで、医療業界も保険業界も成り立っているのである。これらはすべて、厚生省役員の天下り先である。半日は動きっぱなしであったにもかかわらず、夕食を食べすぎるということもなく、わずかなカロリーで足りた。この事実が示すのは、人間は思っているよりずっと丈夫で、タフだということです。(p.32-33)
【胃ガン】
こまめな栄養補給より 「すきっ腹」 状態での作業のほうが体には良い、と言うことになる。こんなことは体験的に誰でも知っているはずなのに、 “栄養、栄養、栄養” という近代になってからの盲信が、胃ガンを発生させていたのだろう。
日本人の胃ガンの発症率は、他国と比べて異常に高いというデータがあります。(p.42)
かつて、奈良県は日本で最も胃ガンの死亡率が高い県でした。(p.43)
林業が盛んな奈良県では、男たちが茶がゆを食べながら1日中、木をノコギリで切り倒していくという習慣がありました。 ・・・(中略)・・・ 。
この生活リズムが体にいいわけがありません。つねに胃腸と筋肉で血液を奪い合っている状態で、胃腸を痛める、典型的な悪習パターンです。(p.44)
チェーンソーが導入されて、胃ガン患者が目に見えて減ったそうである。かつて、奈良県は日本で最も胃ガンの死亡率が高い県でした。(p.43)
林業が盛んな奈良県では、男たちが茶がゆを食べながら1日中、木をノコギリで切り倒していくという習慣がありました。 ・・・(中略)・・・ 。
この生活リズムが体にいいわけがありません。つねに胃腸と筋肉で血液を奪い合っている状態で、胃腸を痛める、典型的な悪習パターンです。(p.44)
こまめな栄養補給より 「すきっ腹」 状態での作業のほうが体には良い、と言うことになる。こんなことは体験的に誰でも知っているはずなのに、 “栄養、栄養、栄養” という近代になってからの盲信が、胃ガンを発生させていたのだろう。
《参照》 『地球に生きるあなたの使命』 木村秋則・ムラキテルミ (KKロングセラーズ)
【「血液の汚れ」を引き起こす「2つの原因」】
【末期ガンの余命宣言を受けたムラキさん】
【オレキシン】
リストラされて、個人的経済危機に落ちいっている人は、人間本来のパワーに目覚めるチャンスと思って、1日1食程度にしてみればいいのである。オレキシンが分泌されるようになって、ピッカピカに頭の冴えた自分になっているのに気づく筈である。
そもそも、医者に見放された患者が、断食道場で過ごして完全に治ってしまったというような話をよく聞くし、わざわざ永平寺などに行って粗食の出家修行に励む人々だっている。さらに、不食を実践して何年も生きている人だっているのである。
《参照》 『不食』 山田鷹夫 (三五館)
テキサス大学の柳沢正史教授が1998年に発見したオレキシンという覚醒状態を上げるホルモンは、空腹時により多く生産されるといいます。そして、人類は空腹のときに一生懸命食物を探し、適量食べたら休むという大昔から持っている反応をオレキシンが支配しているという、実に興味深い話です。
これは、まさに 「すきっ腹」 が人間本来の暮らし方であることを示している、と考えてよいでしょう。(p.54)
人体は、飢餓状態にさらされることで、さまざまなホルモンが分泌され、目覚ましいパワーが蘇ることがある。これは、まさに 「すきっ腹」 が人間本来の暮らし方であることを示している、と考えてよいでしょう。(p.54)
リストラされて、個人的経済危機に落ちいっている人は、人間本来のパワーに目覚めるチャンスと思って、1日1食程度にしてみればいいのである。オレキシンが分泌されるようになって、ピッカピカに頭の冴えた自分になっているのに気づく筈である。
そもそも、医者に見放された患者が、断食道場で過ごして完全に治ってしまったというような話をよく聞くし、わざわざ永平寺などに行って粗食の出家修行に励む人々だっている。さらに、不食を実践して何年も生きている人だっているのである。
《参照》 『不食』 山田鷹夫 (三五館)
《参照》 『「空腹」が人を健康にする』 南雲吉則 (サンマーク出版) 《前編》
【サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)】
【サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)】
【過食にならない理由】
しかし、盲目的な食欲に支配されている人は、この記述の意味がなんとなく呑み込めないことだろう。
会社が過剰在庫抱えていれば経営を圧迫するのと同じで、体が余分な脂肪を蓄積するのは体を圧迫しているという不健全な状態なのである。在庫がないと不安、貯金がないと不安、脂肪という体内蓄積がたくさんないと不安と言うのは、まさに現代社会が生み出している盲信である。盲信は自らの知力によって解くしかない。
「1日2食は肥る」。どうやら巷にはそんなイメージが広く浸透しているようです。「1食抜くと、2回の食事で、たくさん食べてしまうかもしれない」 と不安に思った方がいるかっもしれませんが、そうはならないところが、「すきっ腹」 のリズムの優れたところです。
その仕組みを説明します。
空腹の状態ではグリコーゲンや脂肪として蓄えられていたエネルギー源が、血液に戻っていきます。空腹の状態で運動をするのとその動きはさらに活発になるのですが、それは食事をとっているのと同様の活動です。そうすると、体のほうで食事をとる量にブレーキをかけるのです。なので存外に通常の量の食事で満ちたりる。
こういった作用が働くことにより、「すきっ腹」 や、「すきっ腹トレーニング」 は、過食にはつながらないのです。(p.82)
過食気味、飽食気味の現代人だからこそ、すきっ腹で運動すれば、体内に余分に蓄えられている脂肪が燃焼しだして食事と同じ効果が得られるのである。その仕組みを説明します。
空腹の状態ではグリコーゲンや脂肪として蓄えられていたエネルギー源が、血液に戻っていきます。空腹の状態で運動をするのとその動きはさらに活発になるのですが、それは食事をとっているのと同様の活動です。そうすると、体のほうで食事をとる量にブレーキをかけるのです。なので存外に通常の量の食事で満ちたりる。
こういった作用が働くことにより、「すきっ腹」 や、「すきっ腹トレーニング」 は、過食にはつながらないのです。(p.82)
しかし、盲目的な食欲に支配されている人は、この記述の意味がなんとなく呑み込めないことだろう。
会社が過剰在庫抱えていれば経営を圧迫するのと同じで、体が余分な脂肪を蓄積するのは体を圧迫しているという不健全な状態なのである。在庫がないと不安、貯金がないと不安、脂肪という体内蓄積がたくさんないと不安と言うのは、まさに現代社会が生み出している盲信である。盲信は自らの知力によって解くしかない。
【歩いて足先の末梢循環を良くする】
歩くことは動物の原点であり、下肢の筋肉を律動的に使うことは老廃物や炭酸ガスの多い静脈血を結局的に心臓へ還流するために、とても大切なことです。 ・・・(中略)・・・ 。
高齢者を対象として、30分の歩行と、60分の歩行を比べてみると、60分間の歩行(方向と誤植されている)は30分間の歩行に比べて、10倍も歩行後の末梢循環の増加量が多いことがわかりました。(p.97-98)
1時間歩くのって結構大変だけれど、半分にしたら効果が10分の1しかないんだったら、やはり1時間歩くべきだろう。とはいえ、その長さはシンドイ。高齢者を対象として、30分の歩行と、60分の歩行を比べてみると、60分間の歩行(方向と誤植されている)は30分間の歩行に比べて、10倍も歩行後の末梢循環の増加量が多いことがわかりました。(p.97-98)
【子育てにも 「すきっ腹」 は大切】
子供にちゃんと 「すきっ腹」 の状態をつくってあげて、それに慣れさせてあげることが、食べ物の好き嫌いをなくしていきます。そのしつけは、子どもの時分だけでなく、大人になったあとの健康にもつながりますから、親の務めとして、きちんと考えていきたいものです。(p.110)
子育てに関しても “栄養・栄養・栄養” という洗脳による思い込みが、わがままな子供たちを大量生産する原因になっているのだろう。
【子供たちが朝礼時に倒れるのは・・・】
朝礼時に倒れるのは、一時的に脳へ送られる血液の量が不十分になり、それで倒れてしまうということです。つまり、朝食をとらないことと、この状態が結びつきません。
この話については 「朝食抜き=悪い」 というイメージが先行しているように思えます。 ・・・(中略)・・・ 。
子供たちが朝礼で倒れるのは、もっと別の理由だと考えます。(p.112)
著者は、いくつもの原因があると書いているけれど、主要な原因として、子どもたちの運動不足によって血液循環が悪くなっているとこをあげている。子供の頃のことを思い出しても、倒れる子って、殆ど運動しないような女の子ばかりだった。きちんと鉄分を摂取していても、慢性的運動不足による血行不良から立ちくらみする人は少なくないだろう。この話については 「朝食抜き=悪い」 というイメージが先行しているように思えます。 ・・・(中略)・・・ 。
子供たちが朝礼で倒れるのは、もっと別の理由だと考えます。(p.112)
【冷水シャワー】
昔の人たちは、真冬に乾布摩擦をしたり、水をかぶったりして健全な人体を維持していた。
すきっ腹トレーニングと冷水シャワーを一緒にやりたい人は、山形県や奈良県で行われている修験道の体験に参加すればいいかもしれない。山の中をさんざん歩いて滝に打たれて、人間改造を行っているのである。
健康をより強固なものにするため、「すきっ腹トレーニング」 とぜひ並行して行ってもらいたいものがあります。それが冷水シャワーです。 ・・・(中略)・・・
風邪などの予防をするには、免疫力を高めなければなりません。その鍵を握るのが、副腎皮質ホルモンです。(p.141)
マイナス40度の冷気を肌に当てることで副腎皮質ホルモンを誘発させ、皮膚病その他の病気を治療する病院は実在する。飢餓状態が人間本来の能力を目覚めさせるように、極端な低温環境下で皮膚を通じて人体が蘇るのである。風邪などの予防をするには、免疫力を高めなければなりません。その鍵を握るのが、副腎皮質ホルモンです。(p.141)
昔の人たちは、真冬に乾布摩擦をしたり、水をかぶったりして健全な人体を維持していた。
すきっ腹トレーニングと冷水シャワーを一緒にやりたい人は、山形県や奈良県で行われている修験道の体験に参加すればいいかもしれない。山の中をさんざん歩いて滝に打たれて、人間改造を行っているのである。
<了>