
書店にはいろんな健康法があふれていて、それらには真反対のものが少なくない。素人とすればどっちが正しいのか分からなくなってしまうけれど、この著作の内容に関しては多くの読者が直感的に「正しい」と感じるのではないだろか。なんといっても、実践している著者の若さが揺るぎない実証である。著者の南雲さんは1955年生まれとあるから、現在60歳。執筆時56歳。2012年1月初版。
【ハンガー・マップと出生率マップ】
子育てにかかる費用が高すぎるという経済問題は、先進国も後進国も同じだろう。むしろ後進国の方が大変。ゆえに共通の因子として使えない。
生存率による説明は、種の個体数(人口)を減らしている先進国については、まったく当てはまらない。つまりこちらも共通の因子として使えない。
著者が書いている食事量(飽食・飢餓)は、共通の因子として語り得る。
つまり、「生命力の差」は「食事量」に現れる。
近代文明に洗脳された人間たちは、「飽食=生命力が強い」、「飢餓=生命力:弱」、と思い込んでいる。
ハンガー・マップを見ていると、あることに気づきます。それは飢餓状態にある国こそ出生率が高いことです。
飽食状態にあって一見幸せそうな先進国では出生率がきわめて低く、人口が減少しつつあります。動物で言えば「絶滅危惧種」です。・・・中略・・・。
こうした生命力の差はどうして生じるのでしょうか。(p.17-18)
飽食の先進国で出生率が低いことの主要な原因は経済問題であり、飢餓的な後進国で出生率が高いのは生存率が低い故の生物学的現象と理解してきたけれど、これって、同じ因子による統一説明ではない。飽食状態にあって一見幸せそうな先進国では出生率がきわめて低く、人口が減少しつつあります。動物で言えば「絶滅危惧種」です。・・・中略・・・。
こうした生命力の差はどうして生じるのでしょうか。(p.17-18)
子育てにかかる費用が高すぎるという経済問題は、先進国も後進国も同じだろう。むしろ後進国の方が大変。ゆえに共通の因子として使えない。
生存率による説明は、種の個体数(人口)を減らしている先進国については、まったく当てはまらない。つまりこちらも共通の因子として使えない。
著者が書いている食事量(飽食・飢餓)は、共通の因子として語り得る。
つまり、「生命力の差」は「食事量」に現れる。
近代文明に洗脳された人間たちは、「飽食=生命力が強い」、「飢餓=生命力:弱」、と思い込んでいる。
【サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)】
チャンちゃん家は、人間もワンコも一日2食で、2回とも玄米雑炊が基本だけど、雑炊であっても2食は多いと感じている。特に最近は、宇宙から届く波動が変わって来ているから、多くの人々は以前のような量を食べられなくなっているはずである。もしも、3食も食べたら、頭は冴えず、体は重く、残りの時間は全部寝るだけになってしまう。
ところが、2食であれシケ桃は、散歩以外は寝てばかりいる。人間もワンコも2食は多すぎるのである。間違いない。それが実感。
しかし、心のどこかでは「一日一食は本当に健康にいいのか?」「人にすすめてもよいのか?」という疑問がつきまとっていました。
それを払しょくしてくれたのが、近年発見された「延命(長寿)遺伝子」です。あらゆる動物実験で、食事の量を4割減らしたほうが、1.5倍長生きすることが証明されたのです。それだけではありません。食事の量を減らしたほうが表情も生き生きとして毛並みも良く、外観が若く美しくなることがわかったのです。(p.6)
動物実験という単語があったから、飼い犬のシケ桃のことを思ってしまった。ドックフードだけでは可愛そうと思い、人間と同じものを上げるようになってから、毛並みがイマイチである。それって、美味しいから2食バッチリ食べてしまうのが原因かもしれない。それを払しょくしてくれたのが、近年発見された「延命(長寿)遺伝子」です。あらゆる動物実験で、食事の量を4割減らしたほうが、1.5倍長生きすることが証明されたのです。それだけではありません。食事の量を減らしたほうが表情も生き生きとして毛並みも良く、外観が若く美しくなることがわかったのです。(p.6)
チャンちゃん家は、人間もワンコも一日2食で、2回とも玄米雑炊が基本だけど、雑炊であっても2食は多いと感じている。特に最近は、宇宙から届く波動が変わって来ているから、多くの人々は以前のような量を食べられなくなっているはずである。もしも、3食も食べたら、頭は冴えず、体は重く、残りの時間は全部寝るだけになってしまう。
ところが、2食であれシケ桃は、散歩以外は寝てばかりいる。人間もワンコも2食は多すぎるのである。間違いない。それが実感。
【老化や病気もくい止める働き】
「老化や病気を食い止める働き」をもつサーチュイン遺伝子は、「空腹の時しか、作動しない」。
逆に言えば、「食べ過ぎこそ、老化と病気の原因」。
さらに調べていった結果、この遺伝子(サーチュイン遺伝子)は、空腹状態におかれたとき、人間の体内に存在している50兆の細胞の中にある遺伝子をすべてスキャンして、壊れたり傷ついたりしている遺伝子を修復してくれる、ということが明らかになりました。
これは、寿命だけでなく、同時に「老化や病気をくい止める働き」にも関与しているということを示しています。(p.24)
この記述は、とんでもなく、超~、ウルトラ、極めて、「重要」。これは、寿命だけでなく、同時に「老化や病気をくい止める働き」にも関与しているということを示しています。(p.24)
「老化や病気を食い止める働き」をもつサーチュイン遺伝子は、「空腹の時しか、作動しない」。
逆に言えば、「食べ過ぎこそ、老化と病気の原因」。
これが、本書のテーマである「一日一食健康法」の根拠となっています。(p.25)
【証拠は著者の若さ】
多くの人が、食費に多額を費やし、病気になっては医療費に多額を費やし、肌の衰えを招来してはそれを隠すために化粧品に多額を費やしているのである。このバカバカしさ!
現在の日本には、1日1食より少ない食事量で生きている人々はたくさんいる。
《参照》 『続2012年 地球人類進化論』 白峰 (明窓出版) 《前編》
【食料問題】
1食に500円費やしているとしたら、1日3食を1食にして、2日間で浮いた4食分(2000円)で新刊本が買える。1日一食なら、体も軽くなり、頭も冴えるはずだから、その新刊本を2日で1冊読むことくらい容易だろう。
チャンちゃんの、人付き合いを除いた一年間の食費から1食分を計算したら、1食125円である。1日2食を1日1食にして浮いた125円でも、ブックオフに行けば古書が1冊買える。
私は現在56歳。実年齢をいうとみなさんに驚かれますが、実際15~20歳ほど若く見られることもしょっちゅうです。この10年あまりは身長173cm、体重62kgの体型を保っています。(p.27)
表紙の写真が、56歳の著者。確かに若い。多くの人が、食費に多額を費やし、病気になっては医療費に多額を費やし、肌の衰えを招来してはそれを隠すために化粧品に多額を費やしているのである。このバカバカしさ!
現在の日本には、1日1食より少ない食事量で生きている人々はたくさんいる。
《参照》 『続2012年 地球人類進化論』 白峰 (明窓出版) 《前編》
【食料問題】
1食に500円費やしているとしたら、1日3食を1食にして、2日間で浮いた4食分(2000円)で新刊本が買える。1日一食なら、体も軽くなり、頭も冴えるはずだから、その新刊本を2日で1冊読むことくらい容易だろう。
チャンちゃんの、人付き合いを除いた一年間の食費から1食分を計算したら、1食125円である。1日2食を1日1食にして浮いた125円でも、ブックオフに行けば古書が1冊買える。
【海馬の活性化法】
海馬の活性化には、さらに「睡眠の時間」が重要。
海馬と呼ばれる部分に幹細胞が存在し、神経細胞を再生することが最近の研究で明らかになりました。
ただし不摂生を続けていれば脳細胞は増えません。どんなときにこの脳細胞が増えるかというと、なんと「飢えと寒さ」に晒されたときだというから驚きです。飢えや寒さといった危機の状態におかれたときにこそ、人類の生命力は活性化するということが、ここでも証明されたわけです。・・・中略・・・。
ここで海馬について、少しだけ説明しておきましょう。
海馬の働きをひと言でいうと、脳の中での記憶の取捨選択です。後ほど詳しく述べますが、睡眠の「ゴールデン・タイム」と呼ばれる、夜の10時から午前2時までの間に、海馬の中では最近の記憶が整理されます。(p.36)
脳の中枢である海馬も、活性化の条件は「飢えや寒さ」。ただし不摂生を続けていれば脳細胞は増えません。どんなときにこの脳細胞が増えるかというと、なんと「飢えと寒さ」に晒されたときだというから驚きです。飢えや寒さといった危機の状態におかれたときにこそ、人類の生命力は活性化するということが、ここでも証明されたわけです。・・・中略・・・。
ここで海馬について、少しだけ説明しておきましょう。
海馬の働きをひと言でいうと、脳の中での記憶の取捨選択です。後ほど詳しく述べますが、睡眠の「ゴールデン・タイム」と呼ばれる、夜の10時から午前2時までの間に、海馬の中では最近の記憶が整理されます。(p.36)
海馬の活性化には、さらに「睡眠の時間」が重要。
【飽食者の内臓脂肪】
女性は出産という役割があるから、皮下脂肪を蓄える形式になっているけれど、更年期を過ぎた女性は、男性と同様になるらしい。トドおばちゃんはトドおいちゃんと同じくらいヤバイよ。
メタボ体型の人が動脈硬化を起こしやすく、心臓病や脳卒中を起こす割合が非常に多いというのも、内臓脂肪を燃やす際に出るススである悪玉アディポサイトカインが、みずからの血管をいためつけているからにほかなりません。
人類を飢えや寒さから守るために発達した内臓脂肪が、飽食という新たな環境下で燃焼した結果、寿命を縮めるというのは、本当の話なのです。(p.43)
男性は内臓脂肪蓄積型なのでメタボになりやすい。つまり短命の可能性大。人類を飢えや寒さから守るために発達した内臓脂肪が、飽食という新たな環境下で燃焼した結果、寿命を縮めるというのは、本当の話なのです。(p.43)
女性は出産という役割があるから、皮下脂肪を蓄える形式になっているけれど、更年期を過ぎた女性は、男性と同様になるらしい。トドおばちゃんはトドおいちゃんと同じくらいヤバイよ。
【本来のダイエット】
ごもっとも。
一般的にダイエットというと、やせることだけをさすと思われがちですが、本来のダイエットとは、「正しい食事療法」のことです。その人にとっての適正体重になることが、ダイエットの本当の目的なのです。(p.50)
やせすぎの人の場合、適正体重まで太るのが正しいダイエット。ごもっとも。
【「一物全体」食】
ポイントは「一物全体」を食べるということ。赤ワインに含まれるポリフェノールが体にいいというもの、ブドウを皮ごと絞ってワインを作っているから。
お米も、玄米だけでは正直なところ美味しくないから、玄米をミキサーで粉にして摺りゴマやきな粉を黒砂糖で混ぜて薄焼きみたいなのを自分で作ればいいのである。
果物の皮には、傷を治す「創傷治癒作用」と体の細胞を酸化から守る「抗酸化作用」があるので、これを食べれば傷ついた粘膜も肌も治療されますし、老化から身を守ってくれる。もちろん、カゼもひきにくくなります。
日中お腹がすいたときには、そういた果物や全粒粉のクッキーを少量食べてください。(p.55)
飢餓状態で活性化するサーチュイン遺伝子は、老化や病気から人間を守ることは先に書き出したけれど、現代人が見落としている「皮つき果物の摂取」で同様の効果が期待できる。日中お腹がすいたときには、そういた果物や全粒粉のクッキーを少量食べてください。(p.55)
ポイントは「一物全体」を食べるということ。赤ワインに含まれるポリフェノールが体にいいというもの、ブドウを皮ごと絞ってワインを作っているから。
お米も、玄米だけでは正直なところ美味しくないから、玄米をミキサーで粉にして摺りゴマやきな粉を黒砂糖で混ぜて薄焼きみたいなのを自分で作ればいいのである。
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