臨床心理士&公認心理師の

中村友一(なかむらゆういち)です。

いつもお読みいただきありがとうございます。
 
 
 
 
 
 

「もっと頑張らなきゃ」

 

「ちゃんとしなきゃ」

 

「理想の自分でいなきゃ」

 

そんなふうに、自分を追い込んでしまうことはありませんか。

 

私たちは成長したいと思うと、つい“今の自分より少し上”を目指して背伸びをします。

 

その背伸び自体は悪いことではありません。

 

むしろ、成長には必要なことです。

 

でも——背伸びの度合いが大きすぎたり、長く続きすぎたりすると、心も体も静かに悲鳴をあげ始めます

 

気づかないうちに疲れがたまり、ある日突然、イライラしたり、誰かにきつく当たってしまったり、自分を責めてしまったり。

 

そんな“ひずみ”が表に出てしまうことがあるのです。

 

 

 

 

■「理想の自分」を演じ続けると、心がすり減る

人は誰でも、少なからず“理想の自分”を演じています。

 

・仕事では明るく

 

・家ではしっかり者

 

・SNSでは素敵な自分

 

こうした「演じること」自体は悪くありません。

 

ただ、ずっと演じ続けると、心と体にダメージが蓄積していきます

 

そしてそのダメージに気づかないまま走り続けると、自分自身や周りの人に向けて、攻撃的な形であふれ出てしまうこともあります。

 

だからこそ——

 

無理は“ほんのちょっとだけ”にする。

ひずみは小まめに修正する。

 

この2つが、とても大切になります。

 

 

 

 

■「無理はちょっとだけ」で生きると、毎日がラクになる

 

無理をゼロにする必要はありません。

 

成長には、少しの背伸びが必要だからです。

 

でも、“少しだけ”背伸びして、“少しだけ”頑張る

 

これくらいがちょうどいい。

 

そして、疲れたら立ち止まって、ひずみを直す

 

この繰り返しが、いちばん長く続きます。

 

たとえば——

  • 今日は10分だけ早く寝る

 
  • 仕事の合間に深呼吸を3回する

 
  • 「できなかった自分」を責めずに、そっと受け入れる

 
  • 週に1日は“無理ゼロデー”をつくる

 

こんな小さなことでも、心と体は確実に回復します。

 

 

■完璧じゃなくていい。ゆっくり進めばいい。

 

私たちはつい、「もっと頑張らなきゃ」「ちゃんとしなきゃ」と、自分に厳しくなりがちです。

 

でも、成長は“急ぐもの”ではありません。

 

落ち着いて進めばいい。

少しずつでいい。

完璧じゃなくていい。

 

あなたのペースで、あなたの歩幅で進めば大丈夫です。

 

無理をほんのちょっとだけにして、ひずみを小まめに直しながら、今日もゆっくり進んでいきましょう。

 

あなたの心と体が、ちゃんとついてこられるように。

 
 

 

 

 

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