
の第二弾、今井むつみ先生の『アブダクション英語学習法』を読み終えました。
前作の『英語独習法』も英語をマスターするための具体的な方法が紹介されているのですが、今井先生がおっしゃるには:
英語初心者には実践しにくい
でも、『英語独習法』の発表から6年でAIが飛躍的に進化したおかげで、中学生でも実践できるようになったとのことです。
ということで、この本では生成AIを使用することで「自然な英語」を簡単に入手することで、赤ちゃんが母語を覚える方法。つまりアブダクション(推論)英語学習法で英語を学ぶことができるようになったので、「英語を学ぶ本」ではなく「英語の学び方を学ぶ本」としてこの、
を書いたとおっしゃっています。
赤ちゃんはどのように母語を覚えるのか。
それは、
・仮説を立て
・その仮説を検証し、
・仮説の誤りを経験する。
この繰り返しで「点」としての知識を「線」に、さらに「面」にさらに「深み」へと広げることで「生きた知識」「使える知識」にしていくということです。
この過程で忘れてはならないのは、
でご紹介したことです。
教え手がどんなにわかりやすく教えても、学び手に興味がなければそれは学び手の脳に移植され定着されない。
例えば、テストのために「A=B」という「知識」を記憶し、テストでは得点できたとしても、それは「生きた知識」ではない。
そう、やはり、「生きた知識」を学ぶのには「自分で考えること」が必要のようです。
そして、自分で考え、あれこれ試行錯誤することで記憶も定着するのでしょう。
今回、今井先生はこの本で生成AIを活用し、多くの「生きた外国語表現」に接し、それを比較し、その外国語の持つ「ルール」とか「クセ」のような「スキーマ」を自分で見つけるための具体的な方法を紹介されています。
この方法なら、中国語も同じ方法で、「表面的な理解」ではなく、ネイティブ・スピーカーが持つ、「知識の枠組み」とも言うべき「スキーマ」を理解することができるでしょう。
私はさらにこの本を何度も読み返し、今井先生の伝えたいことや実践方法を理解していきたいと思います。

