その2⬇️の続き、最終回です。
現在、台湾には中国の普通話とは少し異なる中国語が存在し、台湾社会の中で一つの規範/標準を作っています。それを蔑称のニュアンスの強い「台湾国語」と呼ぶことはもうできず、2010年前後から「台湾華語」という言い方に変わってきました。台湾特有の「中国語」であることを、少しでもニュートラルに伝えようとする表現だと思います。
ただし、何をもって「台湾華語」と言うのか学術的な定義は無く、人によってとらえ方も様々。台湾内部では基本的に華語を外国人に教える時に使われています。たまりは中国の普通話との違いを言う時に使うケースが多いです。
「台湾華語」という言葉の説明で、私が今まで1番正確で分かりやすいと思ったのは、PAPAGOさんの台湾華語テキスト、『PAPAGO式台湾華語』の解説(p12〜15)。
このテキスト、台湾が好きで台湾華語を勉強したい、という方にも本当にオススメなんですが、個人的には、中国の普通話はもうできるけど、台湾に行き始めたので台湾独特の中国語が知りたい、という中国語上級者の方にも、なんなら、中国語の先生をなさってる方にも充分有用だと思っています。

