台湾の「便當」(べんとう)の歴史 | 台湾華語と台湾語、 ときどき台湾ひとり旅

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と言っても言葉の歴史です。手書きノートシリーズのために(まだやるか!?)昔のノートパラパラしてたら、おお!となった「便當」の歴史…。


 台湾華語の「便當(biàndāng)」は日本語の「弁当(べんとう)」からきている、というのはよく知られていますね。でも現在の「便當」に至るまでの歴史はあまり知られていないかも。

 

曹銘宗著『台灣國語』によると、元々台湾(台湾語)では「飯包(pn̄g-pau)」と言っていたそう。「便」の字には「便飯piān-pn̄g)」や「便菜(piān-chhài)」の使い方しかなかったけれど、次第に「便當(piān-tong/べんとん)」と言う人が増えて「飯包(pn̄g-pau)」の方はあまり使われなくなったらしい。

 

でも「便當(piān-tong/べんとん)」はあまりにも品がない、「大便當」とか「小便當」とか聞くに堪えない💦と嘆く識者も多く、戦後の日本語使用禁止という政治状況もあって、政府は「飯包」の方を使うようおふれを出したこともあったとか。

 

しかし時すでに遅し。皆「便當」と言う言い方に慣れてしまっていて後戻りできず、さらに台湾語が華語読みされて「便當(biàndāng)」になって今に至る・・・。というわけですね。

 

ちなみに中国でお弁当のことは「盒饭」と言いますが、多分もう「便當」でも通じるはず(地域や年齢による)。