こんばんわ![]()
いろいろあって楽しく忙しい日でした。
夜のお客さんが田んぼでカエルが鳴いているのを
雨だと勘違い。
都会の人ってカエルの鳴き声も生活の中にないんだなあ。
わがふるさと鏡野町でもクマが出たとかで、
これまたびっくり。
山へ山菜取りにも栗拾いにも行けないなー![]()
のつづきです。
「思考のバネ」を鍛える
「パターン」と「心が動いた数」を増やす「観察の3段活用」
言語化力は「ボキャブラリー×パターン×心が動いた数」という
公式で表せる。
「パターン」とは、物事の構造を見抜く力である。
なぜあの人の話は刺さるのか。
その背景にある「型」を発見する力だ。
「心が動いた数」とは、
日常の中で「あっ、今、何か感じた」と立ち止まった回数を指す。
この3つは掛け算で成り立つため、
どれか1つでもゼロなら答えはゼロになる。
たとえ語彙を10万語知っていても、
心が動いた数がゼロなら、言語化力もゼロである。
「パターン」と「心が動いた数」を同時に増やす方法として
有効なのが「観察の3段活用」だ。
ここでは、3つの段階を順に紹介。
①「知ろうとする」こと(観察)である。
これは、脳の自動運転モードを意識的に解除することだ。
人間の脳は省エネの達人であり、
一度覚えたパターンは自動処理へ回す。
通勤ルートを考えずに歩けるのは、
脳がオートパイロット状態になっているからである。
効率的ではあるが、自動運転中には観察が起こらない。
そのスイッチを切る方法が、「なぜ?」という問いである。
「今日のランチ、なぜその店を選んだ?」
「あの企画書、なぜその順番で書いた?」
「さっきの会議で、なぜあの一言にだけ心がザワついた?」
このように問うだけで、
脳は自動運転から手動運転へ切り替わり、
初めて「心が動く」準備が整う。
②「要素に分ける」こと(分解)である。
たとえば、「あの人のプレゼン、なんかよかった」と感じたなら、
「What:何が心を動かしたのか」
「How:それはどんな構造で効いたのか」
「Why:なぜそれが自分に刺さったのか」
という3つのフィルターで、「なんか」を分解してみる。
すると、「最後に自分の弱さを見せたから、聴衆の共感スイッチが入った」
というような、解像度の高い理解へ変わるはずだ。
③「パターンを見つける」こと(抽象化)である。
分解した部品を蓄積していくと、
「人の心を動かすプレゼンには、必ず最後に個人的な物語が入っている」
といった、自分なりの法則が見えてくる。
すると、新しい状況に出会っても、「あっ、これはあのパターンだ」
と瞬時にフレームを当てはめられるため、
素早く言語化できるようになる。
観察さえ続けていれば、語彙はあとから自然についてくる。
心が動き、要素へ分解され、パターンが見えたとき、
人はそれを表現する言葉を自ら探しに行くようになるからである。
言葉にならないことも言語化する
判断基準を明確にする「自分の取扱説明書」
会議で突然「どう思う?」と振られた瞬間、
頭が真っ白になる。
大切な人に「ありがとう」を伝えたいのに、
のどの奥で言葉が詰まってしまう。
日記には書けるのに、今日あった出来事を誰かに話そうとすると、
「まあ、いろいろ・・・・・」で終わってしまう。
これは語彙が不足しているからではない。
言葉の「在庫」が整理されていないために、
瞬時に取り出せないだけである。
その最初の整理としておススメしたいのが、
「自分の取扱説明書」をつくることだ。
ランチのメニュー選びに5分かかる人がいる一方で、
大きな決断を驚くほどあっさり下す人もいる。
この差は、「自分の判断基準が言語化されているかどうか」にある。
判断基準を明確にするために、
まずは次の5つを書き出してみよう。
①判断の軸:何を基準に決めるか?
著者の場合は「カッコいいか、カッコ悪いか」である。
自分にしっくりくる一言を見つければよい。
②人間関係のスタンス:人とどう関わるか
著者の場合は「来るもの拒まず、でも迎合せず。
好きなときに好きな言葉を投げられない関係性なら維持しない」である。
この考えを言語化してから、人づきあいのストレスは大幅に減った。
③失敗への向き合い方:うまくいかないとき、どうするか
著者の場合は「失敗をまず惰性か全力かで判断し、
前者は自分を許さない。後者は認める。
また、失敗を笑う外野は許さない」である。
きれいに取り繕わず、率直な言葉で書き出してほしい。
④時間の優先順位:何に時間を使うか
著者の場合は「自分と家族、友人、社員を優先。
他者の人生は生きない」である。
世間の「正しい」ではなく、自分が理想とする生き方に目を向けてほしい。
➄絶対にNOと言うこと:これだけは譲れないもの
著者の場合は「誰かの人生を生きること。
生殺与奪の権利を握られること」である。
自分が絶対に受け入れられないことを言語化してみる。
取扱説明書が完成すると、「なんとなく」が消え、
あらゆる選択に理由が生まれる。
理由のある選択は後悔しにくい。
そして、理由を言語化できる人は、自分の判断を他者にも説明できる。
説明できるから信頼され、さらに大きな決断を任されるーー
という好循環が生まれる。
なお、「自分の取扱説明書」は半年に一回ほど見直してほしい。
今の自分に合わなくなっていたら、ためらわず書き換える。
その作業自体が、感情を言語化する格好のトレーニングとなる。
相手の脳内で映像を再生させる
「3階の言葉」を「1階の言葉」に変える
「コミュニケーションが大事」と言われても、
多くの人は、何をすればいいかわからない。
一方で、「朝、出社したら最初に会った人の目を見て、
笑顔で名前を呼び、『おはようございます』と言ってください」
と言われれば、行動できそうな気がするはずだ。
それは前者の言葉は3階に、後者の言葉は1階にあるからだ。
具体の段階には3つのフロアがある。
3階は概念のフロアだ。
「努力は大切」など、内容としては正しいが、
相手の頭にはほとんど残らない。
2階は行動フロアだ。
「朝5時に起きて机に向かう」など、具体的な動作が加わり、
「自分にもできるかもしれない」と感じ始める。
1階は動画フロアだ。
「朝5時、まだ暗いリビングで、
湯気の立つコーヒーを横に置いて、
参考書の1ページ目を蛍光ペンでなぞる」といったように、
まるで動画を見るように情景が浮かぶ。
記憶に残りやすく、行動にも移しやすい。
多くの人は、頭の中では
1階の映像を思い描いているにもかかわらず、
言葉にするときに3階の概念へ変換してしまう。
だから相手に伝わらないのである。
「3階の言葉」を「1階の映像」に変換するには、
次のステップが効果的だ。
ステップ1は「概念を書き出す」ことである。
まず、伝えたいことを1文で書いてみてほしい。
「思いやりを持つ」のような抽象的な表現でかまわない。
ステップ2は「書き出し文に、『誰が、いつ、どこで、何を』を当てはめる」
ことである。
たとえば、「思いやりを持つ」に当てはめると、
「雨の日に、玄関で、相手の傘を受け取る」となる。
ポイントは、必ず動詞を入れることだ。
ステップ3は「五感を1つだけ足す」ことである。
「雨の日、玄関先で、びしょ濡れの傘を受け取りながら、
タオルをそっと差し出す」とするだけで、
読み手の頭の中には自然と映像が流れ始める。
文章を書いたら、「この言葉を聞いた相手は、
頭の中に絵を描けるか?」と問いかけてみてほしい。
もし描けないなら、この3ステップを使って1階まで降ろすと、
伝わりやすい言葉に変わる。
「ヤバい」は使いませんが、「すごい」はよく使います。
以前のブログで魔法の声かけ「さしすせそ」のことを書きました。
さすが~
しらなかった~
すご~い
センスいい~
そうなんですね
ボランティア活動をしていると、
この「さしすせそ」だけでお互いの関係が深まります。
小学校でも役立つので、基本、
人間て自分の話を聞いてくれるとうれしいものなんだなと思います。
映像でイメージできる「1階の言葉」を訓練したいと思います。
では、また明日^^



