こんばんわ![]()
今日は朗読の会の新年会。
頼んでいたお弁当をお寿司屋さんで受け取り、
バケツ1杯500円也のみかんを買いに行き、
新しいユニホームがうちに届いていたのを持っていき、
わたしはバイトさんが急用で頼めないので中抜けして、
カフェディパッセロのご接待をこなし、また新年会に戻りました。
義父母の介護が終了したTさんが語学留学すると聞いて、
やるなぁーと思い嬉しくなりました。
新年の抱負を着々とこなす身近な人がいると、
わたしもがんばろー
という気になります。
ロルフ・ドベリ著、安原実津(訳)『Think Smart』
ー間違った思い込みを避けて、賢く生き抜くための思考法ーより。
思考の罠は、さまざまな形で私たちのもとに忍び寄ってくる。
やるべきことを先延ばしにして、土壇場で焦ってしまう。
「この商品をお得に買える最後のチャンス」という言葉につられて、
欲しくもないのに購入してしまう。
仕事の計画を立てても、そのとおりに進まない・・・。
新年の抱負が達成できないわけ
なぜ大事なことをいつも「後回し」にするのか
今年こそ○○○をしよう!
新年の抱負を掲げても、実行できたことがあるだろうか。
重要だが厄介な行為になかなか取りかかれない傾向を、
研究者は「行為の先送り」または「先延ばし」と呼ぶ。
先延ばしは不毛な行為だとわかっているのに、
私たちはなぜ大事なことを後回しにするのだろうか。
それは、「始めてから成果が出るまでに、時間がかかる」からだ。
その時間を耐えるには強い意思力が必要となる。
ところが、意志力を持続させることは難しい。
期限を設定せよ
では「先延ばし」を避けるにはどうしたらいいのか。
大事なのは、
リラックスしたり、横道に逸れたりするインターバルを設けること。
また、横道に逸れたままにならないよう、
注意を逸らす要因をあらかじめ排除しておくのもいい。
著者は、長編小説を書く際には、
ネットサーフィンの誘惑にかられないよう、
インターネットの接続を切っているという。
とくに効果的なのは、「期限を設定する」こと。
心理学者のダン・アリエリーは、
外部からの期限が設定されている場合が、
先延ばしを最も効果的に防げることを突き止めている。
自分で期限を設ける場合には、
やるべきことをいくつかのパートに分けて、
パートごとに期限を設けるようにしたい。
明確な中間目標がなければ、
新年の抱負が失敗に終るのは目に見えている。
私たちが陥りがちな「決断疲れ」
あなたがもし、
これからCEOの前で正念場となるプレゼンを控えているとしよう。
開始時間には、午前8時、午前11時、午後6時が提示されている。
心理学的に、どの時間が最適なのだろうか。
比較し、吟味し、決断をすると、私たちは疲弊してしまう。
こうした状態を「決断疲れ」と呼ぶ。
意思力が消耗した結果、消費者は広告に惑わされやすくなり、
衝動買いに走ってしまう。
また、重要な決定を下す立場にある人は、
誘惑に惑わされやすくなるという。
なぜIKEAのレストランは順路の真ん中にあるのか?
意思力を充電するには、
休憩をとってリラックスしたり、何かを食べたりするとよい。
血糖値が低いと、意志の力は衰える。
そのことを熟知しているのがスウェーデンの家具メーカーIKEA。
同社はレストランを順路の真ん中に設けている。
その理由は、なぜか。
1万点もの商品が置かれた長い通路を歩いてきた消費者が、
レストランでケーキを食べる。
するとそれが決断疲れの解消につながり、
再び買い物に向えるというわけだ。
この「決断疲れ」は裁判所の判決にも影響を及ぼしている。
大胆な判決の出る割合は、時間が早いうちは65%。
ところが、時が経つにつれゼロに近くなり、
休憩をはさむと突然また65%に戻るという。
このことから、CEOの前でプレゼンすべき時間についても、
答えは明白。
ほかの人も自分と同じ考えでいるように思えるわけ
私たちは、自分を基準にして考え、
ほかの人も自分と同じように考えるだろうと、
つい思いこんでしまう。
この思考の誤りは「儀(ぎ)の合意効果」と呼ばれている。
スタンフォード大学の心理学者リー・ロスは、
次のような実験によって、この心理傾向を発見した。
無作為に選んだ学生たちに、
「ジョーのレストランで食事をしよう」という宣伝文句の書かれた看板をもって、
キャンパスを30分歩くよう頼んだ。
同時に、自分以外に、どれくらいの学生がこの頼みを承諾すると思うか
についても尋ねた。
すると、看板を身につけることを承諾した学生は、
学生たちの大半(62%)が自分と同じく承諾するだろうと答えた。
これに対し、頼みを断った学生は、
学生たちの大半(67%)が断るだろうと答えた。
このように、両者とも、自分の意見が多数派だと思い込んでいたのだ。
また、小さな政党が、自分たちの掲げる公約の重要性を過大評価するのも、
この「儀の合意効果」によるものである。
「最後のチャンス」と聞くと判断が狂うわけ
パウルは、所有していたA社の株をその年のうちに売却し、
B社の株を買おうとしていた。
だが結局、株を買い換えないことにした。
いまでは、もしそうしていたら1200ドル多く利益を得られたことがわかっている。
一方、ゲオルクは所有していたB社の株をその年のうちに売って、
A社の株に買い換えた。
いまでは、もしB社の株を所有しつづけていれば、
1200ドル多く利益が得られたことが判明している。
アンケートで後悔が大きいのはいずれかと尋ねると、
回答者の8%がパウルと答え、
92%がゲオルクと答えた。
客観的には両者とも間違った方の株を選んでいる。
しかし、唯一の違いがある。
パウルはA社の株をすでに持っており、行動を起こさなかった。
対して、ゲオルクはそれを購入するという行動を起こしていた。
このことから、大多数の人とは違う行動をとるほうが、
感じる後悔が大きいことがわかる。
後悔とは「間違った決断をした」と感じることなのだ。
冷静さを失わせる「最後のチャンス」という言葉
後悔への恐怖によって愚かな行動をとりやすいのは、
それが「最後のチャンス」という言葉を伴うときである。
あなたがマイホームの建設を夢見ていたとしよう。
売りに出ている土地がドンドン少なくなり、
海の見える区画はほんのわずかしか残っていない。
あと一か所となると、
「これが最後のチャンス」とばかりにあなたは残った区画に飛びつき、
法外な価格で購入する。
本来なら、海の見えるすばらしい物件は、今後何度でも売りに出される。
しかし、後悔を恐れるあまり、
その事実はあなたの頭からすっかり抜け落ちてしまったのだ。
「最後のチャンス」と聞くと、私たちは分別をなくす。
大事な決断をするときは「思考の罠」にはまっていないか、
充分に考えてみてほしい。
・・・・・・・・・・・
「最後のチャンス」と聞くと分別をなくしてきたわたしの人生。
耳が痛かったです。
でも、しないで後悔するより、やって後悔したほうが、
人生を前に進めてきたような気がします。
アリストテレスは、
「賢人がめざすべきは、
幸福を手に入れることではなく、不幸を避けることだ」
という格言を残しているそうです。
その意味をかみしめながら、
新年に立てた抱負を実行できるようにしたいと思います。
間もなく、春を迎える2月になります。
ともに人生を前に進めていきましょう\(^o^)/
では、また明日^^
![]() |
Think Smart 間違った思い込みを避けて、賢く生き抜くための思考法
1,870円
Amazon |
![]()
52の思考法は実生活に即したものばかり。
仕事や家庭、投資の決断ミスや失敗を避けるために、
思考の誤りのメカニズムを学び、
スマートに人生を楽しめるようにと願って書かれています。
