猫派の犬マニア絵本作家です!
(私はこんな人=プロフィール )
最近、自分の作品について考えていました。
もっと自分らしい世界を作りたい。
もっと「岸田茉樹っぽいね」と言われるような作品が描きたい。
そんなことを考えていた時、ChatGPTとのやり取りから面白いアイデアが生まれました。
それが、昨日のブログでも紹介した
『奈良異獣調査録』
です。
最初は単純な発想でした。
奈良の山や神社や古墳を歩いていて、
「ここで未知の生き物の骨が見つかったら面白いな」
と思ったのです。
例えば、
加守神社の裏山で発見された一本角の頭骨。
箸墓古墳の池の底から見つかった巨大な甲殻片。
そんな架空の発見物をスケッチして、調査記録としてまとめる。
まるでフィールドノートのような作品です。
ところが考えているうちに、ある疑問が浮かびました。
その異獣たちは、
どこから来たのだろう?
最初は単なる幻想生物でした。
でも私は、どうもそこでは満足できない。
私は昔から、
「なぜその形になったのか」
を考えるのが好きなのです。
ワニの鱗が二列から一列に変わる境目。
鳥の脚の鱗。
化石の角の付け根。
その形である理由を想像するのが好き。
だから異獣も、
ただカッコいいから角があるのではなく、
その角が生まれた理由まで知りたくなったのです。
そこで生まれたのが、
「もう一つの地球」
という設定でした。
私たちの地球と重なるように存在する別の地球。
地形や気候はよく似ている。
でも決定的に違うことが一つだけある。
そこには人間が存在しない。
人間が誕生しなかった地球。
人類という大型万能生物が存在しなかった世界。
もしそんな地球があったら、
そこではどんな進化が起きるのだろう?
現実の地球では、
生き物たちは競争しながら進化してきました。
でももう一つの地球では、
違う方向へ進化したかもしれない。
例えば、
角は武器ではなく通信器官だったかもしれない。
森全体が情報を共有する巨大な生命体だったかもしれない。
生態系そのものが一つの知性として機能していたかもしれない。
そう考え始めると、
異獣を作るというより、
地球そのものを作る作業
になっていきましたw
この生き物は何を食べるのか。
どこに住むのか。
なぜその形になったのか。
どんな植物と共生しているのか。
その死骸は誰が分解するのか。
一種の生き物を考えると、
その周囲の生態系まで必要になる。
気が付くと、
私は幻想生物を考えているのではなく、
もう一つの地球の進化史を考えていました。
そしてその世界と私たちの地球は、
普段は見えないけれど重なって存在している。
たまに次元の歪みが生じて、
向こうの生き物がこちらへ迷い込む。
その痕跡を私が奈良で発見する。
それが、
『奈良異獣調査録』
です。
面白すぎる![]()
![]()
※AIイメージ画像
今では、
ファンタジーというより、
「もう一つの地球の進化論」
だと思っています。
奈良の山を歩くたびに、
神社を訪れるたびに、
古墳の周りを散策するたびに、
「ここにはどんな生き物がいたのだろう?」
と考えてしまうよね。
そして何より面白いのは、
世界を作ろうとしているのに、
実際には奈良の風景を見ながら発想していること。
倒木。
崖崩れ。
池。
苔。
獣道。
巨木。
そんな何気ない風景の中に、
異世界への痕跡を探している自分がいます。
さて、
『奈良異獣調査録』第一号は、
どんな発見から始まるのでしょう。
もしかしたら次に山へ行った時、
思いがけない痕跡が見つかるかもしれませんね![]()
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