そんなわけで

スコットランドでは初めての

プロレス観戦は楽しかったです。

 

私は日本では2度ほど

プロレス会場に足を

運んだことがありまして、

両方後楽園ホールでの試合で

一度は夫(英国人)が同伴者でした。

 

「あの後楽園での試合は

日本のプロレス興行の

たぶん頂点にあるんでしょうね。

対して今日のこの

公民館でのイベントは

スコットランド・プロレスの

底のほうというか草の根というか」

という夫の言葉を

否定するつもりもないのですが

しかし草の根とはいえ

レスラーの皆様はかなり真面目に

身体や役柄を作り込んでおり、

あの人たちを単なる

素人呼ばわりするのは

違うと思うんですよね。

 

でも確かにアレでゴハンは

食べて行けないと思う

彼らの本業は別にあるとして

じゃあ本業で何をしている

人たちなんだろう・・・

 

ジムのトレーナーとか・・・?

 

さてここにきて私は

プロレスの試合においては

技の『受け方』が

上手なレスラーを

贔屓する傾向が

強くなってきております。

 

つまり事あるごとにバアン!と

リングの床を派手に鳴らし、

ロープに投げ飛ばされた時は

思い切り体をそらしたり曲げたりして

相手の『力』を強調し、

大技をかけられる際は

体幹を駆使して

バランスを相手とともに取り

美しいフィニッシュフォームの

実現を目指す・・・

 

この日の前座で、悪役としての

自分のキャラクター付けが

まだ中途半端で、お客いじりも

あんまり上手じゃなくて、

この人大丈夫かな、

身体の筋肉はきれいなんだけど、

みたいなレスラーがいたのですが、

彼は試合途中でロープと

ポストの上に投げ出され、

そこを相手が下からキック!

 

このキックが明らかに寸止めで

レスラーによっては

そこで会場が冷えてしまうところを

この前座君はそれに合わせて

ロープの上でいちいち飛び上がってみせ

「あの身体の使い方は見事だったな」

と後から賞賛しておりましたら

夫は頷きながら

「ああいう振り付け(コリオ、

Choreography)って

前もってどこまで決めてある

ものなのでしょうね」

 

振り付けって君。

 

でもまあ多分こういう

草の根団体の場合

レスラーの怪我防止のためにも

ある程度の前打ち合わせは

あって当然だろうな、と。

 

ベテラン対新人、みたいな試合が

途中でひとつあったんですが、

最初から終盤まであれは明らかに

「好きなようにやってみなさい」と

新人が言いわれていた展開で、

まだアラも目立つ新人の技を

ベテランがひとつひとつ丁寧に

拾って『受けて』あげていて、で、

最後はベテランが新人に

ブレーンバスターをかけたんですけど、

それを新人がまたきれいに受けて、

まあでもプロレスに『ガチンコ』を

求める人はこういうのはあんまり

お好きでないかもしれませんね。

 

 

 

なお私が日本で以前観たプロレスでは

マイクパフォーマンスは

『おまけ』扱いだったんですけど

今回はそれが主流というか、

身内の喧嘩(色恋がらみ)が

きちんと台本になっている感じで

これはやっぱりWWEの影響ですか?

 

 

 

 

「今回のこの団体がたまたま

WWEノリを目指しているだけなのか、

それともこれが昨今のプロレス界の

流行なのか気になるところだ」

 

「まあでもあれですね、

プロレスというのは

10年に1回くらい観れば

もうじゅうぶん、

みたいなものですね」

 

「君はそうかもしれないが

私は今年もう1回くらいは

観に行きたいぞ」

 

いや、今回のこの興行を

私が選んだのは

『会場が車で行ける距離』

であったことが大きくて、

でもチケットを取った後に

団体があまりに

小規模であることに気づき

(たぶん『プロ』として

登録されていない

可能性もあるレベル)、

それでもそれなりに面白かった、

ということは、本物の『プロ』の

披露するプロレスは

どんなものなんだろう、と。

 

調べましたところ

スコットランド最大の

プロレス団体

グラスゴーにあるそうです。

 

 

 

 

週末の夜8時から

10時半くらいまでの

イベントらしく

『18歳以上の観戦不可』。

 

・・・えーと、これは

どういう感じの催しなのかな・・・

 

ほら私は今スコットランドの

堂々の田舎者でありますため

そもそもグラスゴーという

刃物を使った事件件数

欧州第一位の称号を持つ

あの大都市がちょっと怖い。

 

そんなところで18禁のイベント。

 

きゃ、客層は

どこらへんなのかなって・・・

 

流石にひとりで

観戦に行くのもアレですし、

でも夫はいまひとつ

乗り気でない風情なので

悩んでおりましたところ

わがお散歩仲間の

毒舌夫人(80代)

「プロレス・・・私が

プロレスを最後に観たのは

20、いえ30年前・・・?

テレビでだけどね、

70年代・80年代は

人気のある娯楽だったわ・・・

元気なうちに1度くらい

生観戦をしても

いいかもしれないわね・・・」

 

グラスゴーでプロレスを

ご覧になった方はいらっしゃいますか?

 

80代のご婦人をお連れしても

問題ない感じの集まりでしたか?

 

 

ともあれまずは

腰を治したい私です。

 

 

腰は本当に大事

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