ところで皆様
『プロレスのチケット』って
いくらくらいだと思います?
今回私が購入した席は
最前列リングサイド、
『バックステージ・パス』つき。
それは・・・
お高いんでしょう・・・?
・・・みたいな気持ちに
なられますでしょ?
答え:19ポンド、
日本円に換算して約3500円。
正直予想と一桁違いました。
会場は某工業都市の
住宅街にある公民館。
そもそも私が今回
プロレス観戦に出かけたのは
影響なのですが
・・・つまりこれはいわゆる
ドサ周り営業なのかな?と。
結果:ドサ・・・とは
ちょっと違う・・・と思う・・・
いやね、会場でまず私は
座席数を確認したんです、
全部で120席ちょっとだったんです。
これが全部埋まると仮定しても
チケット総売り上げは
2千ポンドちょっと、
つまり40万円とかそれくらい。
そこから会場の賃貸料とか
移動費とかを引いて、
レスラーが12人登場するとして、
レフェリーとか裏方の数も入れて
・・・これ、どうやって
収支を合わせているのかしら?
ところで私はこちらのプロレス、
私と夫(英国人)のふたりで
覗きに行くつもりだったのですが
夫が何故か旧知の
友人夫妻にも声をかけ
・・・友人夫妻は
某銀行にお勤めの
非常に『かたい』方たちで・・・
いや私は銀行職員や
プロレスに偏見を持っている
つもりはないんですけど・・・
「あの、今までこういう
プロレスとか
観たことあるんですか?」
「いえ、もう全然、初めて。
なんか息子たちに心配されたんだけど
なあに、プロレスって危険なの?」
・・・。
ともあれイベント終了後、
こちらの銀行家夫妻に私の
財政上の疑問をぶつけると
「いや、それはね、これは僕の
仮説だけれども、あの団体は
そもそも黒字化を目指していない。
たぶん赤字回避を目標にしている」
「・・・ほほう?」
「僕はプロレスのことは
よくわからないけど、
今日のこの人たちは
半分趣味でこういうことを
やっているんじゃないかな。
たぶん生活費を稼ぐための
職業は別にあって、
プロレスは趣味で、つまりほら、
同じシェークスピア劇でも
ロンドンの大劇場で
上演されるものと
村の劇団が公民館で演じるものは
同じ台本ではあっても根本が異なる、
今日我々が観たものは
半素人による公民館プロレス、
だから赤字にさえ
ならなければそれで成功なんだよ」
成程。
・・・そんな素人芝居に
付き合わせてしまって
すみませんでした。
しかし確かにこの指摘は
的を射ていると思ったのです。
登場するレスラー、
妙に本格的に体を
作ってきている人もいれば
「お前!それ!
怪我だけはするなよ!」みたいな
貧相な・・・いや、お肉は
ある程度ついていたんです、
でもあれは絶対に
筋肉じゃなかった・・・
あ、でもあのレスラー、
相手をリングポストの高さまで
持ち上げることは出来ていたな、
ということは絞り込みが
甘いだけで筋量は
それなりにあったのかしら・・・?
それでも!
素人レスリングではあっても!
レスラーたちはそれぞれ
エンタテイメントに徹していて
私はそれなりに楽しめた!
客席は地元の家族連れで
賑わっておりまして、
そういうお子様方にも
理解しやすいアングル構成。
ノリが昭和というか
もはやドリフで、
悪役レスラーが
リング下に滑り込んで
反対側から登場、しかし
相手の善玉レスラーだけが
それに気づかず、
会場のお子様たちは声を揃えて
「うしろ!うしろおー!」
悪役が卑怯な真似をすると
「ズール!ズール!」の大合唱、
最後には悪役が
連続金的攻撃を受け
お子様たちは
大興奮の大盛り上がり。
しかしこちらの興行は
『ご家族向け』をうたっており
悪役も善玉もマイクを使って
舌戦を繰り広げるものの
「その言葉を学校で使ったら
先生に本格的に叱られる」ような
言葉だけは絶対に使わない。
プロだと・・・
思いました・・・!
しかし弘法も筆の誤り、
プロも外す時は外すのです、
そのお話は明日に続く。
真昼間の興行で、
会場にはカーテンもなく
自然光の中繰り広げられる
格闘をともなう茶番劇
・・・あれ、癖になる人は
癖になる気もするんですよね・・・
シーズンチケットも
販売されているみたいです
腰には悪いんですけどね!
プロレスを実際に
観たことがあるあなたも
テレビでさえ
目にしたことはないアナタも
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