新年度の学童保育・児童クラブを乗り切る2つのスキル「承認・スモールステップ」 | 10才までの自己肯定感の育み方 放課後児童クラブスーパーバイザーさとさん

10才までの自己肯定感の育み方 放課後児童クラブスーパーバイザーさとさん

学童保育歴20年・島根県スーパーバイザーのさとさんが、特に低学年の子どもとの信頼関係作りをテーマに、働くママを応援するブログです。「聞く・訊く・聴く」を軸に、自己肯定感を育む関わり方と、親子のタイプに合わせた4つの関係性モデルを実例とともに紹介しています。

ついつい怒ってしまう人へ。スモールステップ+承認。

 

 

4月にやっておきたいSS+承認

4月は新1年生を含めた新しいメンバーで学童保育の生活が始まります。そのため注意すること・叱ること・怒ることがが多くなりがちです。

 

本当は学童保育・児童クラブの生活を楽しんでほしいのだけど、ついつい怒ってしまいがちでダメだな…と落ち込んでいる職員向けの記事です。

 

承認とスモールステップを組み合わせて使えば、「叱る・怒る」ではなく、「ほめる」で生活を作ることができますよ。

 

承認とは:存在承認・行動承認

存在承認というスキル

特に難しいことはなく、普段やっていることを特に意識をしてやることで、小学生との関係を作っていくことができます。

 

子育てコーチング、存在承認と声かけ

 

名前を呼ぶ、挨拶、スキンシップ、目を見て話す、声をかける、子どもの話を聞く、などなど。

 

まずは信頼関係を作っていくために、こちらからのアプローチが大切。日常の接点から作ることができるんです。

 

さとさんのおすすめはこれ。名前付き挨拶。

 

さとさんの子育て講座登壇風景

○○くん、おはよう!

 

名前を呼ばれる効果は、思っている以上の大きいものです。新1年生は、新しく見た大人(職員)に不安を持っています。その人が、名前を呼んでくれた。それだけで、ぐっと安心できるようになります。

 

新年度は、当たり前ですが新しい子どもたちの名前を覚えることがとても重要です。

 

しつこいくらい、毎日名前付き挨拶をしてくださいね。

 

ほめてもらえたと思ってくれる行動承認

学童保育にもよくいるんだけど、いつも怒っている子っています。その子をほめるって、なかなか難しいですよね。そんなときも「承認」をすることはできます。

 

行動承認とスモールステップで子育てを楽に

 

ピクセルアートの女の子の顔

あの子、むかつく!

さとさん 子育てコーチング協会インストラクター

怒ってるんだね

 

これって、子どもの話を聞くということなんです。聞くということは承認の一つなんですよね。

 

行動承認の声掛けをすると、子どもたちは「認められた」と無意識に感じます。ほめられた感覚に近いものを受け取ってくれます。

 

スモールステップと行動承認で子育てを楽に

 

少し具体的に解説しますね。

宿題だったら

宿題って、付き合うの難しいと思っているママ・パパもいるんじゃないかなと思います。

 

そういう時はスモールステップで「できる」を演出して、できたら「承認」の声掛けをします。

 

宿題で「できた」を積み上げるサポート

 

他にも、漢字100問みたいな問題量に圧倒されてしまっている子には、一つ一つの問題だけが見えるように隠してあげてもいいですよね。

 

1問目ができなくて、固まっている子どももよくいます。そんな時は、次の問題はできる?と聞きます。そうやって、できる問題を探します。上の画像と同じ流れになるよ。

 

楽しい雰囲気が好きな子には、クイズ形式とかおしゃべりしながら宿題することもあります。正解したらピンポンピンポンというだけで、楽しめたりもするよ。

 

例えば、1年で習う漢字がすべて書いてあるボードから、漢字探すのに苦労する子もいるんですよね。そういう時は、私が先に見つけてわざと手で隠します。すると、隠されたからどけようとする。そこに探してた漢字がある。

 

子どものタイプを知っていると、いろんなやり方を試すことができますよ。

 

 

着替えだったら

着替えは特にスモールステップでするといいですよね。

 

スモールステップと承認で育つ自信

 

「着替えてよ」と声をかける。しばらくして、また見ると、座った姿勢のまま全く動いていない。そんなことはよくあることです。

 

着替えのスモールステップと承認声かけ

 

一つ一つ、声をかけて、できたら「承認」。

 

着替えが終って片づける工程を、スモールステップで分解してみるといいですよ。

 

最初はすべての工程に声かけが必要かもしれませんが、時期に声かけの回数は確実に減ってきます。

 

そんなときも、承認の声かけができますよね。

 

例えば…

 

さとさん 子育てコーチング協会インストラクター

自分で着替えができるようになってきたね。

片付けだったら

片付けも着替えと同様に、片づけの工程をスモールステップで分解してみます。

 

それをひとつずつ、声をかける。そして、できたら「承認」です。

 

片付けの承認とスモールステップ

 

ありがとうを増やす声かけ

 

さとさんは、片づけの時は子どもたちにめっちゃ手伝ってもらいます。

 

さとさん 子育てコーチング協会インストラクター

ごめん、椅子片づけるの手伝ってー。

 

手伝ってもらったら、必ず伝えます。

 

さとさん 子育てコーチング協会インストラクター

ありがとう!助かったー。

 

わたしが落とした鉛筆も、拾ってもらって、ありがとう。本棚にあるほしい本を取ってもらって、ありがとう。そんな感じで、関わりの中で「ありがとう」を増やすことも意図的にできますよ。

 

できていることを積み上げる関わり

怒っちゃいけないってことじゃないんですよ。

 

怒っちゃったら、ほめなきゃって自分を責めなくてもいい。

 

スモールステップ+承認は、無理なくできることです。

 

ぜひ、やってみてくださいね。

 

スモールステップと承認で「できた」をサポート

 

 

子育てコーチング協会インストラクターのさとさんでした。


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