ほめるときも叱るときも子どもに伝わる声のかけ方 | 10才までの自己肯定感の育み方 放課後児童クラブスーパーバイザーさとさん

10才までの自己肯定感の育み方 放課後児童クラブスーパーバイザーさとさん

学童保育歴20年・島根県スーパーバイザーのさとさんが、特に低学年の子どもとの信頼関係作りをテーマに、働くママを応援するブログです。「聞く・訊く・聴く」を軸に、自己肯定感を育む関わり方と、親子のタイプに合わせた4つの関係性モデルを実例とともに紹介しています。

お疲れ様です。子育てコーチング協会インストラクターのさとさんです。

 

小学生が喜ぶ声のかけ方

 

 

前回の記事を受けて、行動承認の声のかけ方について具体的に解説してみます。

 

行動承認って、具体的な声のかけ方のスキル

 

まずは、行動承認とは?のおさらい。

 

行動承認:子どもの行動への気づきを伝える

 

Ippon GPみたいに、写真で一言みたいな練習を、子どものこころのコーチング講座で実際にやってます。

 

いくつか子どもが遊んでる姿だったり、普段の様子のイラストがあってね。それに対して、行動承認の声のかけ方をやってもらうんです。

 

このブログでは、イラスト素材をダウンロードできるイラストACから、適当に画像を貼り付けました。

 

子供たちがシャボン玉で遊ぶ様子

 

こんな場面があったとします。

 

3人誰でもいいので、行動承認で声をかけてみましょう。

 

シャボン玉を作る子供たち3人

まずは右上の子。どんな声をかけますか?ほめるとは違って、行動承認の声のかけ方です。

 

例えば…

 

  • 大きなシャボン玉ができたんだね(実況中継)
  • はじめてできたね(以前との違い)
  • 何回もやってたもんね(認めてほしいとこ)

 

こんな感じです。慣れないと、言葉が出てこないかもしれないです。それは、ちょっと意識して練習してみるといいですよね。

 

人によっては、全然違うことに注目してることもあって、講座でも私が学ばせてもらうことも多いです。

 

では、左上の女の子だったらどうでしょう?

 

シャボン玉で遊ぶ子供たち

 

  • ゆっくり吹いているんだね(実況中継)
  • たくさんシャボン玉が出るようになったんだね(以前との違い)
  • 割れないように吹いているんだね(認めてほしいとこ)
 
じゃ、下の子だったらどうですか?よかったらコメント欄に書いてみてね。一番難しいかも(笑)
 
シャボン玉を楽しむ子供たち3人
 
ほめなくても、子どもが喜んでくれるよ。
 

困った場面で使える行動承認

行動承認の素晴らしいところは、困った場面でも使えます。
 
子供たちの葛藤と行動承認の例
 
実際に学童保育でも、保育園でも、こんな場面はとてもよく出てくると思います。
 
  • 人のものを取らないの!
  • 意地悪しないの!
  • 取り合うなら使わせません!
 
とか、言っちゃってませんか?
 
行動承認のいいところは、おもちゃを取ってしまった子や泣かせてしまった子にも、声をかけることができます。それも、怒ることなく。
 
例えば…左上のお兄ちゃん。
 
子供のケンカ、行動承認を学ぼう
 
  • 使ってほしくなかったんだね
  • 大切にしてる車だもんね
  • 嫌だったんだね
 
取られた子にも声をかけられます。
 
  • その車が使いたかったんだよね
  • 赤い車それだけだもんね
  • 悲しいね
 
そのあとの対応は、いろいろだと思います。この子たちとの関係性もあるからね。
 
でも、案外怒らなくても、お兄ちゃんが貸してくれることもあります。なぜかというと、お互いの思っていること、感じていることを二人ともに伝えていることになるから。
 
さとさんが、小さい子に貸してほしいなーって思っていたら、
 
さとさん、マイクで話す様子

使いたかったんだよね。格好いい車だもんね。

さとさん、マイクで話す様子

急に取られてびっくりしちゃったよね

 
って、しばらく言うかもしれません。それでも、貸してくれないときもあります。そんな時は、小さい子に言います。
 
さとさん、マイクで話す様子

残念だったね。今度は「かして」って言ってみようか。

 
お兄ちゃんにも言うと思います。
 
さとさん、マイクで話す様子

それが使いたかったんだと思うよ。

 
では、練習してみましょう。右上の子だと…どんな声をかけますか?
 
子供たちの行動承認と声かけ例
 
  • たたかいごっこがしたかったんだね
  • かっこいいマントだね
 
もちろん、泣いている子にも声をかけられますよ。
 
  • 追いかけられて嫌だったよね
 
最後にもう一つ。下の子だったら、どんな声をかけますか?コメント欄に書いてみてね。
 
子どもの行動承認スキル、声かけ例
 

怒らなくても、伝えられる行動承認

おもちゃを取ったら、すぐに怒る人いますよね。でもね、怒らなくても大丈夫な方法の一つが行動承認だなと思っています。
 
行動承認がいいなと思うところの一つに、代弁しているということ。それを、相手にも伝えられるということ。
 
小学生でも、相手の気持ちを察するのは難しいんです。特に、ケンカっぽくなってたらね。
 
そんな時に…
 
ドット絵の女性の顔

相手のことを考えなさい!

 

なんて、怒らなくてもいいわけです。行動承認で、お互いの気持ちを確認する。そのために、行動承認の声かけをする。

 
小学生くらいになると、そうやって伝えると、ちゃんと考えてくれます。その場で、期待通りの行動をしないかもしれません。けど、十分に伝わってると思います。
 
後日、泣いてた子と楽しくヒーローごっこしてたら、すかさず行動承認で声をかけちゃいますよね。
 
さとさん、マイクで話す様子

今日は2人で、楽しそうだね!

 
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