ケーキ屋リオちゃん | コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

コノ国の体裁(カタチ) ~幻像『大英帝国』の住人達~

 閃いて、まさに!という想いでつけたのですが……司馬遼太郎さま、ごめんなさい……!
 

 

 

 

 

  「ナンだ? コレ」

 

 

  …と一瞬思ったものの、次の瞬間にはその内容を直ぐ理解した私。

 

 

 

  それは以前「全員メール」の後で個別に送られて来た「契約書」がプリントアウトされたものだと直ぐ判ったからだった。  

 

 

 

 

  これら👆の中でも書いているように「それまでの私」ならばそういう書類は自宅で即プリントアウトして『次』の出勤日に提出するのが常だった。

 

 

 

  しかし。

 

  別に「プリント代(経費)が勿体ない」訳でなかった(それは「モト」!🤣)が…何と言うか……

 

 

  「ああいうことを平気でするヒト」に対して

 

  そうした「手間」を掛けてあげること

 

 

 

  ……自体が「勿体ない」と思った自分が居たのだ。

 

 

 

 

  何たってワタシ、

 

 『カミ』のレギュラーメンバーの中で

 

 一番給料安いんだし~♪

 

 

 

 

  そう考えて

 

 

  「向うからナニか言われるまで」

 

  …待っていた事が目の前にやって来た、というダケだった。

 

 

 

  実際、その日は「みんな」そうだったらしく「休憩室」のテーブルには「キヨさん」に宛ての同じ封筒が置いてあった。

 

 

 

  で。

 

 

 

  それも「それまでの私」ならその場で開封してその場で署名し、その場で前記した『黄色い箱』に入れて終わり、だったろう。

 

 

  しかし私はその日「ソレ」を敢えて自宅に持ち帰った。

 

  

  別に『次の出勤日』だってイイって事よね?

 

 

  『会社側』がサッサとすれば先週中に終わったことで、それはまさに「向う」の責任でしょ?

 

 

 

  …何の抵抗もなくそんな「やさぐれた」気持ちになった自分に驚き、同時に苦笑してしまった私。

 

 

  ああ、私「こんな人間」じゃなかったよなあ……!